<日本弥栄の会より転載>
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日本の政治は変われるのか
昨日、12月16日は衆議院総選挙でした。
結果は、予想通りというか、予想以上の自民圧勝に終わりましたね。
投票率は59.32%で、戦後最も低い数字なのだそうです。
今回の選挙は国民の関心も高く、昨日も投票所ではたくさん人が来ているという声も聞かれ、けっこう伸びるのではないかと思っていたのですが・・・。
有権者のうち、5人に2人は投票所に行かなかったということになるわけです。
昔、どこかで書いたことがありますが、やむを得ない事情もなく棄権するような人は、投票権をいったん剥奪していいと思います。
それで、改めて投票したい気持ちになったら、自分自身で届け出てもらい、再度投票権を得て頂くとか。
投票に行かない人は、誰に入れていいのかわからないし、どこの党でも変わらないと諦めているのかもしれませんが、国民は投票という形でしか、直接的には政治に関われません。
自分の住む国をどうしたいのか、どういう社会になってほしいのか、まったく関心がないという人は、一票を持っているだけ無駄ですから、投票権を返上してもらうのがいいと思います。
まあ、ですが、現実にはそんなことは出来ませんね。
それで今回、有権者が判断した結果が、圧倒的な自民支持。
景気回復と国防問題などで、自民ならしっかりやってくれそうだという期待感が多く寄せられた結果でしょう。
あとは、消去法でこうなったという人も多かったのかしれません。
民主党はもうまったくダメ、「日本維新の会」ほか第三極に任せるのは不安。そうすると、信頼できるのは自民しかない(でも本音は自民に戻るのもどうかと思っている)。
日本では、新しい党が躍進するのは難しいんですね。
それに、雨後(うご)の筍(たけのこ)のようにボコボコ現れてきた政党が、どこまで信用できるのか、“本当の顔”がわからないということがあります。
「日本未来の党」が良いという意見も多かったようですが、嘉田由紀子さんは、部落解放同盟や極左系市民団体とのつながりが指摘されていましたし、未来の党に吸収された脱原発・反TPPを掲げる亀井静香さんと組んだ山田正彦元農林水産大臣は、パチンコ業界と深い関係がある方のようですし、こういった情報を知ってしまうと、彼らが「日本派」とはとうてい思えないのです。
「日本維新の会」の橋下徹さんは、前からその独裁的な政治手法が批判されています(私は、本当に本気で改革を進めるには多少独裁的な方がいいと思っています)が、こちらも同和利権の代表というイメージがありますし、「日本派」とはなかなか思えません。
石原慎太郎さんの新党もここに吸収されてしまいました。石原さん自身も本当に「日本派」なのかというと、アメリカとの間でいろいろあるようで、どうにも国政は任せられません。
ということで、いったいどこに本当に「日本派」と言える政党があるのかというと、「ない」という悲惨な状況なわけです。
(今月号の「玉響放談」に登場した田母神俊雄さんは、安倍晋三さんにかなり高い評価をされています。)
投票権の行使を勧めているのに矛盾するようですが、私が聞いている“闇の権力”筋からの情報によりますと、どんな党が第一党になろうと、日本に重要な政策を決める権限はないということです。
日本の戦後政治というのは、投票で政治家が選ばれて、国政の場に送られて、議会制民主主義による政治が行われきたと思われていますが、それは表向きにそういうふうに装っているだけで、じつは、その背後に支配勢力というものがあるんです。
要するに、日本人が、自分たちで日本の行く末を決めているわけではないのです。
そういうこれまでの流れに、風穴を開けることができるのか。
少しずつでも、良い方向に変えることはできるのか。
それもまた、最終的には私たち国民の意識次第というところはあります。
私は、少しずつですが、変わりつつあると感じています。
その理由はここでは書けませんが、私も微力ながら水面下で動いていることもあり、そうした中で感じているのです。
もちろん、私が動いているというのは、日本と日本人にまず霊的な中心軸をしっかりと据えること、マコトの神威を甦らせることで動いているということです。
いったいそんなことに何の意味があるのかと大多数の人が思われるでしょうが、これが最も肝心要(かなめ)のことなのです。
その進行状況の一部は、今後の『玉響』で報告できることもあるかもしれませんが、こういう不特定多数の目に留まるホームページやメルマガでは、書くことはないでしょう。
来年1月から始まる、私の単独講演の全国ツアー(原則として会員限定)でも、可能な範囲のところはお話ししたいと考えています。
<転載終わり>
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今回の選挙は自民党の圧勝でした。未来の党がいいと思ったのですが、惨敗でした。嘉田党首をネットで調べると、部落解放同盟とのつながりが出てきました。中矢代表の言われる通りでした。どうも極左のようです。これではまずいですね。何となく嘉田さんは品が良くて、いい感じに思えたのですが、やっぱり自分の勘はあてになりませんでした。間違っていました。これについては反省したいと思います。事前によく調べておけばよかったと思いました。小沢さんは部落解放同盟との関係は知ってたのでしょうね。それでも嘉田さんは選挙の顔としてはいいと思ったのかも知れません。
自民党が政権を取ったので、これからは憲法改正や金融緩和の政策を取ると思います。また、全国の原発も再稼動すると思います。更にTPPへの参加や消費税も上げるはずです。国民が選んだのですから、たとえ酷い結果になったとしても仕方ありません。日本を支配する勢力がいる限り、どこが政権を取っても同じことのようです。残念ですが。
支配勢力がいる限り、いくら政治的に転換しようとしてもムリかも知れません。中矢代表が言われるように、霊的に日本が神の力を出せるような基盤を作る方がいいかもしれません。とても小さな動きですが、以前から考えていた案がありますので、来月から始めたいと思います。その結果についてはまたご報告したいと思います。