Quantcast
Channel: 日月神示の研究と実践
Viewing all articles
Browse latest Browse all 806

アメリカ大統領選の行方

$
0
0

 

 早いもので3月も半ばになりました。皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

 今年もいろいろなでき事がありますね。アメリカの大統領選も白熱していますが、なんとダークホースのトランプ氏がリードする展開になっています。トランプ氏はプロレスの悪役のようなもので、大統領選の盛り上げ役かと思っていましたが、蓋を開けてみれば多くのアメリカ人の支持を得ています。今ままでは、ウォール街と軍産複合体のどちらかの形だけの代表として、交代で大統領を決めて来ましたが、アメリカ国民はそのことに気付き出してきているようです。

 それでウォール街や軍需産業と関係の無いトランプ氏の人気が高くなって来ていると思われます。大統領選に出るだけでも高額な資金が必要なため、歴代の大統領はウォール街や軍需産業にパトロンになってもらっていましたが、トランプ氏は不動産業で成功しているので(失敗も多いですが)、お金には困っていません。

 アメリカのメディアはウォール街や軍産複合体を代表しているので、トランプ氏をひどく批判していますが、批判すればするほど、トランプ氏の人気は高まっています。このままでいくと、共和党の代表候補はトランプ氏に決まってしまうので、金融屋も戦争屋も相当焦っているようです。

 これまではテレビと新聞などのメディアしかなかったので、大統領選の操作はカンタンだったのですが、今はインターネットがあるので、金融屋も戦争屋もコントロールがきかなくなって来ています。

 トランプ氏はメキシコとの国境に壁を作れとか、TPP反対、日本・中国は経済侵略国などと言っているので、アメリカのマスコミからは極右と言われていますが、逆にアメリカ人の支持は大きくなっています。グローバリズムにより、アメリカの家電や自動車などは日本や中国にやられっぱなしですから、トランプ氏の言うことが支持されるのでしょう。行き過ぎたグローバリズムは、今や国民から否定されつつあるようです。

 このまま行くと、トランプ氏とヒラリー氏の対決になると思われますが、そうなるとナショナリズムとグローバリズムの対決という構図にもなるように思います。ただ、アメリカの奥の院では、すべて想定内のようですから、何ら問題はないようです。俳優たちは、脚本家の台本通りに演じているそうです。前々回は初の黒人大統領が生まれたので、今回は初の女性大統領が誕生するかも知れませんね。

 


Viewing all articles
Browse latest Browse all 806

Trending Articles