<健康百科事典ブログより転載>
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演歌は右脳?左脳?音楽家・声楽家は?
音楽や芸術、情緒的な感情を処理するのは右脳、言葉や計算、分析的な考えを処理するのは左脳というのは知られています。
日本人もクラシック音楽は右脳で聴きますが、演歌は左脳で聴くそうです。
情緒的なイメージと違い、演歌は言語的、分析的な音楽ということでしょうか?
また、音楽家や声楽家といった音楽を専門に扱う人たちは、音楽を聴くと左脳が刺激されるそうです。
また日本人は西洋楽器による音楽は右脳で聴き、邦楽器による音楽は左脳で聴くという研究結果もあります。
演歌についてふと気になったのは、年齢による感じ方の違いです。
若い間は、演歌を好きになる、あるいは演歌に興味を持つ人はかなり少数派です。
しかしある程度年齢が進んでくると演歌を好む人が非常に増えてきます。
この場合、演歌によって刺激を受ける脳の部分が年齢によって変化しているのでないかと思えるのです。
右脳、左脳、情緒、分析といった要素も含めて、何らかの研究が行われると面白いのではないでしょうか。
ちなみに医学博士の周東寛さんは「演歌を歌うと若返る」として「演歌療法」を提唱しています。
カラオケが健康に良いことは良く言われることですが、中でも演歌が良いのは日本人の心になじみやすいからだそうです。
演歌だと感情移入しやすく、歌の世界に入り込むことができるのだとか。
<転載終わり>
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今月号の『玉響』で鶴見先生がクラシックは右脳、演歌は左脳で聴くと書かれていますが、音楽家や声楽家などの音楽のプロは、何と左脳が刺激されるそうです。アマチュアはクラシックを右脳で聴き、 プロは左脳で聴くということのようです。プロはクラシックを聴きながら、分析をしたり、計算をしているので左脳が刺激されるのかも知れません。アマチュアは分析や計算をしながら聴くということもないので、右脳が刺激されると考えることもできます。
また、年齢が進むと演歌を好む人が多くなるというのも面白いと思いました。確かに40代までの人とカラオケに行くと、演歌を歌う人は少ないですが、70代くらいになるとほとんど演歌になります。60代はビートルズの世代なので、Let it BeやHey judeなどを歌う人もいますが、演歌の方が多いです。もっとも人によって違いますので、一概には言えませんが。カラオケボックスでは人の歌は基本的にはあまり聴いていませんので、自分の好きな歌を歌うのがいいですね。
黒人演歌歌手のジェロさんは歌が上手いと思います。心が籠もっているので、響きますね。また、ポップスでデビューして、演歌で花開いた長山洋子さんもいいですね。子供の頃から三味線の稽古をしていたので、じょんがら女節での三味線はプロです。そして何度かご紹介していますが、本田美奈子さんの演歌も最高ですね。演歌っぽくないですが心が伝わります。
・必殺仕事人 原曲 「さよなら さざんか」(関係ないですが)