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Channel: 日月神示の研究と実践
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一神 多神 汎神

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2008年に日月神示に出合い衝撃を受けました。以前はキリスト教の信徒であったため、「生まれ変わり」については、腑に落ちませんでした。キリスト教では地上界と霊界、天国の三階層を説いています。この世で良いことをすれば、天国に行けるが、悪いことをすれば、地獄(低い次元の霊界)に行くと教わりました。「生まれ変わり」は無く、現世が終われば霊界に行くという教義ですので、地上界を体験できるのは1回きりということになります。日月神示をはじめ神道でいう輪廻転生について納得するまでには、一年くらいの期間を要しました。

 ただ、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教などの一神教同士は、常に争いが絶えず、戦争まで引き起こしている現実を見て、一神教に対して疑問を持っていた時期なので、多神教を受け入れやすかったのだと思います(日月神示では、一神、多神、汎神といわれています。「この方一柱であるが無限柱ぞ。すべてが神であるぞ。一神ぢゃ。多神ぢゃ。汎神ぢゃ。すべてが神ぢゃ、喜びぢゃ」(「春の巻」第二十一帖)」)。

 中矢先生の著書「日月神示 この世と霊界の最高機密」から以下を引用させていただきます。『「天国は霊人のみの住む処ではないぞ。そなたたちも今住んでいるでないか。霊人も現界に住んでいるでないか。現界を離れて天国のみの天国はないのであるぞ。故にこそ、現界で天国を生み出し、天国に住めんものが、死んで天国へ住める道理はないのぢゃ」(「白金の巻」第三帖) 霊界とは、現界と切り離された、遠い空の彼方に位置しているのではなく、今ここに、現界において、われわれと共に存在しているという意味が、おわかり頂けただろうか。現界に肉体を持っている時でも、人は同時に霊界にも生きている。また死後に霊界に赴いても、現界との関係は切れない。』

 キリスト教では、現界が苦しいものであっても、良いことをすれば天国に行けると教えられましたが、上記の日月神示を読むと、現界で天国に住んでいなければ、死んでも天国へ住むことはできないことが分ります。現状が不平不満だらけで、不幸だと感じているのであれば、天国へは行けないということになります。このことも私にとって大きな転換点となりました。


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