<陽光堂主人の読書日記より転載>
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桑名市長選で示された日本未来の党の実力 直近の世論調査では、自民党が有利な状態で、日本未来の党は支持率が伸び悩んでいるとされています。相変わらずマスコミは、虎ノ門の指示に従って情報操作しているようです。
今月2日に三重県桑名市の市長選がありましたが、注目すべき結果が出ています。新人の伊藤徳宇氏が圧倒的な勝利を収めたのですが、この人は日本未来の党党首の嘉田由紀子氏が塾長を務める未来政治塾の出身です。
ところがマスコミはこの選挙結果そのものを採り上げず、わずかに報道されたケースでも、嘉田未来政治塾の存在は言及されていません。日テレNEWS24は、3日付でこう報じています。(http://news24.jp/nnn/news86211255.html)
桑名市長選、36歳の伊藤氏が初当選(三重県)
2日、三重県桑名市の市長選挙の投開票が行われ、前市議会議員で新人の伊藤徳宇氏が、現職の水谷元氏を破り初当選した。伊藤氏は現在36歳で、民放テレビ局勤務と桑名市議会議員を経て今回、桑名市長選に2度目の立候補。合併前の旧桑名市時代を含め事実上の6選を狙った現職の水谷氏を倍以上の得票数で破り、初当選を果たした。桑名市では去年、公共工事をめぐる入札妨害事件で市の職員や水谷氏の支援者らが逮捕されるなど、不祥事が相次いでいた。当選した伊藤氏は「うみを出し切って、市民が誇れる桑名市にしたい」と意気込みを述べた。 (下線は引用者による)
上述のごとく、伊藤氏の履歴に未来政治塾の名は出て来ません。今回の総選挙では、嘉田氏の日本未来の党が(良きにつけ悪しきにつけ)話題をさらっていますから、マスコミなら採り上げてしかるべきです。わざと無視したとしか思えません。
この桑名市長選は、現職が長いこと市長の座を独占し、不祥事も相次いでいたことから、嘉田氏の知名度や塾生の実力による当選と言い切ることはできませんが、圧倒的な得票数から期待されていることは間違いありません。
嘉田滋賀県知事は近畿地方では人気があって、ここを基盤とする日本維新の会も安閑とはしていられないと言われています。今回の市長選でこれが裏付けられました。日本未来の党やその支持者にとって、明るい材料です。
一兵卒となって地方を遊説している小沢氏は、石原慎太郎が自民党との連携に前向きなことを捉えて、「旧守勢力である自民党と組もうとしている政党が維新を名乗るのは可笑しい」ときつい一発をお見舞いしています。
この点、自民との連携を否定した松井幹事長の方が筋が通っています。石原らと組んだのが間違いで、これでは支持は伸びません。空中分解するのも時間の問題でしょう。面白い展開になって来ました。 <転載終わり> −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 桑名市の市長選では、日本未来の党の伊藤氏が当選したそうです。確かにマスコミはこの事実を報道しませんので、やはり日本未来の党が今回の総選挙で躍進することを怖れているようにも思えます。NHKでも読売でも日本未来の党の扱いはとても小さいものです。相変わらずマスコミは操作に余念がありません。 12月1日の日本弥栄の会主催の「1DAY」セミナーで、高橋義則さんは、今回の選挙では自分が何となく良いと感じる人に投票したらいいと言われていました。いくら良いことを選挙前に訴えたとしても、それが実行されるとは限らないとも言われました。それならいい感じの人に入れた方がいいと勧めていました。なるほど、一理あるかも知れないと思いました。そういう観点から今回の党首を見ると、私の個人的な感覚では、嘉田さんはとても誠実な感じがします。話し方の品がいいと感じました。次は安倍総裁です。色々と批判されてはいますが、何となく誠実な感じがします。橋下さんは何かと否定をするような感じがします。野田総理がまだ一議員だった頃は、野田さんは割と感じがいいと思ってましたが、見事に外れましたので、私の個人的な勘は当てにはならないと思います。 今回の総選挙は戦後最も大事な選挙の一つだと思います。しかしながら、日月神事示では投票で代表を出すと、悪人か狂人を選ぶとあります。ただ、今は神裁を実現することはできませんので、とりあえず投票には行こうと思います。 『多数決が悪多数決となるわけが何故にわからんのぢゃ。投票で代表を出すとほとんどが悪人か狂人であるぞ。世界が狂い、悪となり、人民も同様となっているから、その人民の多くが選べば選ぶほど、ますます混乱してくるのであるぞ。 それより他に人民の得心出来る道はないと申しているが、道はいくらでもあるぞ。人民の申しているのは平面の道、平面のみでは乱れるばかり、立体に綾なせば弥栄えて真実の道がわかるのぢゃ。ぢゃと申して独裁ではならん。結果からみれば神裁ぢゃ。神裁とは神人交流によることぞ。』(『完訳 日月神示』 「月光の巻」第七帖) ・陽光堂主人の読書日記より転載