<日本経済新聞より>
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東日本旅客鉄道(JR東日本)は3月14日に実施するダイヤ改正で、首都圏郊外を走る列車本数を削減する。人口減や高齢化で利用客が減っていることが背景だ。1都3県で削減する列車の走行キロ数は2700キロと、1987年のJR発足後最長になる。列車の削減はこれまで東北などの地方ローカル線が中心だったが、首都圏の通勤路線でも「選択と集中」が進む。
<転載終わり>
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地方のローカル線は乗車率が低いため、本数が減らされましたが、首都圏でも来月からかなり本数が減るとのことです。
五日市線は、日中時間帯の20分間隔の運転が30分間隔に減らされ、青梅線も立川発着の列車で、上下合わせて平日7本、土曜休日には19本減らされるそうです。
また、川越線の高麗川―川越間で日中の運転間隔を20分から30分に減らされ、千葉県でも成田エクスプレスを除き、特急列車は運転縮小。東京と佐原を1日2往復している「あやめ」が廃止され、館山行きの「さざなみ」は君津止まりになるそうです。銚子行き「しおさい」、安房鴨川行き「わかしお」も上下合わせそれぞれ3本、2本減らされるとのことです。
東海道線の小田原―熱海間も1時間に4本走っているのを、3本に減らし、静岡県の伊東線も午前中の利用客の少ない時間帯に本数が削減されるそうです。
日本は人口が減っているので、乗車率は首都圏でも下がっています。JRとしてもやむを得ない対応なのでしょうが、便利な首都圏も次第に不便になっていくようです。
地方は一家に自動車が2、3台あるのが普通ですので、電車の本数が減ったとしても、さほど影響はありませんが、東京や大阪などでは自動車よりも電車を利用する人が多いですので、JRの本数削減の影響は大きいと思います。
台/人
人口1人あたり乗用車台数
0.7
0.6
0.5
0.4
0.3
0.2
0.1
0
一覧表の見出し文字が黄色の部分をクリックすると、データ順(降順) → 都道府県順と、並び順を切り替えて表示します。
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都道府県
自家用乗用車
(台)
世帯あたり台数
(台/世帯)
乗用車密度
(台/km2)
1台あたり人口
(人/台)
1人あたり台数
(台/人)↓
1
群馬県
1,336,743
1.654
210.10
1.48
0.674
2
栃木県
1,290,999
1.628
201.46
1.54
0.650
3
茨城県
1,903,415
1.603
312.25
1.54
0.649
4
富山県
693,813
1.709
163.34
1.55
0.645
5
山梨県
538,798
1.539
120.66
1.57
0.637
6
長野県
1,340,296
1.583
98.83
1.58
0.632
7
福井県
496,120
1.743
118.41
1.60
0.624
8
岐阜県
1,272,291
1.605
119.79
1.61
0.620
9
三重県
1,125,192
1.464
194.76
1.63
0.615
10
福島県
1,189,074
1.564
86.27
1.64
0.611
11
石川県
695,415
1.492
166.12
1.67
0.600
12
山形県
681,724
1.674
73.12
1.67
0.597
13
新潟県
1,360,655
1.555
108.13
1.71
0.584
14
宮崎県
652,818
1.265
84.39
1.72
0.583
15
鳥取県
335,918
1.444
95.78
1.72
0.582
16
静岡県
2,155,280
1.419
277.01
1.72
0.580
岡山県
1,119,923
1.370
157.44
1.72
0.580
18
香川県
570,834
1.336
304.19
1.73
0.579
19
徳島県
445,207
1.350
107.36
1.73
0.578
20
佐賀県
484,677
1.508
198.66
1.73
0.577
21
大分県
671,053
1.277
105.85
1.76
0.569
22
山口県
805,623
1.227
131.76
1.76
0.567
23
島根県
397,639
1.397
59.28
1.77
0.566
24
秋田県
588,892
1.385
50.61
1.78
0.561
25
岩手県
720,478
1.397
47.16
1.80
0.557
26
熊本県
989,789
1.307
133.67
1.82
0.549
27
鹿児島県
917,266
1.142
99.82
1.83
0.546
28
滋賀県
771,066
1.406
191.93
1.84
0.544
29
愛知県
4,018,405
1.298
777.98
1.85
0.540
沖縄県
765,496
1.275
336.23
1.85
0.540
31
和歌山県
527,444
1.205
111.60
1.86
0.539
32
青森県
716,035
1.224
74.24
1.87
0.536
33
宮城県
1,245,309
1.310
170.92
1.87
0.535
34
高知県
385,534
1.091
54.26
1.93
0.517
35
愛媛県
720,418
1.116
126.87
1.95
0.513
36
北海道
2,746,600
1.007
32.91
1.98
0.506
37
広島県
1,412,211
1.109
166.54
2.01
0.497
38
福岡県
2,485,388
1.082
499.13
2.05
0.488
39
長崎県
675,306
1.078
164.47
2.07
0.484
全国
59,810,485
1.069
158.24
2.13
0.470
40
奈良県
642,920
1.113
174.18
2.15
0.465
41
千葉県
2,720,627
1.006
527.60
2.28
0.439
42
埼玉県
3,112,216
1.009
819.42
2.32
0.431
43
兵庫県
2,265,751
0.921
269.85
2.45
0.408
44
京都府
985,242
0.838
213.57
2.66
0.376
45
神奈川県
3,029,957
0.736
1254.10
3.00
0.334
46
大阪府
2,716,194
0.660
1428.51
3.26
0.307
47
東京都
3,088,434
0.461
1411.10
4.30
0.232
出典(自家用乗用車台数):一般財団法人 自動車検査登録情報協会
「マイカーの世帯普及台数」 (平成26年3月末現在)
出典(世帯数):総務省
「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」 (平成26年1月1日現在)
出典(面積):国土交通省国土地理院
「全国都道府県市区町村別面積調」(平成25年10月1日現在)
※注北海道および全国の面積には北方四島の面積(5036.14平方km)は含めていない。出典(人口):各都道府県が公表している2013年10月1日の推計人口
※注推計人口とは、2010年10月1日の国勢調査人口を基に、住民基本台帳法および外国人登録法に基づく届出を加減することにより算出した人口であり外国人を含んでいます。ただし、北海道と高知県については推計人口を公表していないため、国勢調査人口と住民基本台帳に基づく人口から推計人口を独自に計算しており、外国人登録法に基づく届出の加減は行っていません。
・日本経済新聞