<ロシアの声より転載>
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© Photo: Flickr.com/swanksalot/cc-by-nc
ロシア政府の法制局は遺伝子組み換え植物の栽培を禁止する法案を承認した。政府サイトで火曜、発表された。
「遺伝子組み換え植物および動物をロシアで(学術上の実験・研究を目的とする場合を除き)栽培、繁殖させることを禁止する法案が承認された」。
この法律によって、政府は遺伝子組み換え食品のロシアへの輸入を監視し、禁止する権限を手にする。また、許可なく遺伝子組み換え生物を利用した者に対しては行政責任が課せられる。
同法案は教育科学省が提出したもの。この後閣議にかけられる。
リア・ノーヴォスチ
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遺伝子組み換え食品を摂取することにより、発ガン率が上昇したり、アレルギー疾患が増大するという実験結果が出ていますので、遺伝子組み換え食品は口にしないことが賢明です。ところが、どの食品にも「遺伝子組み換えではありません」と記載されているので、一体どこに使われているのだろうと疑問に思う人も多いと思います。
実はこれにもカラクリがあったのです。日本の現在の法律では、含まれる量が5%未満であれば「遺伝子組み換えではありません」と表示することできるからなのです。また、油や醤油などは、そもそも表示する必要はありませんので、いくらでも使用できます。怖いですね。
豆腐や納豆などに「遺伝子組み換えでない」と表示されているものも、実際には5%までの混入が認められているので、実際は誰もが遺伝子組み換え食品を食べているということですね。
また、コーンスターチ、小麦粉、コーンフレークやお菓子そして料理用の加工食品やレトルト食品、醤油、味噌、輸入食品全般などなども、遺伝子組み換えの可能性が高いので、誰もが口にしているということです。
このような状況の中で、ロシアは遺伝子組み換え植物の栽培を禁止する法案を承認したそうです。世界の人口淘汰を目論む巨大勢力と対決しているロシアだからこそできた快挙です。こんなことは日本ではムリです。
その前に、日本では国民から「5%くらいなら大丈夫!」と言われると思います。国が承認した食品は問題ないと考える国民ですから、食に対する疑問もあまり持たず、何でもかんでも食べている人がほとんどです。それは自由なので、好きなものを好きなだけ食べればいいと思います。放射線には過敏な反応をしますが、食品添加物や水道の塩素、白砂糖、肉などの問題については、ほとんど気にしないということは、偏っているように見えます。 まあ、それも勝手ですが。
自分の味覚を研ぎ澄ますことも、訓練次第で可能です。しかも難しくないので、やってみるとよいと思います。本当の食べ物を食べたとき、人間は奥底からほのぼのとした歓喜が湧いて来るものです。強い反応ではなく、微細なものですが、確かな感覚です。実はこれが病みつきになります。人間はよくできていると感心します。