<壊して作る新しい世の中についてより転載>
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欲しがらない若者達〜「嫌消費」に見るこれからのトレンド〜 0 最近、「嫌消費」という言葉を聞く事があります。若い人に見られる新しい価値観を表現したもので、車や家、高額ブランドや大型テレビなど、ある意味で「富の象徴」とも言える様な物質消費に興味を示さない新しい価値観を指します。何故、彼らはこの様になってしまったのでしょうか?
まず、「生まれた時からずっと不景気」な彼らの世代は、就職もままならず日本の先行きの不透明さに強く影響を受けている事から、借金をしてまで物を買う気になれないのは仕方が無い事だと思います。 しかし、この様な記事を読んでみると、彼らは「買いたいのに我慢している」訳ではない様です。むしろ、「そんなものを買うのはカッコ悪い」とさえ思っている様です。彼らは、「物質的な豊かさ」といったこれまでの価値観から卒業してしまった様です。
その替わりに、彼らはインターネットという情報空間の中で言葉を発する事で、自分の頭の「中味」を表現することによって、これまで物欲が満たしていた「自己顕示欲」という名の欲求を満たす様になってきているのです。
私はこれまで、環境やエネルギー問題を本気で解決するためには、過剰消費を止めて「物質的な豊かさ」を求める価値観・ライフスタイルを変革する事。そして、情報やコンテンツ等の違う豊かさを追求する世の中に変えていかなくてはならないと述べてきました。現在の若者は、正にこの変革を既に行っている様です。
何故なのか?一番感性の鋭い世代、これまでの悪しき慣習に染まっていない世代として、彼らは本能的に「物質消費による自己顕示欲の達成」が、これからの時代の流れに合わない(「イケてない」)事に気づいているのだと、私は思います。
彼らのニーズを満たす事が、日本の価値観を変える大きな手掛かりとなるでしょう。 <転載終わり> −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 最近の若い人は車に関心が無くなった、ということはよく聞きます。でも私も若いころから車や家などには全く関心はありませんでしたから、嫌消費という風潮は今に始まったことではないのかも知れません。ただ、最近はそういう人が増えてきているということなのかも知れません。 面白いもので実際に家を持ってしまうと愛着は湧きますし、車も便利なのでありがたく使っています。息子も車など全く関心はありませんでしたが、今は赤城のひふみ農園の近くに住んでいますので、車がないと生活できないと言ってます。東京にいれば電車の方が車よりも時間通りに移動できますし、駐車料金や保険も不要ですので、却って便利ですが、田舎では買い物ひとつでも車がないと不便です。 このように物質消費に関心が少ない人たちがドンドン増えてくれば、自然と資本主義的な生活は変化すると思います。まだテレビや冷蔵庫、洗濯機すらない昭和30年代であれば、モノが欲しいと思うのは当然でしょが、今は欲しいモノはあまりないという人が多くなっています。テレビもエアコン、携帯、PCなどもほとんど揃ってますので、これ以上必要なものはないと思います。壊れたら買うというスタンスですので、当然モノは売れなくなると思います。冷蔵庫は一家に3台は要りませんので。今欲しいのは種蒔き機くらいでしょうか。 *4日前から風邪を引いてしまいました。それでも昨日までは通常に仕事をしていましたが、どうにも咳が止まらなくて困りました。熱は37度ですから全然平気ですが、咳が止まらないと夜もろくに眠れません。仕方ないので今日の仕事は先方様に延期していただいて、国分寺診療所という生協の病院に行きました。薬はあまり飲みたくはないのですが、咳が止まらないと携帯電話もできないので、薬を飲むことにしました。少し経つと次第に咳は止まり、今はほぼ止まりました。よかったです。それにしても風邪を引いて病院に行ったのは15年ぶりか20年ぶりくらいです。それでも1日休んでしまったのは仕方ないです。農閑期でもいろいろと農作業をやっていたのが原因かどうか分かりませんが、とりあえず1日ゆっくりできました。正月も2日からはたらいていましたので、正月以外では3年間で初めて休みました。尤も、中矢代表のツアーや講演会、個人的な旅行などは休みの日に行きますので、休みといえば休みですが(笑)。個人的に家でごろごろする時間は取れないのです。貧乏暇無しですね。明日は完治すれば午後から赤城に行きます。22日は新月初日の一粒万倍日ですから、ビニールハウスに種蒔きするために、前泊します。 ・壊して作る新しい世の中について