<時事ドットコムより転載>
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プーチン氏当選=涙で勝利宣言−4年ぶり返り咲き−抗議デモ再燃も・ロシア大統領選
【モスクワ時事】4日投票されたロシア大統領選は即日開票の結果、プーチン首相(59)が6割以上を得票し、第1回投票で当選を決めた。プーチン氏は同日深夜(日本時間5日未明)、モスクワ中心部のクレムリン(大統領府)に隣接する広場で開かれた支持者集会にメドベージェフ大統領とともに姿を見せ、涙を流しながら「われわれは勝利した」と宣言した。
2000年から2期8年大統領を務めたプーチン氏は4年ぶりに返り咲く。大統領任期は08年の憲法改正で4年から6年に延長され、制度上は2期12年務めることも可能。政権長期化や選挙不正疑惑に抗議する反政権デモが再燃する見通しで、プーチン次期政権は波乱の船出となりそうだ。
中央選管の暫定結果によると、開票率95%の段階で、得票率は政権与党「統一ロシア」推薦のプーチン氏が64.29%と過半数を大きく上回った。最大野党・共産党のジュガーノフ委員長(67)が17.14%、無所属でリベラル派の新興財閥総帥プロホロフ氏(46)が7.40%と続いた。投票率は約64%。
一方、数万人規模の反政権デモが相次いだモスクワでは、開票率12.6%の段階で、プーチン氏の得票率が49.96%と過半数を割った。プロホロフ氏は18.38%で、2位のジュガーノフ氏(18.42%)に肉薄した。(2012/03/05-11:53)
<転載終わり>
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プーチン氏が大統領に当選しました。あれだけ反プーチンデモがあったのに、当選したのは不正があったからではないかと考えている人は多いのではないでしょうか。プーチンは独裁だからきっと何か不正をしたのだろうと考えていると思います。以前の私ならそのように思っていたと思います。
そもそも私は19歳から反共でしたから、中国や北朝鮮、旧ソ連は悪なる国家だと考えていました。大学内の革マルなどの新左翼、民青(共産党の下部組織)ともよく理論闘争をしていました。革労協は北朝鮮系で、学内でいつもビラを撒いていましたが、結構不気味な連中でした。そして共産主義こそ間違っていると普通に考えていました。並行して親米でしたので、日米同盟が一番大事だと思っていました。今のネットウヨクと似たような考えです。購読していた新聞は読売と産経ですから、お里が知れます。今思えば、ずいぶん視野が狭かったということです。頭でっかちの学生でしたが、ノンポリではありませんでした。以前の私でしたら、プーチンは独裁で、ロシアをソ連のような国家にしようとしている悪なる政治家だと考えたでしょう。
今回のロシア大統領選では、プーチン氏はずいぶんCIAやイシヤ系マスコミから邪魔されたように思います。イシヤとしては、プーチンがいるとロシアを自分たちのものにできないので、CIAを使って反プーチンデモを起こしたのだと思います。プーチンはイシヤの目論見が読めていたので、ここで自分が踏ん張って、何としても大統領になって、今後もイシヤと対決していくという決意だったように思います(自分の憶測なので、全然違うかもしれませんが)。プーチンはKGBの親分だったので、CIAのやり口はほとんどお見通しだったと思います。プーチンみたいな裏を知ってる人でないと、簡単にCIAにやられてしまいます。大統領に当選したプーチンの一筋の涙が全てを物語っていると思いました。