<ゲンダイネットより転載>
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国内初 シェールオイル採取 日本が「資源国」になる日
日本が資源国になる日は近いか――。
3日、石油資源開発(JAPEX)が、岩盤に含まれる「シェールオイル」を採取し注目を集めている。1日に秋田県鮎川油ガス田で試掘作業を開始し、国内初の取り出しに成功したのだ。
秋田県内には国内の年間石油消費量の約1割に当たる計1億バレルのシェールオイルが埋蔵されているという。
海外では生産が本格化しているが、日本では技術面や採算性の問題から採掘されていなかった。
「今回の採取が取っ掛かりとなって、日本が資源国に生まれ変わる可能性が出てきました。シェールオイルの採掘は、日本海側に眠るほかの資源の開発の呼び水になります。注目されているのは、ズバリ、メタンハイドレート。深海底などでメタンと水が結晶化した氷状の物質です。日本近海の埋蔵量は、国内消費量の100年分に相当するとみられている。シェールオイルと違って簡単に取れるし、採取コストも安い。これまでは、日本が資源輸入国であることを望んだ米国に遠慮して、存在すらタブー視されてきた。米国は、日本に中東でカネを落とさせることで、域内の安定を図ってきたのです。でも、シェールオイルの発掘で資源の開発がオープンになってきた。これを機に、さらに調査を進めるべきです」(エネルギー業界関係者)
実際、風向きは変わり始めている。3日、日本海沿岸10府県で構成する「海洋エネルギー資源開発促進日本海連合」の山田啓二会長(京都府知事)と泉田裕彦事務局長(新潟県知事)は、資源エネルギー庁を訪れて、メタンハイドレートの開発を日本海側で加速するように要望したのだ。東海東京証券チーフエコノミストの斎藤満氏はこう言う。
「日本は、天然ガスや石油などの鉱物資源輸入が全体の3分の1を占めている。それらに支払われている金額は年間23兆円にも上ります。メタンハイドレートの開発が軌道に乗り、エネルギーを自前で賄う国になれば、10兆円単位のコストが浮きます。貿易赤字の解消につながるし、雇用の機会も増える。火力発電の低コスト化が実現するから原発もいらなくなるのです。電気代が安くなれば、工場生産のコストも安くなる。株式市場にとってもプラス。“資源国”というイメージは株価を押し上げる材料になるのです」
米国の顔色をうかがっている場合ではない。
(日刊ゲンダイ2012年10月4日掲載)
<転載終わり>
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いよいよアメリカからシェールガスが日本に輸入されますが、日本にもシェールガスが国内で使用する分の1/10くらいは埋蔵されているそうです。秋田県にあるそうです。秋田県は以前から石油が少し出ていましたが、シェールガスもあるのですね。知りませんでした。シェールガスは石油より安いので今後アメリカから入って来ると思いますが、秋田でも試掘に成功したそうです。
秋田でのシェールガス採掘が引き金となって、メタンハイドレートも採掘される流れになる可能性があるようです。メタンハイドレートというと、採掘が危険で費用がかかり過ぎるので、採算に乗らないと聞いていますが、採算に乗せる技術があるようです。日本で使用する分の100年分が眠っているというのですから、採算に合い、危険もなく、マイナスな結果が無いのであれば是非やるべきだと思います。
原発はもう懲り懲りですから、それに代わるエネルギーが必要です。本来ならフリーエネルギーを使いたいところですが、まだ実験段階ですので商品化するまでには時間がかかると思います。その間は原発以外のエネルギーを使いたいと多くの国民が考えていますので、メタンハイドレートも有力な候補になると思います。しかも100年分もあるなら検討すべきだと思います。フリーエネルギーが出るまでのつなぎとして重要な位置を占めるようになるかと思います。
*明日はひふみ農園赤城のオーナーさんの実習会です。天気もよいようですので、種まきには最高の日になりそうです。今年最後の種まきになると思いますので、思う存分蒔いてください。大根や白菜は遅いですが、今年はまだまだ赤城は毎日26度前後ですので、もしかしたら何とか育つかも知れません。人参やほうれん草、小松菜、二十日大根、春菊などがギリギリ蒔けると思います。9月の実習会でも種まきしてもらいましたが、9月は毎日33度くらいでしたので、うまく育っていません。周りのプロの農家もかなり苦戦していますので、明日の種まきが案外いいかも知れません。10月、11月の福島や赤城の稲刈りや収穫祭にも、まだ空きがあるようですので、どうぞ申し込んでください。月刊「玉響」に申込書が入っていますので、そちらに記入してファックスをお願いします。
昨日は関東の神社巡りが開催されました。千葉の神社に参拝したそうです。16名の方々が集まり、とても楽しい会となったそうです。神社巡りは関東も関西もすっかり定着しました。リーダーの東京のSさんと、大阪のTさんがきちんと下調べをしてくださり、スケジュールもきっちり決めてくださるので、参加する方は気楽にいけます。ありがたいことです。終始和気あいあいな雰囲気なのがいいですね。このようなサークルというスタイルは、自由で規制もないので、気楽でいいと思います。年会費も2000円と安いですし、他に経費としては当日の交通費と飲食代だけですし。これからはサークルという形が一番合っているように思います。今月号の「玉響」にも書いたように、『ひふみ農園サークル千葉』もとても自由で気楽な雰囲気がいいですね。もちろん皆さんは作業もきっちりやってますが。(千葉の地元のイベントにも参加予定です)
来年は北海道から九州までひふみ農園サークルを立ち上げる計画もあります。先ずは札幌、名古屋、岡山、福岡にサークルができたらいいと考えています。そうなると、札幌、福島、赤城、伊勢崎、千葉、長野、名古屋、関西、岡山、福岡にひふみ農園ができることになります。私も年に1回くらいは全ての地域を廻りたいと考えています。DVD「How To ひふみ農園」を観ていただければ、畝立てや種蒔き、ライフグリーンの撒き方、トマトやキュウリの支柱への結び方、草取りなどの基本的なことは分りますので、自分たちで十分できると思います。分らないことはメールや電話などで聞いてもらえばいいですので。やる気のある人たちが中心となって、楽しく自由にやる時代なのかも知れません。(わの舞の練習も有志が楽しくやってます。)
・「How To ひふみ農園」 (関東のオーナーさんやひふみ農園の指導員がほぼ全員出演しています)