<NPO法人鶴見酵素栄養学協会より転載>
NPO法人鶴見酵素栄養学協会
一言で言うと「生命力のある触媒」で全ての生物の生化学反応に関係します。
人間の体内にある酵素は「体内酵素」、人間の身体以外の生物に存在する酵素を
「体外酵素」と言います。
「体内酵素」の働きは大きく二つに分けられます。
「消化酵素」は食物に含まれる三大栄養素(炭水化物・たんぱく質・脂肪)を、補酵素の協力のもと腸壁から吸収できるように小さな分子まで切り分ける作業をします。 「代謝酵素」は腸壁で吸収された栄養分子をエネルギーに変える働きをし、人間の生命活動のありとあらゆる作業に関与します。 細胞の中には無数の酵素が存在し、代謝作業と消化作業に休む間もなく従事しています。
その細胞にある酵素を潜在酵素と呼びますが、その酵素量(生産量)は年齢と共に減少していきます。
「消化酵素」と「代謝酵素」には密接な関係があります。
消化酵素を浪費しなければ体内の代謝作業がスムーズに行われます。
消化酵素を使い過ぎた時には代謝酵素が不足気味になり、病気になりやすかったり老化が進んだりします。
体内の代謝機能が円滑に行われる為には消化酵素を節約し、代謝酵素を十分に作る必要があります。
消化酵素を節約する為には食生活を見直し、腹八分目を心がけ、健全なライフスタイルを送ることが大切です。
良質な酵素(食物酵素)を毎日の食事で
たっぷり摂りましょう!
食物酵素を体内に取り入れるには、
あらゆる食品を「生」で食べることが条件です。
「生」の果物や野菜には生きた酵素が豊富に
含まれています。 また、野菜や果物はすりおろすことにより食物の細胞内にある酵素が外に出てきて、
酵素が何倍にも活性化されます。
毎回の食事で、「生」の野菜やフルーツをすりおろして食べることを日課にし、特に朝は生食の割合を100〜90%、昼60%〜50%、夜も30%以上とするように心がけたいですね!
<転載終わり>
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9月5日 13時にNPO法人鶴見酵素栄養学協会の10名の方々が、ひふみ農園赤城に見学に来られました。鶴見先生は月刊「玉響」に3ヶ月連続で掲載されていますので、「玉響」購読会員の方はよくご存知だと思います。
鶴見クリニックは普通の病院ですが、クスリを使わず、無農薬・無肥料の野菜とサプリメントで病気を治しているそうです。野菜とサプリメントで病気が治るとは考えられない人がほとんどだと思いますが、実際に完治する方々が多いため、評判が評判を呼んで、今は半年待ちだそうです。結果が全てということのようです。
ひふみ農園では無農薬・無肥料で栽培していますので、見学に来られたというわけです。13時から1時間ほどひふみ農園宿泊施設で、地球(テラ)サイエンスとひふみ農法についてご説明しました。かなり突っ込んだ質問もいただき、返答に苦慮する場面もありました。その後は実際に畑を見ていただきました。さすがにご自分たちも無農薬・無肥料で野菜を作っているだけあって、見るところが違いました。無肥料で栽培すると、葉っぱの色は薄緑色になりますので、一見すると肥料を与えた方の野菜が元気に見えてしまいます。ひふみ農園の野菜の葉は、皆薄緑色なので無肥料栽培であることを確認されていました。
結局13時から17時まで4時間も見学されました。質問も今までで一番いただきました。なかなか勉強になった見学会でした。お互い無農薬・無肥料で栽培しているので、最後は意気投合し、今後は採種した種の交換や勉強会もやっていこうということになりました。とても有意義な一日でした。