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Channel: 日月神示の研究と実践
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天災はアマノジャク

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 2月14日(金)に降った雪は、今日で6日目になりますが、雪かきをしていないところでは、まだ30cmくらい積もっているので、前橋市内では至るところで市民による雪かきが続けられています。鉄道や路線バスもようやく復旧しましたが、前橋駅前の大通りではブルドーザーやクレーンを使い業者が除雪していました。雪国であれば専用の雪かき用の重機が準備されているのでしょうが、毎年5cmくらいの積雪が2回ほどしかない地域ですので、雪に対する備えというものがほとんどありません。

 今回は想定外の積雪だったため、準備がなされていませんでした。少なくとも120年間はこのような大雪は降ったことがなかったので、誰も準備などをしていないのも仕方無いといえます。

 東北大震災の巨大な津波も想定外だったため、緊急避難をしなかった多くの人々が犠牲になりました。適切なアナウンスもほとんどありませんでした。1000年に一度しか来ない津波が来たのですから、事前に想定した人が少ないのも仕方無いと思います。

 このように考えると、一つの法則が見えて来ます。誰もが災害を想定し、準備を完璧に済ませている場合は、災害は起きないということです。「まさか来るとは思わなかった」というように、想定を超えたところに災害は起こるということが分ります。「天災は忘れた頃にやって来る」と先人は言ったわけです。この言葉が正しいことが分ります。

 先日もアメリカはデフォルトを回避しましたが、誰もが警戒している時には、大きな事件は起こらないのです。反対に誰も予測していないと、リーマンショックのような大事件が発生することが分ります。最近ではこのようなことを「ブラックスワン」と言います。なかりアマノジャクです。

 こう考えると関東大震災や東南海南海大地震など、誰もが警戒している時には地震は起こらない確率が高くなります。反対に誰も大地震を想定していないような地域、例えば沖縄や岐阜、長野、高松、山口など誰も大地震が来るとは考えていない地域に起こる確率が高いということになります。(例えを上げて恐縮です。この地域に地震が来るとは限りませんが、来ないとも言えません。) 天災はアマノジャクなのです。

 今回の大雪でもう一つ解ったことがありました。それは大雪が降ると、3.11の時のようにスーパーやコンビニには、おにぎりやカップめん、パンなどのご飯類はまったく無くなってしまうということです。前橋のセブンイレブンには、昨日までおにぎりやカップめん、パンはまったくありませんでした。今日になって少し出て来るようになって来ました。駅の売店にはパンもおにぎりもたくさんありました。鉄道で輸送するので、在庫は大量にあるのだと思います。

 このように見てみると、想定外の災害が発生すると、おにぎりやカップめん、パンなどのご飯類はまったく無くなってしまうことが判ります。これは大雪や巨大地震だけではなく、リーマンショックを超える経済破綻などが起こったとしても発生すると考えられます。このように考えてみると、日ごろから災害や経済破綻を想定して、備えを万全にした場合には、何も起こらないということになります。準備をしてないと発生します。とてもアマノジャクです。

 このことから、災害や経済破綻を乗り切る策は見えて来ましたので、大難を小難にしたいという人は、それなりの対策を取ればいいということになります。今回の災害で、私は以上の2点を学ぶことができ、今後に大変役立つと思いました。今回の大雪は大難ではありません。これから来る本当の災難を小難にする術を見つけることができ、ある意味よい経験ができたと思っています。本番はまだ先ですが、遥か遠い日でもないと思います(最近は日月神示をもとにして自分で予測する訓練をしています)。

 

 


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