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Channel: 日月神示の研究と実践
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江戸時代は遅れた文化ではなかった

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<ロシア政治経済ジャーナルより>

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 

今日は、皆さんに「自虐史観」とおさらばしていただきましょう。

(とはいえ、RPE読者のみなさんは、とっくにおさらばしている
人が多いと思いますが・・・。)

皆さん、日本はいつから発展しはじめたと教わりましたか?

そう、「明治維新から」ですね。

その前の江戸時代は、まったく遅れていたと、多くの日本人が
考えている。

しかし、江戸時代の日本にも、「世界一」がたくさんあったので
す。

今日は、私が非常に尊敬する大川半左衛門先生の、


●誇れ!世界の奇跡、日本  大川半左衛門

(詳細は→ http://tinyurl.com/czav26g  )


を参考にさせていただきます。


▼世界一の大都市・江戸


江戸時代のころ、もっとも発展していたのは、欧州です。

当時、ロンドンやパリの人口は、約40万人でした。

さて、このとき、江戸の人口はどれくらいだったのでしょう?

答えは・・・。



100万人。
~~~~~~~~~~


なんと、江戸は、ロンドンやパリの2.5倍の人口を抱える巨大
都市だったのです。


そして、100万人を養う体制が、きちんと整備されていました。



<人々が便利で快適に暮らせるために幕府は努力しました。

まずは飲み水です。

水がなくては生きていけません。

幕府は生活用水を確保するために多摩川から水を引きました。

玉川上水と言います。

長さ四十キロメートルあります。

これを江戸の街の中に通しました。>

(誇れ!世界の奇跡、日本  39p)



水があっても、100万人分の食料が必要です。

これはどうしていたのでしょうか?

米は腐らないので、全国から集められていました。

しかし、腐る野菜は?




<江戸の周りの農家が、野菜を生産し提供していました。

これも高い農業技術を持っていたからできたことです。

また、生産したものが、人々に行きわたる仕組みも整ってい
たのです。>

(同上 40p)



しかも、江戸には、世界の大都市にはたいていどこにでもあ
るスラム街がなかったのだそうです。


▼平和な江戸時代


私たちは、江戸時代の欧州について、「世界一進んだ地域」
と考えています。

そして、その通りの点もあるでしょう。

だって、欧州列強は、世界のほとんどを植民地化するパワー
をもっていたのですから。

しかし、当時の欧州は、「戦争ばかりしていた野蛮な国々」と
もいえそうです。



で、日本にも誇れる点があります。

そう、「長い平和」。




<戦国時代が終わり、徳川家康が江戸幕府を開いてから国
内では戦がなくなりました。

二百二十年間です。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
この記録は世界の歴史の中でもいちばん長い記録です。>
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
(同上40p)





すごいですね〜。

徳川幕府により戦がなくなると、どんどん治安がよくなっていき
ました。




<戦がなく世の中が安定してくると、当然、犯罪も少なくなります。

そうなれば、安心して旅に出ることができました。

松尾芭蕉はあれだけ長いこと旅をしたにもかかわらず、一度も
盗賊にあわなかったのです。

海外では考えられないことです。>(同上42p)



▼清潔だった江戸時代の日本


江戸時代の終わりころ、日本に来た外国人の多くが、あまりの
清潔さに驚いたそうです。

日本人は、毎日掃除をする、ちょくちょく洗濯する、風呂に入る。

なんだか「当たり前じゃん」という感じですが、欧州はそうでは
なかったのですね。





<一方、ロンドンや花の都パリはどうでしょう。

当時の人たちは、おまるに用を足していました。

桶のような物です。

普通はそれを川に捨てて流していたのです。

しかし、ふとどき者になると川まで行って捨てるのがめんどう
なので、道端に捨てました。

だから、道路にはいつもうんこが落ちていたのです。>

(同上 47p)




うぎゃあ〜〜〜〜!

皆さん、うんこだらけの道を想像してしまいましたね?

人々も大変ですわ。




<通行するレディーはたいへん。

うんこを踏んでも足が汚れないように、ハイヒールをはきました。

時には、二階からうんこが降ってくることもあるので、つばの広
い帽子をかぶりました。

ジェントルマンは、ステッキ持って、レディーのために、うんこを
どかしてあげたのです。>

(同上47p)




ジェントルマンになるのも大変ですね。

このように江戸時代の日本は、おそらく世界一清潔な国でした。

では、なぜ清潔だったのでしょうか?




<昔から日本人は、どんなところにも神様がいらっしゃるという
考えを持っていました。

山にも川にも、台所にも、便所にも、いたるところにです。

きれいにすれば、当然、神様が喜びます。>

(同上48p)



なるほど〜。

日本人は神様に喜んでいただこうと、せっせと掃除に励んだ
のですね。


▼世界一の教育水準


これも幕末に来た外国人の話。

彼らは、日本の教育水準の高さに驚愕しました。

武士ばかりか、一般市民も、女性も子供も、ほとんど「読み書き」
できる。

では、欧州では?




<このころロンドンの識字率は二十%。

パリは10%以下だったそうです。

それに対して、江戸はどのくらいだったと思いますか。



なんと、七十%以上だったそうです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


つまり、ロンドンでは十人中二人しか字を読める人がいなか
ったけれど、

江戸では十人中七人以上字が読めたのです。>

(同上 49p)




明治維新後、日本は奇跡の成長を成し遂げました。

そして非白人で唯一の近代国家をつくりあげた。

植民地化をまぬがれた。

日清戦争、日露戦争、第1次大戦に連戦連勝した。



これらは、結局「もともと江戸時代に十分な成長の基盤が
築かれていたから」できたことなのでしょう。


▼誇れ!、世界の奇跡、ニッポン


今回は、大川先生の本から「江戸時代」の部分をご紹介さ
せていただきました。

しかし、この本には他にも


・天皇陛下

・歴史を変えた日露戦争、大東亜戦争

・武士道

・モノづくりと日本人

・恵まれた自然


と日本人が自国を誇ることができる話が満載。

この本を読めば、「自虐史観」から自然と脱却できること
でしょう。


ちなみに大川先生は、小学校の先生です。

そのため、非常に読みやすくまとまった本に仕上がっていま
す。

闘病されながら、日本のために、日本の未来のためにこの
本を執筆された大川先生。


日本を愛するすべての人の読んでいただきたい本です。


●誇れ!世界の奇跡、日本  大川半左衛門

(詳細は→ http://tinyurl.com/czav26g  )


<転載終わり>

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 江戸時代は封建的で、農民が重税に苦しんでいる遅れた時代だったと学校で習って来ました。テレビの時代劇でも、必ず農民はボロい着物を着て、飢えていますが、実際は全く逆だったことが段々と判ってきています。しかも飢えている農民は何故かほとんど東北弁を使っています。

 戦後長い間、何かと江戸時代を貶めていますが、いくら隠そうとしても真実というものは自然と出て来るものです。私が最初に江戸時代が世界でも群を抜いて素晴らしい文化があったと判ったのは、日下公人さんの本を何冊か読んでからです。その後新しい歴史教科書を作る会に10年間在籍した間に、江戸時代の隠蔽された文化を知ることができました。江戸時代の優れた文化の中にミロクの世を実現するための型があるのだと思います。イシヤさんはそれを知られたくはないのでしょう。

 更に縄文時代も、程度のいい原始人くらいにしか扱われていませんが、これも恣意的なものだと思います。10年前に秋田の森吉の展示館に、16000年前の縄文土器が展示されていました。ご存知のように世界最古の土器は縄文土器です。中国4000年の歴史も確かにすごいのでしょうが、16000年前から戦争の無い平和な世の中が1万年も続いていたことは、世界の歴史の奇跡です。ここにミロクの世の型があると思います。現在はそれは封印されていますが、いずれ出て来ると思っています。先人が作り上げた草木、虫けら、四つ足と共に歌う世の中を、現在に実現していくことが私たちの務めだと感じています。



 

・ロシア政治経済ジャーナル


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