今世紀最大の地政学的変化は、ロシアではなく中国から来るだろう。我々は、欧米の政治的、経済的支配の終焉に近づいている。世界は少なくとも双極、そしておそらく多極になるだろう。
中国はすでに世界第2の超大国です。ロシアは、ウクライナが暴露したように、かなりの軍事力を持っているが、軍事的弱点もある。しかし、その経済はイタリアの70%の規模です。
中国の力はまったく異なるレベルにある。人口は13億人を超え、ヨーロッパと北米を合わせた人口をはるかに上回っています。その経済は米国の経済と同等に近いです。過去20年間、世界との積極的で成功した関与を追求し、私が目撃できるように、伝統的なアメリカの同盟国でさえ、譲歩することに深い抵抗がある関係を構築してきました。
それは古代の文明、傑出した文化の一つ、そしてますますよく教育され繁栄した人々を持っています。
したがって、超大国としての中国の地位は自然であり、正当化される。それはソビエト連邦ではない。
しかし、近年、習主席は共産党の最高権力を再び確立し、西側の「退廃」を軽蔑したり、プーチン大統領とその指導的ジャンルを個人的に賞賛したりしていることを秘密にしていない。彼は少なくともあと10年間は権力の座にとどまるつもりで、彼の明確で隠された野心は台湾を北京の支配下に戻すことだ。香港はその意味するところの証拠だ。したがって、台湾が自発的に帰国すると考えることは事実上不可能であり、したがって中国が説得ではなく武力行使することを恐れている。
さらに、中国は現在、多くの技術分野でアメリカを追い詰めており、他の分野ではそれを凌駕する可能性があります。
この新しい変曲点は、1945年や1980年とは質的に異なっています。東洋が西洋と対等な立場に立つことができるのは、近代史において初めてのことである。そして、他の二つの変曲点では、欧米民主主義は本質的に優勢だった。
それは2022年には当てはまりません。または少なくとも明確ではありません。
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7月16日にイギリスの元首相のトニー・ブレアさんが講演をしました。
ブレアさんは、1945年や1980年のように、現在欧米は変曲点にあるとのことです。
1945年は世界大戦の終わり、1980年はソ連の崩壊です。
そして今、第3の変曲点に来ているそうです。
第3の変曲点とは、「東洋が西洋と対等な立場に立つことができる」ということを指しています。
「ガイアの法則」によれば、西暦1200年に世界の中心がイギリスに移りました。
その後はイギリスを中心とした欧米が世界を主導してきました。
「ガイアの法則」では、800年ごとに世界の中心が移動すると説明されています。
そして1995年にイギリスから日本の東経135度線に、世界の中心が移りました。
「ガイアの法則」によると東経135度から東に1.4度までの地域が、世界の中心だそうです。
つまり兵庫だけでなく、大阪、京都、奈良が世界の中心になるということです。
日本に世界の中心が移ってから既に27年が経っていますが、イギリスの元首相のブレアさんの講演は、それを示唆しているように思いました。
中国は世界の中心ではありませんが、日本を基軸とした東洋の時代に移行したということになります。
1995年まで世界の中心であったイギリスの元首相の発言だけに、重みがあると感じました。
「ガイアの法則」によれば、日本が世界の中心であることを、誰もが認識するには2100年くらいだそうですが、その兆候は見えてきていると思いました。
800年前、英語はイギリス近辺だけで使われていた言語でしたが、今では世界共通言語になっています。
おそらく2100年くらいには、日本語が世界共通言語になっていると思います。
その頃、私は物理空間には存在していませんが、情報空間から様子を見てみたいと思います (^^♪