<朝倉慶氏HPより>
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キプロス問題は他人事ではない!
日本人はキプロス問題をしっかり観察しましょう
ある日突然銀行が預金カットをするという、驚くべき事件は決して日本では起こらない、と空言のように考えるべきではないでしょう。再三指摘してきたように日本は1000兆円を超える債務があり、これを返すことは不可能です。今、起こってきている怒涛の株式市場の上昇は今後の止まらないインフレの出現、並びにインフレの高進による国の借金の実質的な返済を目指したものです。
これまでの異常な株式市場の上昇速度をみて、異様なことが起こりつつあるということを感じている人も多いと思います。今回のキプロスの一件は明日の日本の姿であるという視点でしっかりとらえておいてください。
株、不動産、金、外貨への投資を改めてお勧めします。 <転載終わり> −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 2008年から2010年くらいまでは、金の高騰など朝倉氏の予測はかなり当たっていました。ところがハイパーインフレはいつまで経っても起こらないし、それどころかデフレはひどくなる一方です。10年物国債利回りは0.585%と極めて低い状況です。それで朝倉氏を支持して来た人からも最近は当たらないと言われています。 確かに2012年くらいからはハイパーインフレになると言ってましたから、支持者も疑問を持っているのだと思います。それは仕方ありません。ただ、アメリカやEU、日本、中国などが揃って紙幣を印刷していますから、ハイパーインフレは延ばされている可能性もあります。これほど膨大な量の紙幣の印刷は、朝倉氏も副島氏も想定していなかったのかも知れません。 ですから、現状のデフレは各国の紙幣印刷の効果で、ハイパーインフレが延ばされているのか、又はハイパーインフレなどはそもそも来ないのかどちらかかと思います。どちらにしても、今は円安と株高という動きが出てきたことは確かなので、年内にはある程度の方向性が見えると思います。 ・朝倉慶氏HP