<Yahooニュースより>
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国際アグリバイオ事業団(ISAAA)は28日、遺伝子組換え作物の承認件数が最も多い国・地域について北京で発表した。首位は日本、2位は米国、中国は13位だった。人民網が伝えた。
1994年から2014年10月までに、遺伝子組換え作物を食用、飼料用、環境への放出に利用することを承認した国・地域は、計38カ国・地域(37カ国+EU)に上った。遺伝子組換え作物の承認件数が最も多い国は、日本(201件)。2位以下は米国(171件、複合体は含まず)、カナダ(155件)、メキシコ(144件)、韓国(121件)、オーストラリア(100件)、ニュージーランド(88件)、台湾(79件)、フィリピン(75件)、EU(73件、期限切れまたは更新中の承認文書は含まず)、コロンビア(73件)、南アフリカ(57件)、中国(55件)だった。
トウモロコシが承認件数の最も多い作物で、綿花、アブラナ、ジャガイモ、大豆がこれに続いた。
(編集翻訳 小豆沢紀子)
<転載終わり>
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遺伝子組換え作物の承認件数が最も多い国は日本で、2位は米国とのことです。日本では怒涛のごとく遺伝子組み換え作物が承認され、輸入されています。日本の輸入穀類の半分以上は既に遺伝子組換え作物であるとも言われています。TPPの締結など関係なしに、既に日本は遺伝子組み換え食品の世界一の輸入国になってしまいました。
ロシアは遺伝子組み換え食品の輸入禁止を、先日国レベルで決めたというのに、日本は反対に世界一の輸入国に邁進しています。すべては経済優先ということで、ドンドン進められています。
ISAAAの調査では、全世界の大豆作付け面積の79%、トウモロコシの32%、綿の70%が遺伝子組み換え作物であるそうです。全世界の大豆の79%が、既に遺伝子組み換え作物であるというのですから、驚きです。アメリカが主導して、世界中で遺伝子組み換え作物を栽培しているということです。日本はその最大のお得意様です。
日本の法律では、含まれる量が5%未満であれば「遺伝子組み換えではありません」と表示することできるので、知らない内に遺伝子組み換え作物を口にしているのです。スーパーにいって商品のラベルを見ても、どの商品にも「遺伝子組み換えではありません」と書いてあります。「遺伝子組み換えです」という表示は一度も見たことはありません。含まれる量が5%未満であれば「遺伝子組み換えではありません」と表示することできるというのも、詐欺みたいなものですね。
ユーザーも安ければいいだろうということで、あまり気にしていませんから、知らない内にヘンなものを食べています。日本や欧米は、食で病気にされるシステムが、既に完璧にできあがっています。ほとんどの人は、食にはあまり気を遣いませんが、ヘンなものを食べるから病気になるのです。まあ、何を食べるのも勝手ですから、好きに食べればいいと思います。日本は自由な国ですから。