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野村證券について

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<学問道場より転載>

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副島隆彦です。  私は、4日前に情報をもらって、野村證券への金融庁の営業停止に処分のことを聞いて、かつ倒産、破綻が間近いと聞いた。

そのあと「週刊実話」という週刊誌の最新の記事が別の人から送られたきた。それを以下に転載します。

 私が、昨年の年末の12月23日に、野村證券は潰れるだろう、と時事通信の記事を理由にしてこの「重たい掲示板」(略称、重掲、おもけい)に書いたらネットで大騒ぎになって、私の言論の信ぴょう性が問われた。私は、他のいくつもの経済雑誌とかの記事が、「ガリバー野村はもう危ない」と載せていたので、根拠のない報道なら、そっちの方が叩(たた)かれるべきだろうと思ったが、なぜか私、副島隆彦に矛先が向かってきた。

 その理由が、なかなか振るっていて、「それは今は、副島先生の方が影響力があるからですよ」とのことだった。そういうものかね。私は、自分が“咬(か)ませ犬”のように利用されただけだと、分かったから不愉快だった。

私は、やがて破綻して解体されてゆく野村證券の可哀そうな社員たちに何の恨みもない。つぶれてゆく会社の従業員たちとその家族の悲惨さを思うと不憫(ふびん)である。だがどうにもならない。

 それは金融業界というのが、この10年、とんでもなく、国民に迷惑をかけて投資資金を大損させ、その損害者、被害者の数は、おそらく5百万人に及ぶだろうということを知っているからだ。一番、罪深いのは、やはり野村證券である。

 おそらく200万人ぐらいの顧客に、一人頭、数千万円ずつの損を与えただろう。それならやはり、つぶれるしかない。社会的な使命を終えた、というやつである。多くの人のお金(資産)に現実の打撃を与えて、恨みと憎しみを買ったら、もう存在できない。それが世の定めだ。

 私が、この野郎、と怒るのは、野村の幹部たちよりも、金融庁とその親分の財務省官僚どもに対してである。お前たちが、その片割れであり、真の共犯者なのだ。アメリカの手先になりつくして、日本の資産家や投資家たちをひどい目に遭(あ)わせたのだ。 

 昔ながらに、地道(じみち)に客に株式を買わせて、買ってもらって、その手数料で生きていればよかったのだ。株式なら、じっと持ってればその会社の努力があるから、いつかは値上がりする。ところが、そうではなくて、わけのわからない投資信託(ファンド)のたぐいを山ほど勧めて買わせて、それが、危険極まりないデリバティブたちだったから、それで客に大損をさせた。 国家ぐるみの詐欺だ。財務省と金融庁のOB幹部たちをこそ、根こそぎ逮捕して、裁判に掛けなければいけないのだ。

「野村に行政処分が近い」の記事は、このあとすぐ載せるが、私、副島隆彦が、この10日間ずっと集中しているのは、大阪の橋下徹(はしもととおる)のことである。 なかなか、たいしたやつだ。どこまででも暴れさせてみせてくれ。その 巧妙な二枚舌、三枚腰の、とんでもない謀略政治手法を、私は冷酷に解剖する。

 ただし、今の日本に広がり充満する、就職できない若者たちの激しい怒りと怨念が、「こんな国になんか一度、全部、壊してくれ」という熱気が、橋下徹への熱狂的な支持となって、現れていることは、私にも肌身で分かる。それは痛いほど分かる。だから国民の広い層の橋下人気の、その現象の分析を、政治学研究として徹底的にやらなければいけない。橋下を背後からあやつるアメリカの大きな力をこそ冷酷に見抜かなければならない。 

 ここの「今日のぼやき」に、中田安彦研究員が、今の日本で一番の、最高に素晴らしい 橋下徹研究を載せている。この、

 学問道場 今日のぼやき 「1296」番 橋下首相を誕生させようと目論む、関西財界ネットワークの正体とは   2012年4月3日 
中田安彦筆

をしっかり読んでください。そうすればあなたは今の日本の焦眉(しょうび)の政治課題 を正確に理解したことになります。

副島隆彦拝


(転載貼り付け始め)


「 嫌われ者 野村ホールディングス「消滅」秒読み 」

週刊実話   2012年4月14日号

 金融界の重大関心事だった増資インサイダー疑惑が、ついに「事件」として炸裂した。市場の番人の異名を取る証券取引等監視委員会が3月21日、大型の公募増資に絡んで内部情報に基づくインサイダー取引を行ったとして、中央三井アセット信託銀行に課徴金を課すよう金融庁に勧告したのだ。

 課徴金そのものは、不正利益の中から中央三井が得たファンド報酬額に沿って算定されることから、わずか5万円の納付命令にとどまっているが、投資のプロが公募増資のインサイダーで摘発されたこと自体が「前代未聞の大事件。監視委は一昨年の夏以降、執念の内偵の末にやっと摘発にこぎ着けた。当然、次のステップが視野にある」と市場関係者は打ち明ける。

 インサイダー取引が 表面化したのは中央三井アセットの株式運用担当者。国際石油開発帝石が2010年7月に公募増資を行った際、主幹事を務めた野村證券の営業担当から事前に情報を入手し、国際石油開発帝石株を空売り(保有していない株式を証券会社などから借りて売り、下落してから買い戻して返す投資手法)、運用する海外投資家向けファンドに約1400万円の利益をもたらしたという。

 現行法ではインサイダー情報を入手して利益を得た者は処罰の対象となる半面、組織を含めた情報提供者は罪に問われない。しかし、関係者は「情報を漏らしたのが野村の女性営業員」だったことに驚きを隠せない様子で語る。

 「証券会社は、企業の増資やM&Aなどを担当する投資銀行部門と、投資家に株式などの売買を勧める営業部門の間 に情報の壁を置くほど情報管理を徹底させている。それにもかかわ らず、野村の女性営業員が本来ならば知り得ない増資情報を入手し、これを漏洩した事実が明らかになったのは言語道断です。

 情報管理がルーズだった何よりの証拠で、ことによると他の営業員も関与していた可能性だってある。当然、監視委はインサイダーの闇に切り込むでしょうし、これでパンドラの箱が開いたら野村の信頼は失墜します」

 今回のインサイダー摘発に際し、当の野村は「まことに遺憾。当局の調査に全面的に協力する」とのコメントを発表したが、2010年9月に同社が主幹事を務めた東京電力の公募増資を巡っても、大掛かりなインサイダー取引疑惑が囁かれている。

「東電だけではありません。あの当時は日本板硝 子、相鉄HDなどでも増資インサイダー疑惑が公然とくすぶり、海外の投資家から『日本はインサイダー天国だ』と非難された。これに危機感を募らせた監視委が解明に向けて調査を開始したのですが、海外のヘッジファンドを含め関係者の口は予想外に堅い。

 そのため膨大な売買の中からコツコツと疑わしい関係を洗い出し、やっと摘発の第1号にこぎ着けた。従って第2弾、第3弾はもちろん、証券会社に対しても業務改善命令だけでなく、刑事罰の対象にも加えるよう金融庁に働きかけています」(証券記者)

 ただでさえ野村ホールディングス(HD)と傘下の野村證券は、オリンパス、AIJ投資顧問など、OBの救い難いマネースキャンダルで世間から白い目で見られている。そこへインサイダーの追い打ちで厳罰を与えられれば信用失墜を招き、業績不振の泥沼にはまる。

「その場合、米格付け会社のムーディーズは躊躇することなく野村をジャンク債に格下げする。野村HDの古賀信行会長、渡部賢一グループCEOなどが恐れるシナリオです」と、前置きして野村ウオッチャーが喝破する。

 「去年の11月、ムーディーズは野村が海外事業の収益悪化から7〜9月決算で最終赤字(460億円)に陥ったのを見届けると、格付けを引き下げの方向で見直すと発表した。その直後に英フィナンシャル・タイムズ が『傘下の野村不動産 と野村総合研究所を売却するのではないか』と“フライング報道”したこともあって、野村がキャッシュ不足で悲鳴を上げているとの憶測が広まった。

 まさにそれを追認するかのように、ムーディーズが3月16日、野村HDの格付けを投資適格の最低水準まで引き下げた。増資インサイダー摘発の前だったおかげか、ジャンク債の烙印を押されなかったのは不幸中の幸いといえますが、もしもそうなったら国際的にも信用は地に堕ち、野垂れ死にが現実味を増してきます」

 かつては証券界のガリバーとして君臨した野村HDが、いまや存亡の危機に直面しているのだ。「野村の屋台骨が怪しくなってきたのはリーマンの欧州とアジア部門を買収するなど、身にあまる投資にのめり込んだこと が大きい。今さら元に戻れず、といってこのままでは立ち行か なくなる。

 だからこそ金融庁はメガバンクの傘下に入るよう水面下でプッシュしている。実際、野村首脳がメガバンク首脳と密かに接触した姿が目撃されています。その後、どこまで交渉が進んだかは明らかになっていませんが、増資インサイダー摘発を機に金融庁が野村に決断を迫っている、とのアングラ情報が飛び交っています」(金融情報筋)

 とはいえ、野村にも意地がある。だからこそ金融庁が描くシナリオに反発し、単独での生き残りを模索しているとの見立ても一部にある。これまではHDと傘下の野村證券はトップが兼務してきたが、4月からはHDと実働部隊である証券のトップを別にしたのが好例だ。しかし、野村ウオッチャーは冷やや かに言う。

 「金融庁と監視委は表裏一体で野村包囲網を敷いている。メガバンクを駆け込み寺にさせる方針を決めている以上、最後のあがきを認めているだけでしょう」

見えてきた野村の命運は、果てしなく暗い。

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦拝   <転載終わり> −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−    久しぶりに副島先生が野村證券について書かれています。野村證券は厳しい状況のようですね。日本の富裕層200万人に対して、一人につき数千万円(5,000万〜6,000万円)のファンドを販売し、損を出させたそうです。野村としてもアメリカの言いなりの財務省から圧力を掛けられやったことなのでしょうが、当然責任はありますので、倒産も仕方ないと思います。我々庶民はファンドを5,000万円も買えないので、他人事ですが、当人としてはたまったもんではないですね。    4月17日に副島先生より携帯にお電話をいただきました。4月末ころにひふみ農園福島に、学問道場の門下生の60名の皆さんと一緒に、見学に来られるとのことでした。あいにく私は翌日にひふみ農園丹波篠山の実習会なので、副島先生にお会いすることはできませんが、ウチの農園のメンバーは集まるようです。  そのお電話の中で、5月に赤城にも一度来られるとも言ってくださいました。詳しくはお話しはできませんが、先生も野菜などを少し栽培されておられるそうです。ですので、その日はスーパー活緑を差し上げようかと考えています。相当野菜が元気になるので、先生もきっとびっくりされると思います。 5月に副島先生が赤城農園に来られる日程が決まりましたら、オーナーさんにはご連絡したいと思います。ご期待ください。    いよいよ明日は、ひふみ農園赤城の実習会です。関東のオーナーの皆さんが集まり、作業をされます。明日はウチで種から栽培したエンドウがありますので、皆さんに植えていただきます。昨日、目黒のSさんと神流のOさんが、エンドウを畑からポットに300個ほど移してくださいました。大変な作業で、感謝です。また、もう遅いですが、ジャガイモもありますので、まだ植えていないオーナーさんは植え付けるとよいと思います。尤も、今年は遅かったので、まだ大丈夫だと思います。    月に一度開催される実習会は、オーナーさんの他には、ひふみ友の会会員さんも参加できます。長靴や運動靴、軍手、タオルがあればOKです。後は全て農園にありますので。トイレも洗面もすぐ近くにありますので、問題ありません。  明日は皆で楽しくやりましょう!      

 

・学問道場


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