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Channel: 日月神示の研究と実践
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言葉を慎むと運が開ける  

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 中矢伸一氏著 「日月神示 弥栄への道標」より

 


  『今の時代の日本人は、言葉の乱れもさることながら、使う言葉の量も多過ぎ、表現形態もあからさまに過ぎるように思われる。本来であれば、余計な言葉を要さずとも、お互いに十分に分かり合え、争いごとや訴訟騒ぎなども一切起こらないというのが神の臣民である。  戦後からこれまでは、誠の心がなくとも口八丁、手八丁の者が世にのしあがり、良い目見ていた時代であったかも知れない。ビジネスの世界でも、交渉上手の者、タフ・ネゴシエーターが尊重されたし、今後もそういう人が成功すると思われている。  だがこれからは、単に言葉だけ巧みであっても、いかに交渉上手であっても、けっして道は開けない時代に入っていくことだろう。肝要なのはただ「至誠の心」一つである。  われわれは、もっともっと言葉を慎まねばならない。「食」を慎むことと「言」を慎むことで、運は開けると神示にはある。
 「運ひらくのも食物つつしめばよい。言つつしめばよい」(『冬の巻』補帖一帖)
 「口上手 身振り上手で誠ないもの、この方嫌いぢゃぞ」(『梅の巻』第二十四帖)
 拙著『日月神示・死者の書』(徳間書店)でも述べたように、高級な霊界に行くほど、言葉は少なくなっていくことが知られている。そのことは、日月神示のみならず、スエーデンボルグの霊界論や、大谷司完の霊界探訪録(『天使の声』)にも共通して示されている真理である。  人間においても、霊格が高くなると、もの静かになり、あまり言葉を多く用いなくなるもののようである。霊性が高まるごとに、一つひとつの言葉が清らかで美しく、丁寧で、重要な意味を持っているという姿に、段々と近づいていくのだ。  ゆえに「おしゃべり」には霊格の高い人はいない。交渉に長けていることは、外国では都合がいいかも知れないが、真正なる日本では通用しないのである。  今の日本は外国並みになってきているが、これからは言葉が”宝”として慎まれ、尊ばれる時代になっていき、やがては再び「言霊の幸わう国」と呼ばれるようになるであろう。』
 

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 10年前にも中矢代表のこの著書について紹介しましたが、日月神示によれば、食を慎しみ、言葉を慎めば、自ずと運が開かれて行くとのことです。腹八分にし、しゃべり過ぎないようにすれば、運が上がっていくそうです。水野南北も食を慎むことにより運が開けると説いていますが、言葉については触れていません。

 2万年間戦争がなく、武器もなかった縄文時代は、言葉もなかったそうです。言葉を使わずに意思疎通をはかっていたということです。縄文人は特殊能力を持っていたといわれていますが、現代人はそのような能力を持っていないので、言葉を使わざるを得ません。

 今後は言葉を慎む生活を実践してみるのもよいと思います。

 


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