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1日3食 マクドナ○ドのハンバーガーを食べた人

<You Tubeより>

 先日、群馬の日月仲間からこのドキュメンタリーを紹介していただきました。すごい内容です。30日間、1日3食マックのハンバーガーやポテトを食べた人は、身体がボロボロになってしまいます。改めてびっくりです。(You Tubeの右下に1/13〜13/13まであります。13回に分けてアップしてありますので、1/13から順に見ていってください。飛ばしてもいいです。)

 

 

          動画: スーパーサイズミー

 

 


「副島隆彦は朝鮮人だ」 とネットに虚偽を書く者たちへ反撃しておきます。学問道場より

<学問道場より転載>

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「副島隆彦は朝鮮人だ」 とネットに虚偽を書く者たちへ反撃しておきます。 投稿者:副島隆彦 投稿日:2012-03-27 07:46:04
副島隆彦です。 一昨日の3月24日の 私たち学問道場の定例会(会員限定の講演会)を無事終えることが出来ました。

 私は、あの日は、天候不順で低気圧だったので、初めはどうも話す気力が湧きませんが、後半部で 元気が出てきて、自分の話したい、今の金融・経済情勢の奇妙な変化の裏側の大きな真実を、思いっきり暴き立てました。おそらく日本一番優れた世界分析でしょう。

 最後はいつも通り、皆で盛り上がって、気分が良かったです。会場に来れなかった会員の皆さんは、急いでDVDにしますから楽しみにしていてください。古村研究員のアメリカ政治の最先端の研究報告も充実していました。

 私たちは、次は4月28日からの 「福島原発難民キャンプ・ツアー」に向けて活動します。私たちの学問道場にもっともっと多くの人が結集しますように、お願いします。

 私は、今日は、ちょっと自分が気になったことを書きます。それは、私の友人たちから、最近、言われるようになったことがあるからです。それは、「副島。お前、朝鮮人だ、とネットであちこちに書かれているぞ。ほったらかしにしないで、はっきりさせておいた方がいいぞ」という助言でした。 

だから、ここではっきり書いておきます。

私、副島隆彦は、朝鮮人であはありません。いわゆる在日 ( ざいにち。 Korean Japanese  韓国系日本人 )ではありません。 韓国・朝鮮系からの帰化 naturalization ナチュララザイゼイション した日本人でもあません。 私の家系に朝鮮人はいません。

このように明記しておかないと、どうも、私の本のあまり熱心な読者ではない人たちまでが、何の根拠もなく、「副島隆彦は朝鮮系らしい」などど、勝手な噂(うわさ)を立てるようです。私は、そんなくだらない風評に負けるような弱い人間ではありませんから、これまでずっとほったらかしにしてきましたが、やはり はっきりと書いておかないといけないと思いました。それでこのように書きます。

 これらの私への悪質な人格攻撃は、私、副島隆彦を付け狙っている 謀略人間たちによる、私へのネット上での中傷(ちゅうしょう)、評価・信用落としの攻撃となっている。 彼ら、腐り果てた人間たちの一部は、明らかに現職の汚れた警察官たちによるものだ。 

 彼らの組織的なネット上への書き込みが見られます。 彼らは、植草一秀氏らにチカン逮捕攻撃の違法行為を働いた警察官たちのグループでしょう。この者たちは処罰されるべきだ。摘発して公務員法・服務規律違反で裁判に掛けなければいけないと思います。

 それから、自分自身が朝鮮、韓国系の血が流れているが故(ゆえ)にか、みじめな人生環境のせいもあって、ひねくれつくし、ゆがみつくした人格になって、それで、人のことをあいつはチョーセン人だ、隠れ在日だ、と書き散らして回る人間たちがいる。 こういう人間は、軽度の精神障碍(害)者たちであることが多い。

 私、副島隆彦は、「アジア人どうし戦わず。仕組まれた戦争を再びさせられることがないように、アジア諸国は団結しなければいけない」という政治思想を築いてきた人間だ。だから、私には人種差別はない。

 今は、橋下徹(はしもととおる)大阪市長が大変な人気で、彼の「維新の会」が国政にまで攻め上がってくる、という感じになっている。私は、これも深く、初めから小泉純一郎とアメリカが仕組んでいる動きだと、分かっているから、一切、評価しない。

 なぜ、橋下(はしした)徹を、2003年の日テレ(大阪だけなら読売テレビ)の電波網で、育て上げ、2007年の大阪府知事選(彼は、その甘いマスクと正直な言動のために、183万票を取った)の時も、すべての 大阪のメディア(テレビ、新聞)が、彼を持ち上げた。すべて、仕組まれて作られつつある、日本国民への扇動の動きだ。

 その橋下徹人気への逆流で、「橋下徹は、部落民である。部落出身者である」という悪口と中傷が、最近、日本国内で半ば公然と話されている。初めは大阪の中だけでの明るい笑い話だった。大阪・阪神地方はとりわけそういう長い複雑な伝統を持っている。 ウィキペディアの橋本徹の項(こう)でもこのことは公然と書かれている。

 こういういやな雰囲気が今、日本に広がっているから、私、副島隆彦へのチョーセン人攻撃に対しても、今、明確に反撃、反論しておかなければいけない。もう以後、2度と、「副島隆彦は朝鮮人だ」と書くな。そういう明らかな虚偽(きょぎ。ウソ)を書くな。

 私の戸籍謄本や私の家系の調査でも分かることだ。法務省は、明治時代からの戸籍の記録をすべて握っている。今は内部に隠して公簿として公開しないが、法務省の官僚たちは何でも把握している。もし私の家系に朝鮮人や 部落民(「新平民」しんへいみんと書いてある)の記録があれば、必ず露見する。 私を攻撃したい法務省の官僚たちが、それとなく、それらを漏らしてばら撒くだろう。小沢一郎に対しても、そういう朝鮮系だという謀略攻撃を、自民党のよごれた連中がやった。小沢一郎にもそういう事実はない。

 私自身の戸籍抄本で、昔、私が見た、自分の祖父や父の抄本には、「士族(しぞく。さむらい階級)」と書いてあった。どこまで遡(さかのぼ)っても私には朝鮮人の血筋はない。 私の副島の家は、佐賀の戦国大名の竜造寺(りゅうぞうじ)の家臣団にの一族である。だから、二度と、「副島隆彦はチョーセン人だ」と書くな。そういう人間たちこそ、チョーセン人の血が混じっている自分に恐れ戦(おのの)いているのだ。 いい加減にしろ、と書いておきます。 

 副島隆彦記   <転載終わり> −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−    副島さんは橋下氏率いる維新の会の裏で、小泉元総理とアメリカが仕組んでいると言われていますが、どうもそのような動きになってきています。維新の会がTPPに賛成した時点で、怪しいと睨んでいましたが、副島さんもそのように考えていました。    橋下氏もアメリカが育てた議員だとすれば、50年もアメリカの指示で動いてきた自民党と、新たにアメリカ隷属になった民主党と共に、オールアメリカ隷属政党ということになります。日本国民から見れば、自民党に愛想をつかして民主党を選びましたが、民主党は自民党よりひどいアメリカの手先でしたし、今度は民主党に愛想をつかして国民は維新の会をある程度支持すると思いますが、結局全てアメリカの言いなりということになります。日本は結局戦後67年経っても、アメリカに占領されているということなのだと思いました。中国の脅威ということで在日米軍は未だに居ますが、ドイツやイタリアにはほとんど米軍はいません。    アメリカのすごいところは、日本国民にアメリカは良い国だと思わせていることです。アメリカに好意を持つことは問題ありませんが、日本国がアメリカの言いなりになって動かされている現実を把握することも大事ではないでしょうか。アメリカの属国であるにも拘わらず、日本国民は日本が民主主義だと思っています。(民主主義自体に問題はありますが)    橋下氏もアメリカの手先ということになると、後は名古屋の河村たかし市長くらいしかいないと思います。日本は九分九厘イシヤに制覇されてしまったようです。もうどうにもならないところまで来てしまいました。政治もアメリカの言いなりですし、官僚もアメリカの出先機関です。大企業も官僚の言いなりですし、どうにもならないところまで来たようです。これをグレンとひっくり返すことなどできるのだろうかと暗澹たる気持ちになりますが、きっと策があるに違いありません。今は株価も上がり、楽観ムードですが、この一年は何かが起こるように思います。         ・学問道場

 

花粉症の原因は自動車の排気ガス?

 先週から大阪の枚岡神社や兵庫県の丹波篠山、赤城に行っていて、昨日6日ぶりに東京の自宅に戻りました。この6日間で面白いことに気付きました。23日まで東京に居る時には、鼻水が出て、目が痒かったのですが、枚岡神社や丹波篠山、赤城に居る時には、花粉症の症状が出ませんでした。ところが、昨日東京に戻って来たら、いきなり花粉症の症状が出てしまいました。枚岡神社や、丹波篠山、赤城の方が、東京より杉花粉は多いはずですが、何故か東京だと鼻水とくしゃみが出ます(笑)。杉花粉の多い赤城や丹波では鼻水が出ないのに、東京に来ると立派な花粉症患者になるのはどうして?と考えていましたが、どうも花粉と自動車の排気ガスが混ざると花粉症の症状になるのではないかということに、ふと気付きました。

 そこで、Wikipediaで調べてみると、やはり思った通りの説がありました。

以下、引用します。

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自動車排気ガスによる大気汚染の関与 [編集]

ディーゼルエンジン排気ガス中に含まれる微粒子 (DEP) や、ガソリンエンジンからも排出される窒素酸化物 (NOx)、オゾン (O3) などに長期間暴露されることにより花粉アレルギー反応の閾値を下げる、アレルギー反応を増幅する等の影響が指摘されており、様々な実験・調査がされている。NHK地上TVでも、排気ガスと花粉の化合物の問題を取り上げ、幹線道路沿いの住民が花粉症派生率が高いと報道した[2] [3]

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 やっぱりそうか、と膝をうちました。そういえば、以前読んだ養老孟子さんの「バカの壁」にも同様の指摘がなされていたことを思い出しました。排気ガスはタバコよりも身体に悪影響を与えるが、日本の基幹産業である自動車業界の手前、その事実を国民には発表していないと書いてありました。

 資本主義というものは、誰かを犠牲にして成り立っています。自動車業界は国民の身体を犠牲にしています。排気ガスがなければ、花粉症もぜん息も起こらないかもしれません。ただ、電気自動車ならば、この問題は解決されると思います。そうすると、今度は電気を発電するために、原子力や火力が必要になります。原発では日本人は痛い目に遭ったので、現在はほとんど停止しています。北海道の泊発電所一ヶ所だけが稼動しているだけです。火力発電は原発よりは余程マシですが、ばい煙などの問題はあります。これも最終的には太陽光発電のようなクリーンなものに代わるとは思います。

 資本主義は誰かを犠牲にして成り立っていますが、人間もその負の部分を少しづつ克服しています。食肉は動物の命を犠牲にしていますが、それはどのような解決方法があるのでしょうか。大豆ミートのような代用肉もありますが、ほとんどの人は食べたこともないと思います。スーパーには綺麗パックされた肉が平気で並んでいるので、野菜や豆腐と同じ感覚で買っているのでしょうが、実際は動物が殺されているわけです。これも欺瞞の上に成り立っている商売です。自分のペットの犬や猫が殺されて、パックに詰められて並んでいると思えば、どうでしょうか。尤もそんなことを考える人はいませんが。肉を食べる人間も、様々な病気に罹ってますが、どうしても止められないようです。これもいずれ無くなるのでしょうか。

 資本主義はたかが200年くらいの短い歴史しかありません。この問題の多いシステムはいずれ変革されるに違いありません。日月神示にある「草木、虫けら、四つ足と共に歌う世の中」にはほど遠い現在ですが、諦めずに進みたいと思います。

*話しは前後しますが、前橋から高崎までの電車の中では、誰もくしゃみなどの花粉症の症状の人を見かけませんでした。また、鶴橋〜枚岡、尼崎〜篠山口間でも花粉症の人は見かけませんでした。ところが、昨日さいたま市〜東京では、くしゃみをする人がかなり居ました。なので、赤城や篠山に住んでいる人は、ほとんどマスクを付けていません。東京近郊の人はマスクを付けている人がかなり多く目に付きます。読者の皆さんも、自動車排気ガスの少ない地域にお住まいの方は、花粉症ではないと思います。また、工場のばい煙なども影響するかも知れません。

 それと、今朝6時に犬を散歩させましたが、朝は東京も自動車の排気ガスが少ないためか、マスクをしなくてもくしゃみも鼻水も出ませんでした。昼頃になれば、交通量が増えますので、またくしゃみが出ると思います。こう考えると、花粉症は病気ではなく、単に排気ガスのアレルギーではないかと思いました。迷惑な話しですが、自分も自動車を運転するので、仕方ないです。東京は余程人口も車も集中し過ぎているということだと思います。王任三郎は、人間は高原に住むのがよいと言われています。正に赤城や丹波篠山、福島田村の地は高原に位置しています。道理で心地よいと感じたハズです。自然もたくさんあり、自分の身体が活性化するのが判ります。何となくいい気分という感じです。今日は東京で仕事ですので、マスクをしていきます。明日はまた赤城なので、最高です。

 

米国に宣戦布告した日本:近づく国際金融資本の世界覇権崩壊

<国債情勢の分析と予測より転載>

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米国に宣戦布告した日本:近づく国際金融資本の世界覇権崩壊


 
●米グーグル:検索予測差し止め命令…東京地裁仮処分  毎日新聞 2012年3月25日

 大手検索サイト「グーグル」に実名などの文字を入力して検索する際、途中から予測文字や補足情報を表示する「サジェスト機能」を巡り、日本人男性がプライバシーを侵害されたとして、米国のグーグル本社に表示差し止めを求める仮処分を申請し、東京地裁(作田寛之裁判官)が申請を認める決定をしたことが分かった。だが、米グーグルは「日本の法律で規制されない」と拒否し、被害が救済されない事態となっている。決定は19日付。【中川聡子】

 ◇米グーグル拒否「日本の法律で規制されない」
 男性側によると、男性の実名を入力しようとすると、途中からフルネームとともに犯罪行為を連想させる単語が検索候補の一つとして表示され、それを選択すると男性を中傷する記事が並ぶという。

 男性は数年前、当時の勤務先で思い当たる節がないのに退職に追い込まれ、その後の就職活動でも採用を断られたり内定が取り消されたりする事態が相次いだという。このため調査会社に調査を依頼。その結果、あたかも犯罪に加担したかのような中傷記事がインターネット上に1万件以上掲載され、その中傷記事にサジェスト機能でたどり着くことが分かった。

 男性は弁護士に相談の上、グーグル側に記事を削除するよう求めたが応じてもらえず、昨年10月に「被害が重大で緊急に削除すべきだ」として、サジェスト機能の表示を差し止める仮処分を申請。地裁は男性側の主張を全面的に認め、差し止めを命じる決定をした。

 男性側は当初、グーグルの日米両法人を相手取っていたが、日本法人は「削除権限は米法人にしかない」と主張し、訴えの対象から除外した。残る米グーグルは「単語を並べただけではプライバシー侵害に当たらない。単語は機械的に抽出されており恣意(しい)的に並べているわけではない」と主張。「社内のプライバシーポリシー(個人情報保護方針)に照らし削除しない」として、決定に従わないことを回答してきたという。

 グーグルの検索エンジンはヤフーにも採用され、国内検索サイトのシェアを事実上独占している。

 男性は代理人の富田寛之弁護士を通じ「グーグル側が決定に従わないことに憤りを感じる」と述べた。富田弁護士は「弱い立場の個人や中小の事業者は、こうした検索結果が表示されるだけで失職や倒産など取り返しのつかない被害が生じる。日本での被害なのに、決定は米法人に執行できない。被害救済を実現するには法整備が欠かせない」と訴えている。

 ▽グーグル日本法人広報部の話 この件については現在、対応を検討している。
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20120325k0000m040095000c.html


●米国抜きの自由貿易: The Voice of Russia 22.03.2012, 17:59

 日本政府は22日、日本、韓国、中国の3カ国が投資協力に関する協定に調印することで合意したと発表した。中国の北京で19−21日に開かれた協議の結果、合意に達した。
 専門家らは、同協定の合意は3カ国による自由貿易圏創設のための基盤になるとの見方を表している。日本の藤村官房長官は22日、東京で開かれた記者会見で、この歩みは日本、中国、韓国の関係を強化することから、経済的のみならず政治的な意味も持っていると指摘した。

 3カ国の自由貿易圏創設は2000年代前半に提案され、5年前から投資協力に関する交渉が行われた。促進剤となったのは世界経済危機だった。3カ国の政治およびビジネス界のエリートたちの間では、経済的困難は各国のメリットを用いながら共に耐え抜いたほうが良いとの理解が増した。加えてこれは、米経済が引き起こした困難と決別することも可能とした。例えば、日本、韓国、中国は、貿易決済をドルではなく自国通貨で行う案をさらに積極的に協議している。

 貿易障害の排除は、中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)の間で自由貿易に関する合意に調印がなされた後、特に切実なものとなった。また、中台経済協力枠組み協定の作業が開始されたことも大きなきっかけとなった。なぜなら韓国と日本企業は、台湾のライバルやASEAN諸国の企業と比べて不利な立場に陥ったからだ。  

 ロシア科学アカデミー極東研究所のルジャニン副所長は、日中韓の自由貿易に関する協定は、欧州連合(EU)と北米自由貿易協定に続く3番目の大規模統合になるとの考えを表している。一方で、3カ国には経済協力を発展させる上で問題もある。ルジャニン副所長は、それは解決に至らない領土紛争だけではなく、依然として残っている互いへの政治的不信感だと指摘し、次のように語っている。

「日本と韓国の技術と巨大な中国市場を統合したら、3カ国それぞれにとって有益となる新たな質が生まれるだろう。だが、中国人がよく特許技術をコピーすることを考慮した場合、知的財産権に関する緊迫した問題が立ちはだかっている。そのため同合意では、知的財産権について特に入念に記される。」  

 ルジャニン副所長の見解によると、プロジェクトの実現では米国の立場が影響する可能性がある。なぜなら米国は、同国が関心を持つアジア太平洋地域で大規模な自由貿易圏創設に関する協議が早いテンポで進展していることに喜んではいないからだ。米国は、日本の鳩山元首相が米国抜きの東アジア共同体創設構想を提案したとき、苛立ちを表した。だが米国には、新たな統合プロジェクトを止めさせる力はない。

 米国はあらゆる手を尽くして日本と韓国の反中感情を促進させるだろう。なぜならこれは、米国の中国封じ込め戦略の一部となっているからだ。
http://japanese.ruvr.ru/2012_03_22/69268019/

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冒頭の3月26日付けのロイターの記事は注目が必要だ。この記事は米国株や商品などのリスク資産が今年初めから回復に転じており、今後も長期に渡って回復する見込みであるとしている。しかし、現実には今年に入って世界の海運市況は暴落しており回復のめどは立っていない。これは世界貿易の低迷や中国の建設ブーム終焉を反映している。更に、欧州ではスペインやイタリアなどの南欧大国だけでなくフランスやイギリスでも今後国家予算の緊縮化が予定されており、米国でもドル覇権崩壊による内需の激減が予想される。今後の世界経済の予測は暗澹たるものである。この状況で世界を支配する国際金融資本が愚かな一般投資家に株式を高値で掴ませて売り抜けるには、一時的な株式上昇傾向を演出した上で国際金融資本が支配する欧米巨大マスコミで株高を扇動するしかないと思われる。現在の株高はまさにその演出であろう。

最近になって日本政府が米国(正確には米国を支配する国際金融資本)に宣戦布告したとしか思えないニュースが相次いでいる。3月22日に合意された日中韓三カ国による投資協力に関する協定は、大東亜共栄圏の再現である東アジアの経済統合への第一歩に他ならない。現在は韓国という邪魔者が紛れ込んでいるが、韓国が近未来に滅亡すれば日中の協力による米国からの独立という戦後日本の悲願が達成されることは確実だ。

更に、3月19日には米国グーグル社に対して25日までの検索予測差し止めを命令する東京地裁仮処分が行われた。25日の期限を過ぎてもグーグル社は東京地裁の命令に従っておらず違法状態となっている。原告側は今後制裁金支払い処分を通じて仮処分を実行する「間接強制」の申し立てを予定している。このままなら原告の間接強制申し立てが裁判所に認められ、グーグル社に対する制裁金支払い処分の法的命令が行われ、それがグーグル日本法人の預金口座の差し押さえによって実行されることになるだろう。

 米グーグル社は米国にサーバーを置きながら国境を越えて全世界で営業活動を行っている。そして、米国法以外の法律に基づく裁判は基本的に拒否している。これはサイバースペースの司法権を米国が握り、米国の膨大な法曹人口がその業務を支配する、それを通じて21世紀の世界のビジネスを米国が支配するという米国の世界戦略の中核である。v更に、グーグル社は検索エンジンの情報を通じて反米的な感情の持ち主を探りその個人情報を米国政府に提供することで米国の安全保障にも貢献していると考えられる。グーグルは今や金融業に取って代わる米国の帝国主義の最大の柱になろうとしている。

 今回の東京地裁の仮処分命令は恐らく日本支配階層によって用意周到に準備されたものであり、グーグル社がサジェスト機能を温存した状態で問題を解決することが困難なように仕組まれていると予想する。仮にグーグル社がサジェスト機能の原因となった日本語のウェブサイトの大部分を説得して閉鎖させても新たに同様の裁判が日本支配階層によって行われるだけである。これは、日本国内で営業する巨大外資系企業が日本の法律と米国の法律のどちらに従うかを争う世界戦争である。

 国際金融資本は地震兵器を用いて再び対日攻撃を仕掛ける可能性がある。しかし、柏崎刈羽原発6号機が本日3月26日未明から定期検査に入り、日本で稼働する原発は北海道泊原発3号機のみとなった。仮に地震兵器を発動しても、被害を受けるのは北海道のみである。その泊原発3号機も5月5日に定期検査による停止が予定されており、それ以降は原発再稼働まで日本の原発稼働がゼロの状態が続く。あとは地震の揺れと津波への備えさえあれば日本は恐れることは何もない。5月5日以降には国際金融資本に対抗する勢力の総攻撃が始まり、ニューヨーク連銀を中心とする国際金融資本とそれに繋がる英国、韓国、イスラエルが大打撃を受けて破滅していくことだろう。

<転載終わり>

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 日本と中国、韓国が、ドルではなく自国通貨で貿易の決済を行おうとしているという新聞記事をネットで見た時は、驚きました。日本と中国に手を握られてしまうことをアメリカは最も怖れていますから、日本と中国を接近させないようCIAとそのエージェントの日本人(マスコミや評論家、作家)が長い間工作してきたわけですが、アメリカの力も弱くなってきたようです。

 また、ロシアの大統領にプーチンが返り咲いたので、今後は日ロの貿易や交流のパイプは太くなっていくと思います。戦後67年アメリカに占領され続けている呪縛から、ようやく逃れることができる兆しが見えてきました。

 人間はどうしても「慣性の法則」のように毎日同じことが続くと思いがちですが、実際は少しづつですが変化しています。しかしながら変化はわずかなので、日々の視点では変化に気付きません。1年、5年、10年、100年という単位で見ると、その変化は誰でも分かります。22年前までは日本中バブルで浮かれていました。銀座で飲むとタクシーは2時か3時でないと捕まらなかったです。3000万円もするゴルフ会員権や高級外車もドンドン売れていました。また、67年前は敗戦とハイパーインフレに苦しみました。両親に聞くと、米が無くて芋を一緒に炊いたりしたと言ってました。

 塚澤さんの著書「そして大恐慌が仕組まれる」によると、米は200倍くらい価格が上昇したとあります。10Kgで3,000円の米が、60万円になってしまったことになります。また、塚澤さんによると、日本の国債は日本人が所有しているので、国家破綻ではなく、ハイパーインフレになると言われています。米が60万円になる可能性もあるかも知れません。でも人間は、日々の生活が良くも悪くも変わらない、と思いがちです。このままずっと変化無しと考えてしまうと思います。ただ、面白いのは少しづつ変化というのは始まっています。注意して見ていれば、分かることもあります。

*日本とロシアと中国が手を結ぶこともあるかも知れません。新潟空港からわずか1時間20分でロシアのウラジオストクに着くそうです。成田から上海には2時間半で行けます。ロシアというとかなり遠い国と思いがちですが、かなり近いです。韓国が一番近いですが、二番目はロシアです。いつか新潟からウラジオストクに行ってみたいと思っています。

 

参考になるサイトがあります。

ウラジオへの旅行・滞在

 

1.ウラジオってどこ?

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2.ウラジオへのアクセス

(1)航空便スケジュール

●夏時間(2001年3月25日〜10月27日)

(新潟:木、日)夏時間
14:50 ウラジオストク発(XF807)
14:15 新潟着
15:40 新潟発(XF808)
19:10 ウラジオストク着

(機体はTU-154です。100人以上乗れます。所要時間1時間20分程度)

(富山:水、土)夏時間
13:20 ウラジオストク発(XF839)
14:00 富山着
14:40 富山発(XF840)
19:20 ウラジオストク着

(機体:YAK-40。少ししか(26人だっけ?)乗れません。所要時間2時間40分程度。関空便が定期になると来年あたりこの便はなくなるのでは?)

(関西空港:火、金)夏期のみ7月20日〜?
12:30 ウラジオストク発(XF805)
12:40 関空着
13:55 関空発(XF806)
18:05 ウラジオストク着
(機体は多分TU-154。所要時間2時間10分程度。定期便になるらしいとの話あり。  
●冬時間(ちなみに昨年のデータ)   (新潟)
13:50 ウラジオストク発
14:15 新潟着
15:40 新潟発
18:10 ウラジオストク着 (富山)冬時間
12:20 ウラジオストク発
14:00 富山着
14:40 富山発
18:20 ウラジオストク着

(2)市内へのアクセス

 空港から市内へは40キロ位です。早くて車で40分。

 ウラジオ空港に着いたらまず両替をしたいところですが、その時間銀行は既に閉まっています(ちなみに帰りも日曜の場合(新潟便)は銀行お休み)。つまり、バスには乗れないということですので、おとなしく足を手配してから来ましょう。空港で白タクを探しても50〜100$です(50$はもうムリかな)。日本で手配するのとそう変わりません。危険を冒すのは止めましょう。

 ルーブルを持っているのならバスで市内に行けなくもありませんが、空港からバスだと1時間くらいの町はずれのフタラーヤ・リェーチカ市場の近くのさびれたバス・ターミナルに着きます。そこから市の中心までトロリーバスやバスなら余裕で30分以上かかります。運良く電車があれば15分くらいか(本数は少ない)。安いという以外なんのメリットもありません(アクフェス西洋に泊まるなら近いのでそれでも良いかも)。いずれにせよ初心者には危険。冒険は止めましょう。
 私は空港からバスでも電車で帰ったことがありますが、荷物を持っての移動は疲れるだけです。電車の時は結局3時間くらいかかりました。駅まで歩いて30分〜1時間(覚えていないが相当遠い)、駅で待たされて2時間。電車で30分くらいだったかな?やめましょう。

 帰りも日曜(土曜は不明)は銀行休みです(新潟便注意)。ロシアはルーブル持ち出し禁止です。荷物の重量が超過しない人はあまったお金は空港へ行く前に必要最小限だけ残して円・ドルに戻しておきましょう。ルーブルは見つかれば税関で没収されます。円ドルも正当な理由がない限り(多分書類が必要)入国時より増えていると問題です。ロシア入国時、税関申請書には金額は正確に書きましょう。昔、数百円でも違っていると税関職員に怒られました(数百円だったので怒られただけですみました)。出国時は入国の時より細かく調べることが多いようですので気をつけて下さい。

 最近、この問題(申告をしない)でひどい目に遭っている人がたくさんいます。マジでちゃんとやりましょう。何百万も没収された人いますよ。

 空港に免税店、「まともな」お土産屋はありません。市内で全部買いましょう。最後に空港でという考えは捨てて下さい。

 

 ウラジオは房総半島の先っぽにあるというとイメージが湧くでしょうか。空港(アルチョム(アルテム))はその付け根にあります。ウラジオは不便な場所にあるのです。実は。

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3.ウラジオの見所

 僕の個人的お薦めです。

(1)要塞博物館

 博物館自体はまったくたいしたことありませんが、12時の時報を空砲で鳴らします。ぜひ、「すぐ近く」で見て下さい。あまりの大音響にビビリます。12時少し前に行かないと全く意味はありません。空砲の薬莢を売っています(ただし前日の物)。日露戦争の少し前に作られた要塞です。

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(2)捨てられた潜水艦

 チュルキン(中心部の反対側)のルースキー島側に潜水艦がいくつか錆びて捨てられています。最初は例の放置された原潜かと思って焦りました。行くのは車がないとムリです。

 写真は日本においてきてしまった...  

(3)日本人墓地

 右は空港近くにある日本人墓地です。
 心ない者により慰霊碑が斧か何かで削られています(右)。周りを囲っていた柵も一部無くなっています(左下)。去年はあったのに...柵は鉄くずとして売られたか誰かのダーチャの囲いにでもなったのでしょう(今現在アルチョム市役所により修復されたようです(ありがとう))。アルチョムの日本人墓地は遺骨収集が終了してなくなりました。

 

 

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 (4)ロシア人墓地
 チュルキン(海の墓)にはマフィアの墓や潜水艦の事故で亡くなった軍人の墓、交通事故で亡くなった音楽家の墓等、我々の感性と違うド派手な墓があります。マフィアのボスの墓は巨大なその人物が透かし彫りになっています。
 ただし、厳粛な気持ちで訪れましょう。観光気分で行くのはマズイかもしれません。近くに上とは別の日本人墓地もあります。

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 有名なマフィアだったミホの墓です。たしかヒュンダイ・ホテルで撃たれて亡くなりました。  ミホの墓のすぐ隣にありました。多分マフィアの墓なのでしょう。ちがったらごめんなさい。道路に面した一等地はこうした雰囲気の墓が多いです。  

(5)太平洋艦隊の船
 旧型の艦艇ばかりですが一応軍艦が停泊しています。太平洋艦隊本部の前(中央広場)です。

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(6)ルースキー島の要塞博物館
 こちらは船で行かないと行けませんがなかなか迫力があります。

 (1)の要塞博物館の要塞もここも日露戦争当時に日本の侵攻に備えて作られたものだそうです。

  

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4.時差

 夏は日本より2時間進んでいる(日本が12時ならウラジオは14時)。冬は日本より1時間進んでいる。(日本より西に位置しているのになぜか日本より早い?ウラジオの経度は大体広島と同じ。ちなみに緯度は札幌と大体同じ。)

5.気候・風土

 そのうち。

6.ウラジオへ来る人・住む人

 夏は日本、中国、韓国からたくさんの観光客が訪れます。中国からはバスでやって来ます。ウラジオストク・ホテルは中国人がたくさん宿泊しています。お土産物屋さんも中国からの旅行者でごった返しています。韓国人もかなりウラジオに来ています。日本人はそれにくらべてずっと少ないです。ウラジオ滞在者も100人位しかいません。留学生、総領事館、日本語教師、商社、マスコミでほとんどです(多い順です)。

 オフシーズンに来る人は「怪しいおじさんの団体」が多いです。先日、ヒュンダイホテル(当地で一番のホテル)のロビーにて、おじさんが通訳を通じて日本語で「サオのマッ○サージね」と言っている声が聞こえました(顔ではなかった)...

 ウラジオの話ではありませんが、昔、男3人でサンクトに旅行に行ったとき、ホテルでエレベーターに乗ると、ロビーにいた女の子達(多分10代後半)の集団から3人が一緒に入ってきて我々に「ダバイ、S○X」と声を掛けられました。メチャメチャかわいい子達だったので一瞬オオオッと思いましたが丁重にお断りしておきました(ちょっと後悔?)。どこも同じなのかも知れませんね。

 しかし、「サオのマッ○ージ」はないだろうという気がします。 こんなの通訳する人は気の毒です。

 

7.ウラジオ長期滞在

(1)予防接種

 長期滞在の方はウラジオに来る前(及び来てから)以下の予防接種をすることをお薦めします(外務省の職員の例より)。間を開けて複数回接種する必要があるので早めに行動しましょう。

 ちょっとうる覚えのところがあるので自分で医者に確認して下さい。個人の予防接種歴によって違ってくるので注意。ちなみにこちらに滞在している人の全ての人が以下の予防接種をしているわけではありません。

?破傷風
 (確か)幼年時に予防接種を受けていれば1回のみ。

?ジフテリア
 1回。3種混合を幼年期に受けた人は不要なのかな(それとももう1回必要?)。

?A型・B型肝炎
 それぞれ間をおいて3回接種が必要ですので日本で打った後、ワクチンを持っていってこっちの病院で打ってもらいましょう。医療関係機関等で働いている人はすでに接種済みのはずですので1回でいいのかな。A型肝炎は当地の学校で集団発生したことがあります。

?ダニ脳炎
 最初に1ヶ月おいて2回。1年後にもう1回。現地の病院で予防接種して下さい。日本ではやっていません。別に打ってなくても、噛まれたらすぐ病院に行けばいいので不要かも。

 春先から秋頃にかけて野山にたくさんいるダニ(平面なてんとう虫みたいな奴):ダニの項をご参照)に噛まれ、そのダニが脳炎ウィルスを持っていると脳炎に罹ることがあります。この脳炎はかなり危険な病気で最悪死にます(確率はかなり低いものの毎年何人か沿海地方で死んでいます)。
 僕は今まで2回噛まれました。うちの妻も1回。初めて噛まれたときは予防接種も何もしておらす、病院にもいかず何もしませんでした。ロシア人が大丈夫、大丈夫と言っていたので...
 2回目に噛まれたときは病院に行き、検査をしました。僕の体には注射で抗体ができていました。よかった。

・ウラジオへの旅行

 

 

・国債情勢の分析と予測より転載

「悪徳ペンタゴン日本人に怒れ!お人好し国民よ」新ベンチャー革命より

 

<新ベンチャー革命より転載>

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「悪徳ペンタゴン日本人に怒れ!お人好し国民よ」

  1.90年代バブル崩壊以降、日本の国富分配が二極化:国民貧乏化深刻    日刊ゲンダイ2012年3月27日号によれば、日本企業全体の内部留保は461兆円(2010年度)(そのうち大企業は266兆円)に上るそうです(注1)。    一方、日本国民一人あたりの国民所得は90年代初頭、バブル崩壊以降、20年間、足踏み状態です。そして2008年のリーマンショック以降、急落し始めています(注2)。リーマンショック時、ほとんどの日本企業の業績は急落しましたが、その後、大企業は業績を回復させています。しかしながら、個人所得は落ちっぱなしということです。国民の不満は収まりません、リーマンショックは2009年の政権交代のトリガーだったと総括できます。   上記、日本企業内部留保増加と急落する国民所得の統計を比較すると、今の日本に起きている現象は国富分配の二極化であることがわかります。具体的には、日本全体に1400兆円から1500兆円規模の国民金融資産があっても、それは極端に偏在化しているということです。今の日本は貧富格差の大きい米国社会に限りなく近づいていることは自明です。この現象は資本主義先進国の宿命なのかもしれません。    このまま推移すると日本国内の市場は収縮する一方で、内部留保をためこんだグローバル日本大企業は黄昏・日本市場に見切りをつけて、中国、東南アジアなど成長する海外市場に軸足を移していくことももはや自明です、まさに“一将功なりて万骨枯る”状態です、今の日本は・・・。   2.悪徳ペンタゴン日本人と一般国民の二極化鮮明:小泉・竹中政権を誕生させた国民の自業自得    さて、本ブログのテーマは"悪徳ペンタゴン日本人"です。   なお上記、悪徳ペンタゴン日本人勢力および彼らを動かす米国戦争屋の定義は、本ブログのNo.225の注記をご覧ください。    悪徳ペンタゴン日本人は日本の政官財およびマスコミに蔓延していますが、二極化しつつある日本において、彼らは自分自身を“勝ち組”にポジショニングしています、勝手に・・・。その端的な例が、ネットで悪名高い“竹中平蔵”氏でしょう。彼が標榜する新自由主義は、元々、米戦争屋ボスRF家の設立したシカゴ大学で生まれた思想であり、本ブログの見方では、RF家の世界戦略を正当化する壮大なる詭弁体系です(注3)。    そのような詭弁体系を信奉する竹中氏はグローバル資本家への単なるゴマスリ男と揶揄できるでしょう。新自由主義を標榜できるのはRF家やロス茶家など世界的寡頭勢力(グローバリスト)だけです。    竹中氏も含め、われら日本国民はすべて、上記のグローバリストから見れば、ゴイム(注4)なのです。竹中氏を含む日本の悪徳ペンタゴン日本人(勘違い日本人)は、おのれは勝ち組でもなんでもなく、単なるゴイムであると肝に銘じるべきです。    この新自由主義経済学がRF家の詭弁体系だと喝破したのが、元シカゴ大経済学部教授・宇沢弘文氏(注5)でしょう、だから、同氏がTPPに反対するのは当然なのです(注6)。    2001年、小泉・竹中隷米政権が誕生して、日本にこの新自由主義思想が輸入され、今日の悪徳ペンタゴン日本人を蔓延させるキッカケとなりました。    現在の国民貧乏化の遠因は、小泉・竹中政権にあるとみてよいでしょう。2001年春、国民はだまされて小泉・竹中政権を誕生させましたが、そのツケが今、われら国民を苦しめています。   3.われら国民は水に落とされた犬なのか    われら国民は悪徳ペンタゴン・マスコミにだまされて、小泉・竹中政権を誕生させたばっかりに、自業自得で、この10年、貧乏化する一方ですが、さらにそれに追い打ちを掛けているのが、悪徳ペンタゴン・野田政権、そして悪徳ペンタゴン・大企業です。    国民人気ゼロの野田政権は消費税増税にまっしぐら、国民に計り知れない迷惑を掛けた大企業・東電は電気料金大幅値上げに邁進、ガソリン価格も右肩上がりの連続です、それに比して、国民の貯金は減る一方、今や、国民世帯の3割は貯蓄なし!とのこと・・・、絶句です(注7)。    悪徳ペンタゴン・マスコミの筆頭・NHKは偽善者ぶって、3.11震災などで被害を受けた悲惨な国民の生活シーンをよく放映していますが、自分たちは平均年収1000万円の高給取りです(注8)。彼らは米戦争屋にひれ伏すことで、この既得権益を維持させています、われら受信料負担者はみんな腹が立たないのでしょうか、舐められる一方です。    上記、悪徳ペンタゴン日本人たちは、NHKを筆頭に、自分たちだけは米戦争屋にひれ伏してゴマスリに明け暮れる一方、貧乏化する一般国民からトコトン絞り取ることしか頭にないようです。彼らはもう完全に居直っています。    このような状況は19世紀のマルクス時代の資本家vs労働者の敵対構造とまったく変わりません。    今日の日本の民主主義政治体制は、本来、国民の幸福を最大化するために生まれた近代体制のはずですが、今の日本は19世紀のマルクス時代に逆戻りしています。    この逆戻りのきっかけをつくったのはやはり能天気国民(いわゆる世論調査国民で、マスコミに踊らされる人たち)です、2009年、せっかく、政権交代を実現したのに、悪徳ペンタゴン・マスコミにまたも騙されて、民主政治を取り戻そうとした小沢・鳩山政権を潰してしまいました。悪徳ペンタゴン・マスコミに二度も騙されたツケは計り知れず大きいことにわれら国民は早く気付くべきです。   <転載終わり> −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−    一昨日打合せでお客さんと中野の喫茶店に行きました。15時というコーヒータイムにも拘わらず、お客さんは私たち以外誰もいませんでした。駅から徒歩10秒という立地なので、以前は繁盛店でしたが、一昨日は誰もいませんでした。たまたまなのかも知れませんが。最近は飲食店などのサービス業もお客さんが来なくて大変だと嘆いています。    新ベンチャー革命さんが言われるように、日本では所得格差が小泉政権以来大きく開きつつあります。これを選択したのも私たち日本人ですので、仕方ないのですが、テレビや新聞だけでは真実は分かりにくいというのも事実です。大東亜戦争の前後でも、読売や朝日新聞などは日本政府の意のままに戦争賛成という報道をしていたことは周知の事実です。日本人が、お上の言葉を代弁する新聞やテレビで報道していることを真実だと思うのはある意味仕方ないのかも知れません。数人の中国人の知人は、共産党政府の言うことは50%くらいとして捉えていると言ってました。全てを鵜呑みにはしないそうです。お上の言うことを疑わないで信じるというのは、日本人のある意味良い特性かもしれませんが、ここまで来ると思考停止と言われても仕方ないかも知れません。   *今日は4月からオープン予定のひふみ農園福島の管理人の方が赤城に見学に来られます。先ずは赤城と同じようなスタイルでスタートしたいと思います。その後は福島農園の良さを付加していけばよいと思います。4月の第1回福島農園の実習会には、関東のメンバーが10名参加します。明日届く「玉響」4月号に入るチラシを見て、福島農園実習会に参加されたいという方が増えると思います。    また、明日は「玉響」リニューアルパーティーが東京で開催されます。「玉響」に執筆される方や多くの日本弥栄の会会員さんが集まります。「玉響」は16ページも増えますので、益々面白い内容になると思います。以下、日本弥栄の会さんのホームページから引用させていただきます。   −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 『玉響』は、これまでの『たまゆらPremium』から16頁増え、プロのデザイナーも入って格段にバージョンアップします。
たぶん、手に取る方は、「かなり変わったな」という印象をもたれることでしょう。

記念すべき「対談」の一番手は、『岡本天明伝』の著者、黒川柚月さんです。
日月神示発祥の裏話や、岡本天明さんたちが行っていた神業について、語り合いました。
ですが、あまりに面白くて、カットするのがもったいなく、前後編に分けることにしました(もしかすると、前・中・後編の三回になるかもしれません)。

「話題の人」のコーナーは、『神々の軍隊VS国際金融資本の超暗闘』などの著書で知られる濱田政彦さんが登場。インタビュアーの山口敏太郎さんと、UFO・宇宙人論や、石油メジャー系の闇の勢力の動きなど、様々なテーマについて語り合っています。

また、新たにレギュラー執筆陣に加わってくださったのは、私がよく参考にさせて頂いているサイト『IN DEEP』の管理者の「オカ」さん。
それに、前世リーディングが大絶賛され、小会ではたびたび一緒にイベントをさせて頂いている高橋善則さんです。

十数年前に出したものの、今は絶版になってしまった拙著の復刻『神威復活』も長期連載で始まります。
「ひふみ農園」で応用されている地球(テラ)サイエンスの全貌に迫る記事も、今回からスタート。
エクボ?の清水美裕さんの好評連載も引き続き掲載します。

いちおう、このリニューアル第一号はいつもよりちょっと多めに刷ったのですが、都内の一部の書店にも卸していますし、もし完売した場合は、増刷の予定はありません。
4月号からお読みになりたい方は、どうぞお早めに・・・。

年間購読者(会員)には、4月28日に都内某所で行われる、清水美裕さんとの「講演+トークライブの案内チラシ」が封入されます。
最近の傾向として、こういうイベントは早い者勝ちのようになっていますので、まだ会員でない方で、どうしても参加したいという方は、3月号から年間購読を申し込まれた方が有利と思います(3月30日に発送され、非会員より早く届きますので)。

ホームページも全面的にリニューアルします。
4月1日の時点では、まだすべての項目を差し替えるのは間に合わないと思いますが、何しろ、デザインがガラリと一新しますし、中身も大幅に変わります。

電子ブック形式による、一部の過去記事の単品オーダーも可能となります。
とりあえず、『安心立命の処方箋』と『岩戸開き対談』が、すべてオンラインで記事ごとにダウンロードできるようにしました。
これまでは、たとえば、去年のあの号の記事が読みたいと言われても、バックナンバーに在庫がない場合は、ご要望にお応えすることができませんでした。
4月からは、上記の二つだけですが、一つの記事ごとに読めるようになります。

『玉響 WEB-TV』では、動画で、『玉響』の対談内容をダイジェストでお見せしたり、『玉響』には載らない、動画ならではの情報コーナーもあります。
こちらは基本的に無料です。

こんなふうに、だいぶ体制が変わります。
次回の「今週の一言」の更新の際には、もう4月号がリリースされてしまっていますので、今からお伝えしておくことにしました。
ということで、4月から新しくなる月刊『玉響』を、どうぞお楽しみに!   ・日本弥栄の会     ・新ベンチャー革命

「枚岡神社に参拝しました」 神社巡りサークル チーム関西135

 3月24日(土)13時より、神社巡りサークル「チーム関西135」の皆さんと一緒に、東大阪の枚岡神社に 参拝しました。その日は予報通りの天気でした。枚岡神社に着く5分くらい前まで、夕立のような強い雨が降っていましたが、13時には小雨になっていました。

 総勢23名の皆さんが集合しましたが、関東からも6名の方が参加しました。先ずは、全員で本殿にて正式参拝を行いました。その後、神津嶽本宮まで登ることになりました。奈良の大神神社ほどではありませんが、かなり登らなくてはなりません。道が雨でぬかるんでいたので、一同は滑らないように注意深く進みました。5分くらい登ったところで、中東宮司さんが本宮についてご説明くださいました。

   

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宮司さんのお話し

  約30分くらい登り、神津嶽本宮に着きました。その頃はありがたいことに雨も止みました。中東宮司のお話しでは、渡来人から鳥居が伝わる前までは、古代の様式で礼拝が執り行われていたそうです。

  

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 宮司さんのご説明をお聞きした後は、いよいよ「お笑い神事」が始まります。 

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  20分思いっきり、腹のそこから笑います。宮司さんの「あーはっはー」に合わせて、私たちも「あーはっはー」と力一杯笑います。お腹の底から声を出し続けるのは、かなり体力が要ることが判りました。お供の神職さんが5分経過のカードを上げました。まだ5分しか経ってないのかとショックでした。別に可笑しくもないのに笑うのは、結構しんどいです。宮司さんは良いことや明るいことを想像しながら笑うといいと、ご指導くださいました。でも、明るく楽しいことを想像したくても、なかなか思い浮かびません。このままでは疲れてしまうと思ったので、この際思いきり声を出すことにしました。恥も外聞もないので、大きな口を開けて、できる限りの大声で笑いました。合気道の稽古などもそうですが、自分で力の出し具合を調節しながらやると、却って疲れます。なので、稽古の時もできる限り思い切りやるようにしていました。それと同じで、思い切り声を出して笑うと、集中しているせいか、疲れをそれほど感じませんでした。

 

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  皆さん大声で笑います(笑)。10分経過すると、もう恥はほとんど無くなってきます。

 

  宮司さんのご指導で、皆で手を繋いで、大声で笑いながら本宮の周りを廻りました。

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 まるでフォークダンスのように円を描きながら、大声で笑います。

 

 

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  15分経過。あと5分です。最後の力を振り絞りながら笑います(笑)。 

  

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  まだまだ笑ってます。フォークダンスのように何故か足が揃ってます。マイムマイムはイスラエルのフォークダンスです。(お社の上の方に竹のようなものがぶらさがっていますが、何ですかね?こんなのあったかなー?)

 

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 何とか20分笑いきりました!一同やりきった満足感で一杯でした。その後、宮司さんに合わせて大祓の詞を奏上しました。

 

 

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  その後、宮司さんが皆さんで「ひふみ祝詞」を奏上してくださいと言われました。チーム関西のリーダーのTさんに続き、全員でひふみ祝詞を奏上しました。まさか宮司さんの前で、ひふみ祝詞を奏上させていただけるとは思いませんでした。 

 この続きはまた後日お伝えします。先ほど「玉響」リニューアルパーティーから帰ったので、遅くなりました。こちらも後日お伝えします。

 

 

「枚岡神社に参拝しました」 神社巡りサークル チーム関西135 その2

 枚岡神社参拝の続きです。昨日の記事でもご紹介しましたが、お笑い神事とは、元々(2000年前からなのか50年前からなのかはよく判りませんが)枚岡神社で執り行われていたご神事だったそうです。3年前までは氏子さんたちが20名か30名くらいで、お笑い神事をされていたとのことですが、3年前に中東宮司さんが枚岡神社に来られてからは、毎年参加される方々が増えているとのことです。中東宮司さんはこんなに良い神事をどうしてもっと広めていかないのかと考えたそうです。当初は20名か30名くらいの参加者でしたが、昨年の12月25日には1000人も集まったそうです。世の中はクリスマスの最中ですが、枚岡神社は笑いの渦で熱気が充満していたそうです!宮司さんは今後もっと多くの方が参加されると言われていましたが、私もそう思います。

 昨日「玉響」リニューアルパーティで会った川越の会員さん二人は、この枚岡神社のお笑い神事を体験されたのですが、本当に楽しかったと言われていました。私も同感で、とにかく楽しかったという記憶しかありません。そして是非また20分間笑いたいと思いました(笑)。関西も関東も神社巡りの際に、皆でお笑い神事をやるのも面白いと思います。頭で考えても解らないので、わの舞と同じで、とにかく先ずやってみればいいと思います。やってみて、たいしたことないと思うのであれば、次回から止めればいいと思います。最初はとにかく腹の底から笑うだけで、後半の10分は皆で手を繋いで、笑いながら輪になるのも面白いと思います。わの舞と同じで、日月神示のマルチョンマークの形になっています。(4月8日のチーム関東の神社巡りで、もし機会をいただけるなら、川越美女2名と私の3人で、お笑い神事のデモンストレーションをやってみたいと思います。よかったら、皆さんも参加してください。)

 中東宮司さんは、腹の底から笑うことで、天の岩戸を開こうということで始められたそうです。確かに力の限り20分笑うのはキツイのですが、自分ひとりだけで笑うのではなく、皆の笑っている顔を見ていると、自然と笑えるものです。最初はエライことになってきたなと思いましたが、恥も外聞も捨てて、バカになって、アホになって笑えば、20分間笑えます。終わってみれば実に爽快でした。

 

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 まるで、マイムマイム。

 

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 日月神示のマルチョンマークになってます。本宮を囲んで笑いながら、ぐるぐる廻ります。神様も微笑んでくださっているようです。

 

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 神様に感謝の想いをお伝えしました。

 

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 数年前に建てられたお社です。

 

 

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 そして、いよいよ中東宮司さんのご講話を拝聴しました。特に印象的だったのは、アーノルドトインビーの言葉でした。「12、13歳ぐらいまでに、民族の神話を学ばなかった民族は、例外なく滅んでいる」日本では、戦後67年間神話を無視した結果、全ての面で行き詰ってきたとのことです。確かに小学校で神話は習いませんでした。日月神示に出合ってから、古事記などを学ぶようになりましたが、今でも小学校では神話を教育していません。

 2011年 東日本大震災

 2012年 古事記編纂1300年記念

 2013年 出雲大社と伊勢神宮ダブル式年遷宮

 昨年の震災により日本魂が呼び覚まされました。そして、今年は古事記が編纂されてから1300年が経ちました。また、来年は出雲大社と伊勢神宮共に式年遷宮の年です。いよいよ大和魂が甦りつつあります。そして、日本の甦りこそが、世界をリードするとのことでした。正に日月神示と同じ内容を話されました。中東宮司さんは、日本の宮司さんの中でもトップの方ではないかと私は思いました。国際情勢や経済などもよくご存知で、イシヤの動きも掴んでいるように思いました。中矢代表が言われた通りの人物だと思いました。

 そして、お待ちかねの直会(なおらい)です。「乾杯」ではなく、古式の「弥栄(いやさか)!」で始まりました。(昨日の「玉響」リニューアルパーティで、僭越ながら私が乾杯の音頭を仰せ付かりましたので、早速この「弥栄!」で乾杯させていただきました)

 皆で、「弥栄!」

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 想定外のご馳走にびっくりです。味がヘンに濃くなくて、美味しかったです。

 

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 直会では宮司さんを囲んで話が弾みました。日本の文化は神話と繋がっていることを色々と教えてくださいました。また、関西、関東の神社巡りサークルの情報交換も楽しかったです。関東にも関西にも同じ志を持つ仲間がたくさんいます。今後は中部や東北、中国、四国、北海道、九州にもサークルができるかも知れません。全国の日月仲間と、そして数千年、数万年の間、神と共に日本を守って来られた神職の皆さんとで、ミロクの世の雛形を創っていければと思います。今回はその大きな一歩だったと思いました。今後も枚岡神社さんにご指導いただければと思います。最後に今回の幹事を務めてくださった奈良のSさんに感謝したいと思います。この神事を行うにあたり、何度も中東宮司さんと打ち合わせされました。お蔭様でこのような有意義で、楽しい会となりました。本当にありがとうございました。

次回のチーム関西は、4月21日に京都の松尾大社になります。

 ・4月8日  チーム関東  神田明神、東京大神宮、靖国神社

 ・4月21日 チーム関西  松尾大社

 (4月21日は赤城農園の今年最初の実習会ですので、残念ながら松尾大社には参加できません。)

 

「円安が始まった」 朝倉慶氏

<船井幸雄.comより転載>

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円安が始まった

 「あの時点が転換点だったのか?」
 相場の大きな節目というものはかなり後になって振り返ってみないとわからないものです。1989年12月に日経平均は39,000円をつけ、その後20年以上にわたる下げ相場に突入したわけですが、その株が天井をつけた直後の1990年初頭や、1991年当時では、まだ日本の40年に渡った株式市場の上昇が大天井を打ったとはにわかには信じがたかったのです。
 「どうせ、また株は上がってくるさ」という楽観論が大勢だったと思います。実際、大きな相場の変化点ではどうしてもそれ以前の長いトレンド、(1989年のバブル崩壊時はそれまで40年間にわたって株が上がり続けた)に人々は慣れきっているために変化を認めるないしは感じ取ることは難しいものです。

 私は、今回円相場は完全に円安方向へ大転換したと確信しています。
 まさに円相場の歴史的なトレンドが変化したと感じているのです。今後、若干の円高への揺り戻しはあり得るでしょうが、基本的には円相場は100円、120円、150円、200円と怒涛の円安方向へ進んでいくことでしょう。思えば円相場は、1971年のニクソンショック当時の360円から2011年10月31日の75円まで40年間にわたって上がり続けました。長期にわたる円の上昇相場でした。そして今、ついにこの円の上昇相場は終わったのです。これから円相場はこの40年にわたる上昇相場が逆回転して、数十年にわたる円安への動き、言わば怒涛の円安相場に向かっていくのです。そしてそれはデフレからインフレへの日本経済の大きな変化であって、ひいては日本の大変な苦難の幕開けとなるのです。

 終戦後、焼け野原から東京証券取引所が1949年に再開されました。そしてこの1949年から1989年バブルの崩壊まで40年にわたって、日本の株式相場は一本調子で上がり続けたのです。奇跡と言われた日本の経済発展の歩みでした。そしてそれが40年にわたる株式市場上昇の歴史だったのです。
 一方、為替相場の方も同じで、1971年、固定相場から解き放たれて円の長い上昇トレンド、2011年までの40年間にわたって円相場の上げ相場が続いてきたわけですが、ここで終焉を迎えたのです。

円安進行でインフレ加速へ
 相場の世界は常に移ろいゆくのです。永遠に上げ続ける相場もなければ永遠に下げ続ける相場もない、どこかで変化が訪れ、新しい流れは芽生えてきます。そしてそれは大きな川となって広がり、やがて収集のつかない驚くべきクライマックスへと向かっていくのです。目指すは長く日本全体を悩ませてきたデフレからの脱却です。
 「やっときたか」と喜ぶのも束の間です。今度はデフレを解消し勢いがついて、一気にインフレへの止まらない道のりが始まるのです。円安になれば当然そうなりますよね。今ガソリンはリッター150円ですが、円が120円になったらいくらになりますか? リッター200円ですか? 250円ですか? その時の諸物価の値段はどうなりますか?
 そしてその時の日本の政策金利は何%になるでしょう? 3%ですか? 5%ですか? 国家財政はどうなりますか? 借金1,000兆円の金利支払いは? 30兆円? 50兆円? ちなみに、昨年(2011年)の税収は42兆円でした。止まらない円安は持続不能な日本の国家財政の姿を否応なく我々の目の前に強制的にさらけ出すことでしょう。暴力的な市場崩壊への始まりです。

 一度にそうはなりません。段階があります。これからしばらくはハッピーアワーです。円安万歳、デフレ脱却おめでとうで誰もが喜ぶ時です。株は上がり、円安で輸出産業は軒並み増額修正、トヨタなどは1円の円安で300億円の増益ですからこのままいけば大増益です。日本を代表する輸出産業は笑いが止まりません。待ちに待った円安です。95円くらいまでならね。しかし勢いがついてそれ以上いくとどうですか? 話は全く変わってきます。

 日本は31年ぶりに貿易赤字に転落しました。昨年の大震災が直接の原因ではありますが、実質、あの震災の後は福島の原発事故を受けて国内の原発は全てストップの動きになっています。この原稿を書いている現在、北海道の泊原発を残すだけで他の原発は全てストップして再開のめどは立っていません。あれだけの事故を受けては原発を停止しようという決断は国民感情としては当然かもしれません。
 しかしその後遺症として、日本はエネルギーの3割を賄っていた原発の代わりとして、火力発電に頼るしか選択肢がなくなりました。結果的に石油と液化天然ガスを中東から輸入、この輸入代金の高騰により貿易赤字となりました。昨年の貿易赤字約2兆5,000億円は全てこのエネルギーの買い付け代金の増加によるものです。これは原発が再開できない今年はさらに増えるしかありません。これだけ大きな輸入代金を支払っても今年の夏はエネルギー不足が必至と言われているのです。
 米国や欧州のように陸続きならば、パイプラインを敷くことによって天然ガスなどは安く手に入るのですが、各国と海を隔てた日本はそうはいきません。よって、今や米国の値段の7倍の高値で液化天然ガスを購入する羽目に陥っているのです。原発を再開しない限り、この割高なエネルギーの依存状態から脱することはできないのです。
 では原発をかつてのようにエネルギーの3割を賄うまで使用再開することができると思いますか? 国民感情としてできませんよね。ということは高い石油と液化天然ガスを買い続けるしかありません。要するに貿易赤字は減らない、さらに増え続けるということに他なりません。
 それだけではありません。今や日産などはタイから自動車を逆輸入していますが、この例をみるまでもなく、ここ数年の円高の流れの中で日本の主力企業は次々と工場を海外に立地、それを拠点にして輸出を増やしているのです。一度行ってしまった工場は返ってきません。日本には失業者とさびれた町が残るだけなのです。この工場の海外移転という傾向は過去10年にわたって顕著に展開してきました。個々の企業としては生き残りをかけた戦略ですが、気がついてみたら日本全体としてみて、多くの工場も雇用も海外に渡っていました。

 アメリカでは今シェールガス革命と言って、新しいこのシェールガスの開発のラッシュとなっています。特殊な工法で岩に穴をあけ水を吹きかけることでガスを発生させ、それを取得できる技術が開発されたのです。そして米国ではこのシェールガスの埋蔵量が400年分あると推定され、一気にシェールガスブームが訪れ、エネルギーの価格低下に繋がってきました。その結果として米国ではガスの価格が日本の7分の1となっているわけです。今回米国がイランに対して強行に出られる背景も、これは米国自身が自前でエネルギーを確保していける体制ができたという背景もあるのです。
 このシェールガス革命が米国で起きた結果、日米で今後どのようなことが展開されるかと言いますと、米国は当然、この新しいエネルギーであるシェールガスの輸出を目指すことになります。日本もこれは欲しくて仕方がない、しかしこのシェールガスは日本にそのまま直接輸入ということはできません。太平洋をつないでいるパイプラインがないからです。当然、一時的にガスを液化させて液体にして液化天然ガスにして輸入するわけで、これからこの液化プラントの工事が米国で始まるという段取りです。この完成には3年から4年かかります。こうなって晴れて米国から日本へと液化天然ガスが輸出される運びとなるのです。日米の関係からいって、これはもう日程に組まれていると言っていいでしょう。日本としても安いエネルギーを米国から調達できるのですから渡りに船です。
 こうなるとどうなるか? 今までは日本が輸出、米国が輸入ということで、日米の貿易摩擦など数々の問題がありました。ところが今や、日本は貿易赤字国になった上に、今度は米国からエネルギーを輸入する立場となるわけです。
 となるとどうですか? 今までは日本が輸出国だったから絶えず円高なのでしょうが、今度は米国が輸出国で、日本は輸入国となります。当然ドル高円安となります。今まで貿易関係の日米の形が逆転するわけです。まさに180度立場が変わるのです。

 これら円安への基本的な動きの変化がはっきりと為替相場に現れてきています。

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円・ドル相場の推移をあらわすグラフ

円・ドル相場の推移をあらわすグラフ
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市場の変化は正直で、為替、株、債券などどのジャンルをみても何年ぶりというような指標ではなく、30年ぶり、40年ぶり、ないしは史上始まって以来の記録が頻繁に相次いで出てきています。為替の世界では16日連続円安という、1980年以来30年ぶりの記録が出現しました。またチャートをみるとわかりますが、典型的なチャートの見方であるトレンドラインをみてみますと、2007年からの円相場の上昇ラインが見事に今年ブレイクされているのがわかります。チャートを少しでもかじった人ならば、円相場の円安転換は否定しようがないでしょう。

 円安に動く理由をさらに直近の事象として追ってみましょう。
 まずはヘッジファンドの動向です。彼らは昨年まではユーロを売って円を買い持ちしていました。また同じくヘッジファンドは、ギリシアやイタリア、スペインなど欧州の国債を売って返す刀で日本国債を買っていました。いわゆる欧州危機の深刻化を見て、欧州売り、円買いというポジションを組んでいたわけです。円が魅力的だから買っていたわけではありません。まさに欧州売りの取引の反対側として消去法的に円を手当てしていたのです。そしてヘッジファンドは、昨年はこの取引では相当の利益を上げていたのです。それがここにきて、欧州危機が昨年暮れから一段落し始めたので、これらのポジションを手終い、反対売買を行ってきたというわけです。具体的にはユーロの買い戻し、並びに円売りとなって現れます。
 またバレンタインデーに発表された日銀のインフレターゲット(=物価上昇率(インフレ率)に対して中央銀行が一定の範囲の目標を定め、それに収まるように金融政策を行うこと)政策も外人投資家にとっては絶好の円売りの動機となりました。日銀は1%を目途に消費者物価の上昇を目指すと宣言したわけです。日本語で目途と言っても英訳ではゴール(目標)と訳されていますから、海外投資家から見れば日銀は完全に1%の物価上昇を目指して金融緩和、国債の買い取りを続けるとみられるわけでこれは強烈です。

 日本はそもそも人口が減っていきますので、簡単には経済全体の需要が増えません。当然ですよね、人口が少なくなれば車も住宅も食べ物も前よりはいらないわけです。ですから、日本経済は恒常的に需要減少と言いますか、供給が絶えず需要を上回っている状態だったのです。いわゆる需給ギャップというものです。この需給ギャップが存在するということは、言い換えれば当然、供給過多で物の値段は下がりやすくなるということです。
 日銀に課せられた課題というのは、このような状態なのに物の値段を上げろ! と迫られているのです。ではどうしますか? 物が恒常的に下がる状態なのに物の値段を上げなくてはならない! 仕方がない! 何でもかんでも値上がりするところまでお金を印刷しよう! ということです。それを約束するのがインフレターゲットというわけです。1%の物価上昇目標はほぼ海外からみると公約に近い形になりつつありますから、これは強烈な政策です。まさに日銀はマネーを刷り続けるしかありません。効果が出るまで続けるのです。まさに出口のないマネー印刷、円安への強いアクセルです。

 こうして日本はあらゆる意味で円安方向へと外堀は埋められつつあります。留めはイランでの紛争ぼっ発が待っていると思えばいいでしょう。31年ぶりの貿易赤字、シェールガス革命、日銀のインフレターゲット、止まらない日本の財政危機、対外投資の加速、円安の理由を探せばきりがありません。しかし、今回始まった円安は日本経済に深刻な事態を引き起こすことでしょう。というのも結果的に円安は止まらなくなって、相場の帰趨は残酷に日本の本当の衰退を見せつけることになるでしょう。低下しつつある国力は覆い隠しようがないというところまできているのです。<円は安全資産>と言われていたのは遠い思い出となっていくのです。

<転載終わり>

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 朝倉さんが言われるように、1989年12月に付けた日経平均の39,000円が、今思えば最高値だったわけです。23年も前のことです。当時はバブルがはじけたことは誰も判りませんでしたので、きっとまた株価は戻るさと皆言ってました。そのうちに日銀の総量規制が始まり、融資に大きな規制が掛けられてしまいました。特に不動産や建設業は酷い仕打ちを受けました。今でも思い出します。私の知り合いの工務店さんもそのあおりで倒産してしまいました。2、3年経ってから、どうやら株価は元には戻らないのかもしれないと気付いた次第です。完全なハシゴ外しです。国際金融資本に見事にやられてしまいました。

 その後は、株価はずっと下がりっぱなしで、今年の1月には8,000円台で低迷していました。人間というのは面白いもので、今日も明日も変わらないと考えがちです。「心の慣性の法則」が働くので、明日も今日と同じだろうと考えるわけです。普通は誰でもそうです。なので、バブルがはじけたことも理解できないわけです。これは仕方ないことです。私もバブルがはじけたとは認識できませんでした。3年くらい経ってから、ようやく39,000円が最高だったのだなと理解したのでした。かなり遅いですが。

 朝倉さんが言われるように、昨年に円相場も同じことが起きたようです。1971年のニクソンショックまでは1ドル360円の固定でしたが、その後はドンドン円高になり、2011年10月31日には75円まで行ったのです。たぶん朝倉さんが言われるように、2011年10月31日の75円が最高値だったのかも知れません。

 もし2011年10月31日の75円が最高で、後はUターンして落ちるとしたらどうでしょうか。朝倉さんの言われる通り今後はインフレ傾向になっていくはずです。既にガソリンが150円になってきてますので、誰もがちょっとだけ感じていると思います。

 しかし面白いことに、今後は、しばし景気が良くなってみんな喜ぶということです。

『これからしばらくはハッピーアワーです。円安万歳、デフレ脱却おめでとうで誰もが喜ぶ時です。株は上がり、円安で輸出産業は軒並み増額修正、トヨタなどは1円の円安で300億円の増益ですからこのままいけば大増益です。日本を代表する輸出産業は笑いが止まりません。待ちに待った円安です。95円くらいまでならね。』

 最後の「95円くらいまでならね」、というのが不気味ですね。100円、150円、200円、300円と円安は進むのでしょうか。200円になれば今の中国のように輸出は有利になります。海外に出ていった企業は戻って来るかも知れません。

 輸出には大きなメリットがありますが、輸入は逆にデメリットになるのは誰でも判ると思います。石油、天然ガス、小麦、大豆、綿花、コーヒー、材木、パルプなどの輸入品が軒並み値上がりするということになります。

 この朝倉さんの予測が正しいと思う方は、輸入品は今の内に買っておいた方がいいかもしれませんね。今はフランスワインも500円くらいのもありますね。これが3000円、5000円になるのでしょう。そういえば、昔高かったジョニ黒やホワイトホース、ワイルドターキー、フォアローゼスなども今は1000円か2000円くらいですよね。これが昔のように8000円になるのでしょうか。まあ、お酒は別にいいとして、3パック98円の納豆が300円になるかも知れません。小麦も90%以上輸入なので、1斤150円のパンが、450円くらいになってしまうということですね。そうなると、今は何とか暮らしていける年金生活者の方には、相当厳しい環境になる可能性があります。また、家畜の飼料もほとんど輸入ですから、100円のマックが300円になり、280円の吉野家が1000円になるかも知れません。収入の少ない者には大きな逆風が吹いてくることになります。(尤も日月神示に従い、五穀野菜の方は逆風は少ないですが)

 インフレ傾向になって一番問題なのは日本の財政です。金利が低い今でも1000兆円も借金があるのに、金利が5%になったら 1000兆円×5%=50兆円 を金利として支払う必要が出てきます。昨年の税収が42兆円ですから、借金の利子50兆円を払うこともできません。それではどうなるかというと、年間30兆円かかっている医療費を削減したり、公務員の給料を半分以下にしたりと、社会保証の質を落とさざるを得ません。住宅ローンも上がりますから、毎月7万円の支払いが10万円になるかも知れません。(住宅ローンは固定に変えておいた方がいいかも知れません。)金利が上がれば、国民の生活を直撃します。

 デフレの内に、トイレットペーパーや洗剤、ゴミ袋、水、米、缶詰、醤油、味噌、衣服、下着、靴下、靴、住宅、電気製品、ビール、ワイン、卓上コンロのボンベなど、保存ができて、いずれ使うものは買っておくのもいいかも知れません。

 そうはいっても、このような変化が来るとは考えないのが普通ですから、この記事を読んだとしても、右から左かも知れません。確かに23年もデフレの中に居ると、インフレになるとは考えられませんから仕方ないと思います。自分に影響が出ないと行動に移せないのが人間ですから。どう考え、どう行動するかは本人次第ですから、この世は面白いのです(笑)。インフレになってきてからでも、そう遅くはないのですが、皆が一斉に買出ししたりするので、混雑しますし、待たされたりするので、そういうのが嫌な方は、少しインフレ気味になってきたら、早めに手を打てばいいと思います。

 そういえば、2月に高円寺で高島ヤス先生と飲んだとき、近々日本が総ビンボーになるよと言ってたのを思い出しました。

 

 

・船井幸雄.com


「直感力と「ワクワク」について」 船井幸雄.comより

 

 

 

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  お散歩中の船井会長とゴンちゃん
  (ゴンちゃん気持ちよさそうです^^)

 皆さまこんにちは。
 前回は「ワクワクする気持ち」について書かせていただきました。
 前回もお伝えしましたが、ワクワクする気持ちには、その人の長所や、その人が生まれてきた使命がかくれています。自分の中にある情熱や、楽しい、心地よいといった気持ちを大切にし、それを追求していくと、自分らしく、心から幸せを感じながら生きることができるようです。

 ワクワクする気持ちを大切にすることは、人間にとってとても大事なことだと思います。心から喜びを感じ、心が満たされ、幸せを感じている人が、人を幸せにできるからです。
 「楽しいな」と過ごしている人はまわりによい影響を与えます。そういう人がまわりにいるだけで、明るい気持ちになります。イキイキ過ごしている人をみると、「自分も頑張ろう!」と思えてきます。
 自分の心に正直に生き、喜びを感じて生きている人は、人にも優しく接することができます。そして、自分だけでなく相手にも幸せになってほしい、みんなで幸せに生きたいと考えます。そういう人が家族やまわりの人を幸せにし、社会に貢献できるのだと思います。


 今回は、ワクワクする気持ちと関係のある『直感力』について、書かせていただきたいと思います。
 
 皆さまも普段過ごしているなかで、直感が働いた!ということがあると思います。
 ふと頭に思い浮かんだ人から、ちょうど電話がかかってきたということや、
 本屋に行き、なぜか気になる本があり買ってみると、その中に自分が必要としている情報が書かれていた。
 なぜか「早めに出かけた方がよい」と浮かび、いつもより早く出かけてみると、電車が遅れて、ちょうど間に合うことができた。
 などなど、いろんなことがあると思います。

 直感は、頭で考えてもよく分からない不思議なものですが、一体直感とは何なのでしょう。そして、どんなときに働くのでしょうか。

 船井会長が自身の著書の中で直感力について説明している部分がありますので、そちらをご紹介したいと思います。



 私たちは普段、顕在意識といわれる意識下で思考したり判断したりしていますが、その意識のさらに奥には、通常の生活では意識されない、深い意識の層があります。
 顕在意識の一つ奥には、潜在意識があります。膨大なる自己の全ての記憶や経験がデータベース化された意識層で、それにもとづく無意識の心の動きが、微妙なバランスで私たちの精神状態や、ひいては肉体の状態にまで影響しているようです。

 そして、潜在意識のさらに奥になるのが、超意識ともいうべき深い意識層です。
 これは同種の生物同士、たとえば人間同士、あるいは猿同士でつながっているとされてきましたが、最近では、種族を飛び越えてすべてとつながっている可能性があるといわれています。

 何も思考することなく、ぱっと正しい答えがひらめくことを「直感が働く」といいますが、今述べたような意識体系から考えてみると、直感は、日常に使われている顕在意識の思考はもちろん、潜在意識すら介さない超意識の感覚です。

 つまり、直感とは、超意識のレベルから情報を引き出してきて、顕在意識に注入する感覚なのです。宇宙の意識とダイレクトに交信し、正しい情報や回答を導き出す力です。この直感は、良心に従うクセづけによって、適時に、しかも的確に発言されることができると考えられています。

 そもそも良心は、今述べた意識のなかでは、どのあたりにあるのでしょうか。あえて特定するならば、おそらく、顕在意識と潜在意識のほぼ中間、ときおり超意識も混じってくるような、微妙な意識レベルです。したがって、理屈では片付けきれない判断を下す良心は、もちろん、顕在意識の影響は受けてはいるものの、サムシング・グレートの意思に限りなく近い答えを出していると考えられます。

 こうしたことから、良心は、いわば「宇宙意思付き顕在意識」といえるでしょう。半分は顕在意識にあるものの、宇宙の意思を的確に判断することができる意識です。

 直感は、完全に顕在意識を飛び越えてしまっているので、それ自体を意識的に自在に扱うことはできません。しかし、宇宙意思にもっとも近い顕在意識である良心に、徹底的に従う努力をすることで、直感力の発現をうながすことができるのです。

『「本物」になるクセづけ』Image may be NSFW.
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(海竜社刊より)


 遠く離れた人のことが、ふっと頭に浮かび、相手も自分のことを考えていたりすることがありますが、きっと人間の深いところでは、みんなつながっているのだと思います。おもしろいですね。

 直感が働くとき、自分の心がどんな状態か注目してみると、心がワクワクしているときや、ウキウキしているときが多いことが分かります。自分が大好きなことをやっていたり、穏やかで心地よい気持ちで過ごしているときに、なぜだか分からないけれど、こうしたらいいような気がするなぁと「ふっ」と直感が降りてきます。そのまま直感にしたがって進んでみると、やっぱりその行動が正しかったりします。

 イライラしているときや、不満が多い心の状態のときは、直感はあまり働きません。 頭の中が思考でいっぱいになっていると、直感に気づきにくくなるようです。
 自分の心に正直に、素直な心でいると、宇宙とつながり自分にとって正しい情報を受け取ることができるようです。

 良心に従った生き方をしていると、直感が働きよい方へ導かれていくことから、宇宙はそういう生き方が正しいと私たちに教えてくれているのだと思います。
 素直な心でいると宇宙と調和し、自分に必要な情報を自然と受け取ることができるようです。調和ができていれば、ものごとはうまく進んでいきます。自分が幸せを感じ、他者に幸せを与えられる人を宇宙は喜んで応援してくれます。
 自分がワクワクすることも、宇宙が「それでいいよ」と教えてくれている情報のようです。

 

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 事務所に咲いていた「エリカ」という花

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  <転載終わり>

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 直感については最近よく耳にします。また、ほとんどの人が直感を受けた経験があると思います。直感に従ったおかげで電車に間に合ったとか、乗った電車の後続の電車が故障したなどはよくあると思います。その他、直感ではありませんが、連絡しようと思ったら、1秒後にメールが届いたり、たまたま開いたサイトに自分の知りたいことが出ていたりというシンクロは、誰でもしょっちゅう起こっていると思います。特に日月神示に関わることは非常に多いです。たまたま走ってきた車のナンバーが「123」だったり、「345」だったりするのは、週に3回はあります。「123」をよく見かけるときは、『完訳 日月神示』を読むようにしています。「345」が多いときは、もっと頑張って実践しようと考えるようになりました。

  この記事の中で、船井会長が大事なことを言われています。

 『直感は、完全に顕在意識を飛び越えてしまっているので、それ自体を意識的に自在に扱うことはできません。しかし、宇宙意思にもっとも近い顕在意識である良心に、徹底的に従う努力をすることで、直感力の発現をうながすことができるのです。』

 直観力は自分が使いたい時に、自由に使うことはできません。ただ、良心に従っていると、直観力が付いてくるということだそうです。つまりいいと思うことをやれば、次第に直観力も磨かれてくるそうです。 そういえば、6、7年前に読んだ浅見帆帆子さんの本にも、毎日良いと思うことを実践し、明るく前向きな気持ちの時に直感やラッキーなシンクロが起こると言われていました。反対に暗く不満ばかりのときには、暗くなるような場面に遭遇してしまうということです。

 このようなことは、ほとんどの方は既に分かっていると思います。ただ、技術としてのみ直観力をアップさせるということは、できないのではないかと思います。直観力をアップさせ、ラッキーなシンクロが起きるには、良心に従い、良いと思うことを実践していくことが早道だと思います。要は、毎日明るく元気で、仕事を一生懸命して、人にも動物や植物にも親切に、思いやりを持って接すれば、自ずと直感力は付いて来るということです。それほど難しいことはないですね。だから、いい人は直観力が冴えているのだと思います。不平不満ばかり言う人は、益々不平不満に陥るような環境が揃えられてしまうようです。今日も一日、仕事に精を出して、明るく楽しく行きましょう(笑)。

  

 ・船井幸雄.com

「帝国今昔」 マスコミに載らない海外記事より

<マスコミの載らない海外記事より転載>

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帝国今昔

 

ローマやイギリスの様な大帝国は搾取的だった。征服した国から搾取する資源と富の価格が、征服と統治の価格を上回ったがゆえに、帝国は成功したのだ。ローマが帝国を、より東部のドイツへと拡大しなかった理由は、ゲルマン部族の武勇ではなく、征服の経費が、搾取可能な資源の価値を越えてしまうというローマの計算だった。

 

ローマ帝国が崩壊したのは、自分たち同士が権力を求めて戦う内戦によって、ローマ人の人員と資源が枯渇したためだ。二つの世界大戦でドイツと戦い、疲弊した為に、大英帝国は崩壊した。

 

著書『諸帝国の支配』The Rule of Empires(2010)の中で、ティモシー・H・パーソンズは、啓もう的帝国の神話を、搾取的帝国の真実で置き換えている。ローマ、オーマヤド・カリフ王朝、ペルーのスペイン人、イタリアのナポレオンや、インドやケニヤでのイギリスが、資源搾取で成功したこと述べている。ケニヤ支配の経費を削減するため、イギリスは、イギリスの為になる部族意識をあおり、部族の習慣をでっち上げた。

 

パーソンズはアメリカ帝国を検討してはいないが、本の前書きで、アメリカ人は何ら搾取の恩恵を受けていないように見えるため、アメリカ帝国が本当に帝国なのかどうか、彼は疑っている。8年間の戦争と、イラク占領という取組みの後、ワシントンがその努力の見返りに得たものといえば、更なる債務の数兆ドルであり、イラクの石油ではない。アフガニスタンのタリバンに対する、10年間の何兆ドルもかけた戦いの後、秘密のCIA作戦用資金に使える麻薬取引の一部を除いて、ワシントンには、見せられる成果がない。

 

アメリカの戦争は非常に金がかかる。ブッシュとオバマは国家債務を倍増し、アメリカ人はそれで何の恩恵も受けていないのだ。ワシントンの戦争からは、富も、パンもサーカスも、アメリカ人に流れ込んではいない。すると、これは要するに何なのだろう?

 

答えは、ワシントンの帝国は、アメリカを支配するごく少数の強力な利益集団の利益を計る目的で、資源をアメリカ人から搾取しているのだ。軍安全保障合体、ウオール街、アグリ・ビジネスとイスラエル・ロビーは、自分たちの儲けと権力の役に立つよう、政府を利用して、アメリカ人から資源を搾取しているのだ。安全保障国家の権益の為に、アメリカ憲法は搾取されており、アメリカ人の収入は、1パーセントのポケットへと向けられてしまっている。アメリカ帝国は、こうして機能しているのだ。

 

新帝国は違っている。征服を実現せずに帝国になるのだ。アメリカ軍はイラクを征服せず、ワシントンが据えた傀儡政権によって、政治的に追い出された。アフガニスタンにおける勝利はなく、十年経ってもアメリカ軍はアフガニスタンを支配していない。

 

新帝国では、戦争で成功することはもはや問題ではない。戦争状態にあることで、搾取が行われる。アメリカ人納税者の莫大な金が、アメリカの軍事産業に、膨大な権力が、国土安全保障省に流れ込む。アメリカ帝国は、アメリカ国民から富と自由を奪うことによって、機能しているのだ。

 

これが、戦争が終わらない、あるいは、一つの戦争が終わると、次ぎの戦争が始まる理由だ。オバマが大統領の座に着いた時、アフガニスタンにおけるアメリカの任務は何かと質問されたことを想起頂きたい。彼は、任務が何か、任務を定義する必要があるかどうか知らないと答えた。

 

オバマは決して任務を規定しなかった。その目的を語ることなしに、アフガニスタン戦争を延長した。戦争の目的は、軍/安全保障複合体の権力と富を築くために、アメリカ国民を犠牲にすることだと、オバマがアメリカ国民に言うわけにはゆかない。

 

この真実は、アメリカ軍侵略の目的が、犠牲無しで実現することを意味するわけではない。膨大な人数のイスラム教徒達が爆撃され、殺りくされ、経済やインフラが破壊されたが、それは彼等から資源を搾取するためではない。

 

新帝国の下、標的とされた国の国民の命を奪うために、帝国の国民がその富と自由を搾取されるというのは皮肉なことだ。爆撃され、殺害されるイスラム教徒達と同様、アメリカ国民もアメリカ帝国の犠牲者だ。

 

Paul Craig Robertsは、元経済政策担当の財務次官補で、ウオール・ストリート・ジャーナルの元共同編集者。ビジネス・ウィーク、スクリプス・ハワード・ニューズ・サービスと、クリエーターズ・シンジケートの元コラムニスト。彼は多数の大学で教えていた。彼のインターネット・コラムwww.paulcraigroberts.orgは世界中の支持者が読んでいる。

 

記事原文のurl:www.paulcraigroberts.org/2012/03/26/empires-then-and-now/

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Information clearing houseでは、それぞれの記事にコメントを書き込める。そこに掲載されている、この記事に対して、書かれているコメントで、同感するものがあった。

細かいことに拘泥しすぎるのかも知れないが、虐殺されたアフガン国民 <同様に>、アメリカ国民も犠牲者なのだ、とは思えない。

 

国とトップの名を置き換えれば、そのまま意味が通じる。悲しい原理。永久戦争状態において、国民を支配する図式、『1984年』のなかで描かれている。

 

『MOX工場の建設再開へ 日本原燃、六ケ所村』というニュースに驚かされた。直接処分でさえ危険なのに、いまだ再処理にこだわる異常さ。

子供の頃、錬金術の話を読んであきれた記憶がある。愚鈍な王と迎合する高官。全くの昔話と思いこんでいた。昨年までは。

さにあらず。『原発推進』『核燃料リサイクル』『高速増殖炉もんじゅ』そして『迎撃ミサイル』『安保』等いずれもあり得ないことを売り込む『現代の』錬金術。

昔はそういうインチキ商売の宣伝制度、愚鈍な王、御用高官、御用商人と錬金術師だけだった。現代では、御用学者という現代の錬金術師、提灯もちタレント、商業マスコミ、テレビなる白痴製造装置、というハイテク・ガマの油売りシステムのおかげで売り込みは実に容易。『金の妙薬』。

 

日本中を放射能汚染させ、穀物、野菜、果物から、魚、家畜に至るまで、食料自給を全く不可能にし、宗主国から全面輸入、という遠大な計画を、支配者は意図的に推進しているようにしか思えない。ガリオア・エロア援助、宗主国の小麦と脱脂粉乳を思い出す。惚け老人の妄想であって欲しいものだ。ただし、東京の場合は、合理的な経済的理由がある。

東京で瓦礫処分を行うのは東京臨界サイクルパワー。東京電力グループ企業。
穴を堀り、その穴を埋めなおせば、事業は続くというケインズ経済学は健在?
原発で儲け、燃料リサイクルで儲け、たとえ原発が破壊しても、除染作業をしたり、汚染瓦礫を処理したりすれば、二重、三重に収入は増える。おいしい商売。
宗主国は、爆弾でよその国を徹底的に破壊しておいて、インフラ復旧で儲ける。
属国は、原発で自国を徹底的に破壊しておいて、インフラ復旧で儲ける。属国国民、国から永久戦争をしかけられているようなものだろう。

 

増税反対の二人の亀井議員、国民新党から追い出されたのだろうか?そして、

 

米海兵隊は「殴り込み部隊」と武雄市議会で発言した江原一雄議員(日本共産党)に、議会は「出席停止1日」の懲罰動議を賛成多数で可決させた。

というブログ記事を見て更に驚いた。本当と思えない。マスコミは全く触れない。

 

小生が武雄市の住民であれば村八分状態にされている?宗主国・属国体制に不都合な真実を語ると懲罰される市・国。既に日本、かつてと同様、対テロ戦争中の言論統制状態にある。

 

戦争で成功することはもはや問題ではない。戦争状態にあることで、搾取が行われる。属国の納税者の莫大な金が、アメリカの軍事産業に、膨大な権力が、アメリカ国土安全保障省に流れ込む。アメリカ帝国は、アメリカ国民と属国民から富と自由を奪うことによって機能しているのだ。

対テロ戦争の目的は、軍/安全保障複合体の権力と富を築くため、アメリカ国民と共に、最大の属国の国民を犠牲にすることだと、傀儡首相が日本人に言うわけにはゆかない。

新帝国の下、標的とされた国の国民の命を奪うために、属国国民がその富と自由を搾取されるというのは当然のことだ。爆撃され、殺害されるイスラム教徒達と同様、属国国民も、アメリカ帝国の犠牲者だ。

原発で成功することはもはや問題ではない。原発が大事故状態にあることで、搾取が行われる。属国の納税者の莫大な金が、属国の原発関連事業に、膨大な権力が、属国政府と、アメ リカ国土安全保障省に流れ込む。アメリカ帝国とその属国は、アメリカ国民と属国民から富と自由を奪うことによって機能しているのだ。

 

<転載終わり>

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 日本人は素直で幼くて、批判精神も養われていないので、何でも信じやすいと言われていますが、アメリカ人も似たように政府の言うことを信じて来たようです。今ではよく言われるように、一部の支配層がアメリカ国民を洗脳し、コントロールしているのですが、アメリカ国民はその事実を知りません。日本人と同じです。

 福島原発事故にしても、元々チェルノブイリの1/100しか放射能汚染はされていないのに、昨年突如レベル7に上げました。大事故にしておかないと、除染というおいしい仕事が無くなってしまうからだそうです。まあ、よくもこんなことを考えますよね。福島の方々は自宅にも戻れず、大変なご苦労をされています。確かに原発の10メートル近辺は近づかない方がいいのでしょうが、1Kmも離れれば、100μSvくらいまで下がるのではないかと思います。昨年浪江町の機動隊のバリケードの前で計測した時には、4月では6.75μSv、9月は2.65μSv、11月では0.65μSvでした。ドンドン減って来てます。バリケードで阻まれて、原発1Kmの地点では計測できませんが、たぶん100μSvまでいくかどうかでしょうね。時が経てば、ドンドン数値は下がっていきますので、来年にはかなり無くなっているのではないでしょうか。

 4月1日に中矢代表のご紹介で、副島隆彦さんと電話で30分ほど話しました。4月中に学問道場の方々60名と一緒に、ひふみ農園福島に見学に来たいということでした。用件はそれだけなのですが、私から原発や政治の話しを色々と質問したため、30分も話してくださいました。六ヶ所村の後がまとして、福島原発の近くに処理場を建設中だと言われていました。除染ビジネスの話しもされていました。さすがに副島さんは福島に事務所を構えておられるだけあり、細かい道や住所などをよくご存知でした。皆が逃げている中、たいした方だと思います。実際放射能はほとんどありませんので、福島に行って計測した人だけ、真実が分かります。

 4月15日にひふみ農園福島の実習会がありますが、今のところ関東のメンバー14名が参加します。その他東北のメンバーも来られますので、かなりの人数になるようです。14日から泊まりで行く関東の方も12名ですから、三春の旅館で宴会をやりましょう!素泊まりなら4000円です。コテージは3000円です。安いですね。またまた盛り上がります。4月後半に副島さんたち60名が来られるときにも、参加したい方は私に連絡ください。

 

・マスコミに載らない海外記事

「驕れる白人と闘うための日本近代史」(松原久子著

 

 

 

驕れる白人と闘うための日本近代史」(松原久子著 文芸春秋刊)リンク
 日本人の大衆の生活ぶりがどうであったのか、それを見事に述べられている著書です。
彼女がドイツに渡り欧米人の考え方の元をなす「思想的、技術的、経済的、芸術性」等は全て欧米が最先端技術を駆使して大国にのし上がってきたと言う自負に基づき、世界を見ている。日本は欧米文明に比べて500年は遅れていると見なしている。自分たち以外の文明がどのように形成されたか真面目に考えようともしない事に違和感を持ち、日本と欧米の違いについて研究しその違いを歴史的な視点についてまとめている。非常に興味をそそる内容になっているので、その一部を紹介する。

【引用記事】
江戸時代に「毎年農民による暴動があった。鎖国時代には全部で1500回くらいの農民一揆あった」などという日本の歴史家は多い。ところが、この「農民一揆」と数えられている事件を詳細に調べてみると、驚くべき結果が出てくる。

ある村の代表者と大名の代理人が年貢米の納入量について話し合ったが、合意に達することが出来なかった。そこで近郷のいくつかの村の代表者たちが一緒に大名屋敷へ参上し、年貢の軽減を願い出るために協力し合ったというだけで、それを「農民一揆」に数えられていたのである。そのような陳情が暴力沙汰になったのは極々稀なケースであったということは、全く甚酌されていない。

事実、「農民一揆」と言われている出来事の大半は、天候不順の為に収穫量が落ち込んだので、農民たちが配慮を願い出るといったような正当な申し出をしたとか、町へ静かに出かけて行って、自分たちの事情を説明してから、また静かに立ち去っただけに過ぎない事が証明されている。

どうして日本の歴史家はこぞって、「農民一揆」の目録を出来る限り沢山集めようと躍起になったのか、いつも不思議に思っていた。しかし、彼らの書いたものを読み、その何人かと話をする機会を得て、その理由が次第に分かってきた。

日本の事に多少通じているヨーロッパ人は、何かというと、日本人は革命を起こしたことが無いと言って非難する。この非難は、支配者の圧制に反抗しなければならなかったヨーロッパ人の経験に基づく思い込みから出発している。ヨーロッパ人にとって、ある国で革命が無かったということは、その国の民は意志の強さに欠けていることを意味する。

日本の長い歴史の中に革命があったことを示す記述を見出すことが出来ないと、日本人には救い難い欠陥があると見なされる。反抗が無かったということは、ヨーロッパの庶民族と違って日本人が卑屈な意志の弱い民族だという事を示す証だと言われてしまう。そこで日本の多くの歴史家は、古い史料の中に農民たちの不満が読み取れる些細な出来事を探しだして、そこにせめて革命の花火だけでも見つけ出そうと懸命になっているのではないだろうか。暴動が1件でも多くあったということを示せば、ヨーロッパ人に対して声を大にして「日本人だって意志強固なのだ」といえると信じているのではないだろうか。

しかし、本当の所は日本では同時代のヨーロッパ諸国と比べて、公正と自冶が高度に機能いしていた。農民たちは現存の統治システムに対して反抗しなければならないという感情に駆られることが少なかったのである。大名の改易や幕府の解体を求め、市民による統治を叫ぶ革命的な試みは、その萌芽さえなかった。そしてその理由は、欧米で良き鵜耳にするような、日本人が卑屈な民族だったからではなく、また当時自由を求める努力や試みが情け容赦なく弾圧されたからでもなかったのである。

もし仮に百歩譲って、農民一揆と言われている二百年以上の間に1500回あったという事の件数を正しいとしたところで、驚くべき農民の満足度の高さを示していることになる。当時日本にはおよそ六万三千の村があった。ということは毎年年貢米による納税額の決定が六万三千件あることになる。二百年以上という年月の中で総計1500回の争い、もしくは暴動あったとすれば、争いの起こった比率は一万件に一回という事である。

それでは、産業革命以前のヨーロッパの諸民族での農村での満足度はどの程度であっただろうか。

ヨーロッパの農民、特にドイツの農民は、日本の農民よりはるかに不安定な生活を送っていたことは確かである。彼らは日本と比較にならないほど、お上の横暴のなすがままになっていた。納税額は一方的にお上から要求され、協議に加えてもらうなど想像すらしていなかった。だからこそ、マルチン・ルターがキリスト者の自由を告知した時、彼らの多くはルターに希望を託したのである。農民たちはこの改革者を賦役と奴隷的状態のくびきからの解放者と見たのである。

しかし、精神の反逆者ルターは、農民の味方にはならなかった。彼は、農民の絶望的な状況をつぶさに見て知っていたにもかかわらず、あるいは知っていたからこそ、権力者側に付いた。彼は専制力権力者たちの味方なる方が、無力な農民の側に付くよりははるかに有利であることを知っていた。彼の唱える宗教改革を成功させるためには世俗の権力と金力が必要だった。だからルターは、「強盗のような殺人者のような農民の群れに抵抗する」と言ったビラを発行した。その中で彼は、支配者の不正に対して蜂起し、暴動を引き起こす者たちを断罪し、迫害した。「彼らを閉め出し、絞殺し、そして刺殺さなければならない、密かに、あるいは公然と」と書き、それに次のように付記している。「扇動的な人間ほど、有毒で、有害で、悪魔的な者はいない」。

一方、ルターと同じ宗教改革者で、農民の側に立ち農民と一緒に命を落としたトーマス・ミュンツアーはこう書いている。
「休まずにどんどんやれ、続けろ、火が燃えているのではないか。刀を血で濡らせ。そこにいるあいつらがお前たちを支配している限り、誰もお前たちに神について語ることはできない。なぜならそこにいる奴らがお前たちを支配しているからだ。休まず続けるのだ、がんばれ、時が来た、神が先に行く、神に続け」

ルター時代の農民たちの血なまぐさい暴動は、残酷なやり方で無慈悲に打倒された。蜂起した農民のうちおよそ十数万人が殺された。彼らに大半は、稚拙に組織された一揆が崩壊したのちに、領主による裁きによって殺されたのだった。ペトラルカ・マイスターの木版彫刻には、捕えられ、縛られた農民たちが鞭を打たれ、車裂きで刑処され、首を吊られ、くし刺しにされ、首をはねられ、生きたまま火あぶりにされている一方で、支配者たちが毛皮に付いたガウンを身にまとい、復讐が実行さる様子を観覧席から眺めている様が描かれている。

<転載終わり>

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 学生時代に「農民一揆」について学校で習いましたが、どのような暴動だったかまでは教わりませんでした。この記事を読むと、学校の先生も農民一揆の具体的な内容については知らなかったことが分かります。

 農民一揆の具体的な内容とは、年貢の量を少し減らしてもらうようお願いに行っただけのようです。一昨日のギリシャの暴動のように、暴力的に大暴れしたわけではなかったそうです。中には多少乱暴な者もいたでしょうが、概ね静かだったようです。

 農民一揆について学生時代に習った時に、税が高いといって、暴力に訴えるということに対して、何となく違和感がありました。江戸時代の人は、同じ日本人でも、ずいぶん乱暴なことをやったのだなと思ってました。ただ、この記事を読んで、とても納得できました。やはり江戸時代の先輩方は、暴力に訴えるのではなく、冷静にお願いに行ったのだと思います。

 日本の教科書は歴史をずいぶん歪曲して書かれています。従軍慰安婦にしても、南京大虐殺にしても、事実とはかなり開きがあります。こういう教科書を使っていれば、自然と日本に対して誇りがもてなくなるのは当たり前ですね。私は「新しい歴史教科書を作る会」で10年間活動しましたが、日本の教科書ほど、自国のことをマイナスに書いているものはないと思います。中国や韓国、北朝鮮も日本に賠償ばかり求めますが、日本は2発の原爆投下や東京大空襲に対して、アメリカに賠償を求めたことはありません。賠償の件は今は別においておいたとしても、アメリカに謝罪を一度もしてもらってないので、きちんと謝罪をしてもらうよう言うべきだと思います。原爆や東京大空襲で約40万人という日本人を殺しておいて、一度も謝らない国が、日本の真の同盟国なのでしょうか。

 

 

・「驕れる白人と闘うための日本近代史」

前橋の馬事公苑の桜

 

群馬県馬事公苑

ぐんまけんばじこうえん

 

[乗馬]

1983年(昭和58)に赤城国体が開かれた場所で、初めての人でも気軽に本格的な乗馬を楽しめる。乗馬一鞍45分3800円(予約制)。3歳〜小学生のポニー引き馬・乗馬は400円。 フレッシュアイペディアで調べるpowered by Fresheye ポニー

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詳細データ

【群馬県馬事公苑 データ】

住所群馬県前橋市富士見町小暮2425 Image may be NSFW.
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地図
TEL027-288-7002公共交通JR前橋駅→関越交通バス赤城山ビジターセンター行きで30分、バス停:畜産試験場前下車、徒歩5分Image may be NSFW.
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経路検索
車関越道赤城ICから30分駐車場あり料金入苑無料時間9〜21時(11〜4月は〜17時)休み火曜(祝日の場合は翌日)

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群馬県馬事公苑の画像

   群馬県前橋市の馬事公苑では、たくさんの桜が見ごろを迎えています。公苑を囲むように桜が咲いているのですが、この桜は私の祖父母が植えたそうです。全部ではないのでしょうが、80年前に馬事公苑の職員だった祖父が植えたと両親から聞きました。    この馬事公苑から車で5分のところにひふみ農園赤城があります。不思議なご縁で、80年経って戻ってきたような想いもします。祖父は馬好きが高じて馬や牛の世話係になったそうです。そして草競馬のジョッキーもやっていたので、当時の颯爽と馬にまたがっている写真が何枚もありました。懐かしい思い出です。私の息子も馬が好きで、埼玉の狭山で乗馬をやっていましたが、先月から馬事公苑から徒歩3分のところに引越ししました。今度は馬事公苑で乗馬をやるようです。    馬事公苑から車で10分行くと、赤城南面千本桜があります。今日からオープンだそうです。特に夜桜がよいということで、今晩あたりは、相当にぎやかだったのではないでしょうか。  明日は、神社巡りサークル「チーム関東」の活動日です。先ずは神田明神に行き、その後飯田橋の東京大神宮、そしてそこから徒歩で靖国神社に参ります。今日はたまたま仕事で、東京大神宮や靖国神社の近くを通ったのですが、いつもの100倍くらいの人通りでした。土曜日の飯田橋の裏手は、学生が少しいるくらいで、静かなものですが、今日は花見客が大勢いました。    明日の靖国は、桜が満開です。どうしても神社巡りサークルで、靖国神社にお参りしたいとう川越の方の要望で、靖国に決まりました。靖国神社は京都や奈良にもない特別な神社です。神社巡りチーム関東のリーダーの中野のSさんも20回以上靖国には参拝されています。私も10回以上は参拝させていただいています。今更特別なことを言うつもりもありませんが、謹んでひふみ祝詞を皆で奏上させていただきたいと思います。      

300万の戦死者を出した大戦を引き起こしたのは「国民の支持」であった。

<株式日記より転載>

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300万の戦死者を出した大戦を引き起こしたのは「国民の支持」であった。
80歳以上の日本国民の「民意」で夫や兄弟や息子を死なせたのだ。


2012年4月7日 土曜日

自分(たち)は悪くないもん -「軍の暴走」「ムダ」という集団催眠- / 村上 たいき 4月6日

日本が、勝ち目の無い戦争に無謀にも突入していった理由を、多くの人は「軍部の暴走」だと思っているが、実際には「国民の支持」であった。(※1)。戦後、「軍部の暴走」とすることにより「自分はわるくないもん」という人々の心理が透けて見える。これらを矛盾なく正当化するには「日本軍は悪」である必要がある。

戦中に東京都が指示した上野動物園の動物投薬殺が、なぜか「ひどい軍人がいやがる飼育員を無理やりやらせた」というストーリーに変更になり「かわいそうな象」として世間一般に受け入れられている。(※2)

裁判で明らかになったが、沖縄での集団自決を思いとどまるように伝えていた赤松大尉が、「沖縄ノート」では「沖縄の一般市民に自殺を強要した日本軍人」とされ、これが世間に受け入れられている。(※3)

慰安婦騒動などは、韓国からはじまるならまだ理解はできるが、日本の新聞が発端になっているのは不思議に思っていた(※4)。日本に名誉ともならないストーリーが日本人が作り広める動機がまったくわからなかった。しかし「日本軍は悪である」ことが日本人にとって大きな免罪符になっているとすると、このことも納得がいく。

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今の日本の財政の問題はひとことで言うと、集めているお金より、配っているお金が多いからである。誰が悪いかということをあえて言うなら、増税にも、社会保障削減にも、首を縦に振らない国民のせいである。しかし、今の日本では「悪い奴が俺たちの金を"ムダ"使いしてるから」という話が一番受けいれられている。つまり「自分はわるくないもん」である。(※5)(※6)

facebookやtwitterでも、非常に多くの人は政府や官僚などを批判することを娯楽としている。日本ではとりあえず権力を批判しておけばOKとされるところがある。日本における社会問題は悪い権力者のせいで「自分(たち)はわるくないもん」というストーリーが最も受け入れられやすい。下記は「権威や権力がより尊重される」が「良いこと」と回答した割合だが日本の比率は、ちょっとした異常値である。

これらの「自分たちはわるくないもん」は心地良い響きだが、そろそろ、この集団催眠から醒めて「自分たちの責任で〜」という方向に考えてはみてはどうだろうか?日本が良くなるにはそれしかないと思うのだが、どうだろう?

一国の政治というものは、国民を映し出す鏡にすぎません。政治が国民のレベルより進みすぎている場合には、必ずや国民のレベルまでひきずり下ろされます。反対に、政治のほうが国民より遅れているなら、政治のレベルは徐々に上がっていくでしょう。国がどんな法律や政治をもっているか、そこに国民の質が如実に反映されているさまは、見ていて面白いほどです。これは水が低きにつくような、ごく自然のなりゆきなのです。りっぱな国民にはりっぱな政治、無知で腐敗した国民には腐りはてた政治しかありえないのです。
サミュエル・スマイルズ「自助論」より


※1 空気の研究 山本七平
※2 かわいそうなぞう 土家由岐雄
※3 大江健三郎氏の犯罪
※4 慰安婦騒動というたかり
※5 「巨額のムダ」という集団催眠
※6 ムダの削減という集団催眠の背景と実態
※7 強いリーダーはなぜいないのか?


(私のコメント)

昨日の従軍慰安婦問題の続きになりますが、問題の発端は朝日新聞であり歴史教科書問題も朝日新聞か火をつける格好になったのはなぜなのだろうか? 韓国や中国が最初に記事にして抗議したと言うのなら筋が通りますが、歴史教科諸問題も従軍慰安婦問題もいずれも捏造だった。どの教科書も「侵略」を「進出」と書き換えた教科書は無かったし、従軍慰安婦を取り上げた吉田氏の証言は嘘だった。   朝日新聞がこのような記事を検証もせずに掲載して、韓国や中国がそれを報道するキャッチボールが行なわれて外交問題となり、日本政府が右往左往して官房機密費から数億円の金を持っていって配って行って謝罪を繰り返すのが狙いだったのだろう。韓国の李大統領が従軍慰安婦を持ち出したのも、来年は大統領選挙がありその選挙資金を、日本政府から引き出すのが狙いなのではないだろうか?   もちろん官房機密費や外交機密費は使途が公開されていないからわかりませんが、野党対策に使われたり、中国や韓国政府要人に配られて来たのだろう。6兆円の中国へのODAも数%が手数料としてピン撥ねされて双方の政治家の懐に入っていた。このような金の動きは日米間でもあり、佐藤総理は選挙に金が必要だとしてアメリカ政府に金を要求していた。   このようなことはマスコミで報道されることはありませんが、30年以上経った政府文書の公開などで明らかになっている。最近では米軍への思いやり予算やグアムへの移転費用などが臭い匂いがしますが、関連企業を通じて政治資金として政治家に配られれば合法的な資金になる。アメリカも大統領選挙には巨額な資金が必要だから、合法的な外国からの政治資金が配られているはずだ。   朝日新聞が火をつけて中国や韓国が騒げば、日本政府から裏金が出るから騒いでいるのであり、出なくなれば騒がなくなるはずだ。このような事が起きる背景には東京裁判史観で日本国民全体が洗脳されてしまった事が問題だ。陸軍が中国に不拡大は大本営の方針であり、現地部隊が暴走したことになっていますが、国内には「暴支膺懲」を煽る朝日新聞があった。ウィキペディアには次のような記事がある。   「1937年(昭和12年)の盧溝橋事件以降は特に用いられるようになり、暴支膺懲国民大会が数多く開催された。同年7月21日には日本革新党が日比谷公会堂で開催した[1]ほか、9月2日に東京府東京市(当時)の芝公園で開催された対支同志会主催・貴族院及び在郷軍人会、政財界後援による暴支膺懲国民大会では「抗日絶滅」や「共匪追討」がスローガンとなっており、政財界・言論界の人物が登壇したという」   当時は大陸で一旗挙げようという日本人が沢山いて、治安の悪い中国では邦人殺害事件が多発した。中には通州事件のような大規模な襲撃事件が多発した。現在でも中国には多くの邦人が行っていますが、いったん治安が悪化すれば戦前と同じようなことが起きるだろう。そうなれば再び「暴支膺懲」的な世論が起きるかもしれませんが、外交的な抗議はしてもそれ以外には何もしてはならない。   戦後においても、北朝鮮も多くの邦人を拉致して行きましたが、外交的抗議はしてもそれ以上の事はしてはならない。中国や北朝鮮が邦人を殺したり拉致監禁をしても、軍事的な制裁は中国や北朝鮮の思う壺にはまることになる。結果的に戦前の日本は中国の挑発に乗って深みにはまりましたが、中国は暗黒大陸であり、邦人が拉致監禁されたり殺されても本人の自己責任と割り切るしかない。   尖閣諸島問題で中国人船長が逮捕された時に、中国政府は国内でカメラを持っていた日本人社員をスパイとして逮捕しましたが、たとえスパイとして銃殺されても日本政府としてはどうすることも出来ない。仙谷官房長官は腰を抜かして中国人船長を釈放して中国に帰してしまった。中国在留邦人は中国にいるリスクを覚悟すべきなのであり、日系企業の幹部職員が労働争議で監禁されて日本に帰れない例が続出している。   しかし戦前の例で見るようにこれは中国の挑発なのであり、外交的な抗議するか経済制裁で対抗するしかない。戦前においても幣原外交は弱腰外交と国民から批判されましたが、内政不干渉で十分な抗議や制裁を行わなかった為だ。外交と戦争は一体のものであり、日本人は先日も書いたように極端から極端に走ってしまって思考が停止してしまう。現在でも原発推進から原発全廃にまで180度転換してしまう。   大戦における問題も、中国の挑発に対して適切な対抗措置をとらねば中国はますます日本を舐めてかかってきた。軟弱な幣原外交から日中戦争にまで転換してしまうのは政府の外交が機能していないためであり、国民も軟弱外交に抗議して強硬路線を新聞は煽るようになり、陸軍は不拡大方針でも引くに引けないようにしてしまったのは国民の世論が強硬になってしまったからだ。   さらに日独伊三国同盟や仏印進駐はアメリカとの戦争を決定的にしましたが、アメリカと戦争すればどうなるか国民は考えなかったのだろうか? 当時の国民がどう思っていたかを語る人はほとんどいませんが、文学者の日記などを持ても日米開戦での高揚感が記されたものが多い。多くの国民も真珠湾攻撃で「してやったり」といった感想を持ったのではないだろうか?   しかし結果的には一般市民を加えて300万人もの戦死者を出したのは当時の日本国民の自業自得なのだ。私のようなリアリスト派から見ればアメリカがフィリピンを盗った後は日本を狙ってくることは歴史的必然であり、アメリカは日英同盟を分断して外交的に孤立化して中国に引きずり込んだ上で、経済制裁をかけてきた。しかし当時の政治家でそのようなアメリカの意図を見抜ける人がいなかった。   当時に私のような天才的戦略家がいれば、ハルノートを受け入れて欧州大戦の状況を見るべきだと考えただろう。石原莞爾中将も天才的戦略家でしたが、当時でも適切な提言をしていた。マリアナ諸島を不沈要塞化して守りを固めればアメリカは日本との戦争を諦めただろう。戦わずして勝つことが一番の上策であり、日本にとっての敵が誰であり、守りを徹底的に固めていれば日米戦争をせずに済んだはずだ。   <転載終わり> −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−    私たちは大東亜戦争に突入してしまったのは、軍部の暴走と教わってきましたが、この記事では国民の支持があったから軍部が暴走したと言ってます。確かにヒットラーは、いきなり独裁者になったわけではなく、ドイツ人がちゃんと選挙で当選させていますから、国民がヒットラーを支持したと言えます。    日本の政治家は選挙で選ばれていましたが、軍人は選挙は関係ないです。ですので国民が軍部を支持したことは間違いなかったのでしょうが、その当時の朝日や読売は戦争賛成と言ってましたから、多くの国民は新聞の影響を受けたと思われます。今の時代とほとんど同じということです。今は戦争で懲りた人がたくさん生きていますので、いくら朝日や読売が戦争を煽っても戦争にはならないと思いますが、あと50年もして、残っている人がいなくなれば、どうなるか分かりません。    この記事では軍部と国民が出てきますが、実際は朝日や読売新聞という勢力もありました。また、山本五十六などのユダヤのエージェントと言われている軍人や政治家も入っているとなれば、国民の支持や軍部の暴走だけではないと思います。むしろ、朝日・読売連中やユダヤの手先勢力の影響が大きいように思います。    今日はこれから神社巡りサークル「チーム関東」の活動があります。神田明神で正式参拝とひふみ祝詞奏上、アワ歌、わの舞の三種の神事を行った後、飯田橋の東京大神宮を参拝し、その後靖国神社に参ります。この戦争は軍部だの、国民の支持だの、新聞やユダヤの謀略だのが絡み合って起きてしまいました。遊就館に特攻に行く直前の青年の手紙がありますので、読んでみてください。両親や妻子に宛てたものです。何も説明はいらないです。       ・株式日記  

『玉響』リニューアル記念パーティー開催のご報告と、「ひふみ農園」の宣伝など

<日本弥彦栄の会より転載>

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『玉響』リニューアル記念パーティー開催のご報告と、
「ひふみ農園」の宣伝など

4月1日に東京の青海で開催された『玉響』リニューアル記念パーティーには、およそ70名近い会員さん(年間購読者)と、約10名の来賓ゲスト、そして出版関係の皆様が勢ぞろいし、大盛況のうちに終了しました。
ゲストでお越し頂いたのは、?船井本社代表取締役の船井勝仁さん、エクボ?代表取締役の清水美裕さん、「ガイアの法則」で有名な千賀一生さん、前世リーディングが大好評の高橋善則さん、山口敏太郎さんご夫妻、?ま水倶楽部代表取締役の加納善雄さんといった多彩な顔ぶれでした。
前日にあたる3月31日、関東では大荒れのお天気で、風雨が強くて大変だったのですが、この日はうってかわって快晴となり、海沿いの瀟洒なイタリアンレストランを貸し切ってのパーティーは大賑わいで、皆さんそれぞれ大いに楽しんでくださったようでした。

会員さんの間では、すでに知り合いになっている方が大勢いるので、会えば自然と話に花が咲きます。
3時間というと、けっこう長いイメージがありますが、それこそアッという間にお開きになってしまいました。

私は終了後に会場を後にしたのですが、会員さん同士が誘い合って、参加者の半分くらいが2次会にくり出し、さらに10名ほどが残って3次会まで盛り上がったと聞きました。

皆さん、すごいパワーですね!

私自身は、じつはあんまり人が集まる席というのは苦手でして・・・。
こんな会を主宰していながら、そうなんですね。
できれば、主宰者として前に出て挨拶したり話をしたりといったことも、避けたい性格なのですが、自分の会なのだから、私がまとめ役として中心に立たないといけないというのもあって、時々こういうパーティーとか懇親会とかも企画するんです。

でも、「場」を設定したら、あとは勝手に盛り上がって頂くというのがいいんですね。
私は傍目で、皆さんが楽しんでいる姿を眺めていたり、私がいなくても、自分たちで集まって盛り上がったという話を聞くのが嬉しいのです。

まあ、私も参加すればしたで、もちろん楽しい時間を過ごすことはできるんですが、いろいろなご質問(とくに初対面の方)に答えたりすることもあり、日月神示の話とか真面目にしなければいけないことも多く・・・。
そもそもお酒が苦手ということもあります。
お酒を飲むと気分が高揚するとか、気が大きくなるとか、気がゆるむとか・・・言いますけど、そういうことは、私は「まったく」ないんです。
ただ赤くなって、ボーッとしているだけ。
みんな、なんでお金を払ってまでこんなもの飲むんでしょうか。
(ある意味、羨ましくもあります。)

ともかく、酒自体が嫌いということもありますし、あるいは喧噪が嫌なのか、人が密集しているところが合わないのか、ワーッと人が集まってお酒を飲んでいる席は、あんまり好きではないんです。
そんな私が、数千人も集まる「会」を主宰しているというのは、何とも不思議ですね。
苦手なものだから、逆にやらされてしまうのでしょうか。

話は変わりますが、ようやく春を迎え、本格的な野菜作りのシーズンとなりました。
6日はオフィスに「ひふみ農園」の横堀幸一さんが来て、打ち合わせをしたのですが、この日は千葉県の土気というところで、「ひふみ農園」有志の集いがオープンしたそうです。
メインの赤城農園のほかに、福島県田村市でも今月から始まりますし、丹波篠山でもスタートします。
一気に「ひふみ農園」は4箇所に増えました。
岡山でも、もう間もなく始まるというお話でした。

「ひふみ農園」で採れる「ひふみ野菜」は、今のところ原則として会員限定で販売しています。まだ出荷できる量がそれほどないためですが、農地が広がり、収穫量が増えれば、一般売りも可能になるでしょう。

「ひふみ野菜」は、無農薬・無化学肥料はもちろんのこと、肥料さえほとんど与えません。
水も、本当に必要でない限り、やりません。
こうすると、丈夫で美味しい野菜が育つのです。
従来の農法ですと、とにかく肥料を与えすぎてしまいます。
そうすると、自分で養分を摂らなくても、外部からどんどん与えられるから、野菜は「生命力が弱く」なってしまうのです。
だから、虫に食われやすくなる。そうすると、農薬が必要になる。
見た目は綺麗でも、美味しくないし、健康にもよくない。悪循環になるわけです。

「ひふみ農法」は、地球サイエンスの資材を少し使うだけで、誰でも「テキトー」に「ラク」に出来てしまう農法です。
だから、頭文字をとって「テ・ラ」サイエンスというのだと、私は冗談で言っています。
農園には「ひふみ祝詞」が流れ、虫たちと共存しています。
虫たちはもちろんいますが、互いに共生関係にあるようで、作物はほとんど食われません。不思議ですねえ。これこそ、「日月神示の実践」だと私は思います。

「ひふみ野菜」を食べた方は、皆さん一様に驚きます。
とにかく濃厚な味で、甘くて、美味しいのです。
「別次元の野菜」と言われる表現は、的を射ていると思います。

当面は会員限定ですが、皆さんも機会があればご試食ください。
そしてできれば、お近くの「ひふみ農園」に参加されてはいかがでしょうか。
こういうものの延長線上に「ミロクの世」があるんだろうなあ、ということが、体感できると思います。

<転載終わり>

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 4月1日の昼から東京ビッグサイトの近くのおしゃれなレストランで、「玉響」リニューアル記念パーティが開催されました。大勢の会員さんと、ゲストの方々が来られていました。私はいつも45分くらい前には着くようにしているのですが、当日家を出かけようとしていた矢先に、副島先生からお電話をいただきました。今月にオープン予定のひふみ農園福島に、学問道場の会員さん60名と一緒に見学に来られるということでした。ひふみ農園は田村市にありますが、副島先生の学問道場も田村市にあります。たまたま同じ市だったとは、とてもご縁を感じます。放射線の話しや原発に関する話しで、あっという間に30分以上経ってしまいました。あわてて家を飛び出したのですが、何と開演10分前になってしまいました。会場付近に到着したのはいいのですが、今度はお店が見つかりません。焦って探していると、船井勝仁社長も同じくキョロキョロと探されていました(笑)。その内、4月6日にオープンしたひふみ農園サークル千葉のWさんとも合流し、更に京都から来られた会員さんでバレエの先生のMさんとも合流しました。皆で探してようやくたどり着きました。

 今回のパーティはいつもながらのメンバーの他に、結構若い方が多かったです。4月7日(土)の神社巡りでも、若い方がずいぶん参加されていました。弥栄の会の会員さんも少し若返りモードになったようです。

 ひふみ農園赤城も、若返りモードになってきました。昨年2月からは29歳のY君が東京から来て、赤城に常駐しています。また、明日は22歳の方が見学に来られます。お母さんが弥栄の会の会員さんで、埼玉に土地を持っておられます。その息子さんが明日赤城に見学に来られることになりました。行く行くは埼玉のご自分の農地で無農薬・無肥料のひふみ農法を実践したいようです。

 ただ、農業はやったことがないので、赤城で修行をしたいということのようです。先ずはどのようなことをやっているのか、見てもらいます。明日実際に見てみて、イメージと違っていて、見送りになることもあるかも知れません。

 その際には、7日の神社巡りのときに知り合った女性の方に声を掛けることになるかも知れません。神社巡りで初めてあった方なのですが、三次会の席でひふみ農園で農業をやってみたいと言われました。この方も若い方なのですが、農業を是非やってみたいそうです。ただ、女子寮はまだ無いので、今すぐにスタートしてもらうのは無理かと思います。もう少し拡大して、余裕ができたら実現するかも知れません。

 このように若い方がひふみ農園で働きたいと言ってくださるのは、とても有望だと思います。日本の農業従事者は、平均年齢65歳以上が全体の70%も占めているのです。ひふみ農園の平均年齢は現時点で43歳ですから、全国平均より相当若いことになります。

 今回は、中矢代表から大変なご評価をいただきましたが、確かに言われている内容の通りです。無農薬・無化学肥料は当たり前で、この一年間は天然の有機肥料すら与えていません。腐葉土も全く与えていません。全体的に水は不足気味なため、根っこがとても長くなります。水分を必死で吸うために、根が大きく長くなる傾向があります。自分でもよくこんな過酷な条件で、あれだけ美味しい野菜ができるものだと感心しています。先日ひふみ農園福島のWさんが赤城にお見えになったとき、土地のレベルに比べて、野菜がとても頑張ってると言われました。

 そうは言っても、失敗も結構あるものです。3月上旬には、「野菜セット」に入れたジャガイモがピリピリして渋い感じがすると3名の方から言われました。2月までは全く問題なかったのに、3月に入ったら、どうもジャガイモが発芽モードに入ったため、渋くなったようです。ジャガイモは発芽する前に、シカやイノシシに食われないように、自分でピリピリ渋くなるそうです。スーパーなどの市販のジャガイモは発芽してピリピリ渋くならないように、予め化学薬品に漬け込むそうです。そうすることにより、ジャガイモは発芽しなくなるそうです。発芽モードにならなければ、ピリピリしませんので、ユーザーは美味しいと言うわけです。ひふみ農園では健康に害のある化学薬品は一切使っていませんので、今回はお客さまにはご迷惑をおかけしてしまった次第です。ひふみ農園丹波篠山のPさんから教えていただいたのですが、ジャガイモを密封した箱に入れ、その中にりんごを2個くらい入れておくと、ジャガイモは眠っている状態になり、発芽することはないそうです。今年もし秋にもジャガイモを作るなら、りんごを試してみたいと思います。

 その他、形に拘る方にはひふみ野菜は評判はよくありません。ひふみ野菜はあまり形が良くありませんので、形を重要視する方には不向きな野菜です。ただ、キャベツやブロッコリーなどは形も味も良かったですので、工夫次第では形も良くできる可能性はあるかと思います。

 今月はかなりイベントが多く、準備も結構時間がかかります。こんな具合です。

1日 「玉響」リニューアルパーティ

6日 ひふみ農園サークル千葉 オープン

8日 神社巡りチーム関東(神田明神、東京大神宮、靖国神社)

12日 ひふみ農園DVD制作・撮影

14日 ひふみ農園福島オープン準備

15日 ひふみ農園福島実習会

17日・18日 ひふみ農園丹波篠山土作り

21日 ひふみ農園赤城実習会(神社巡りサークル「チーム関西」松尾大社)

28日又は29日 ひふみ農園福島見学者の対応

30日 ひふみ農園丹波篠山実習会

 来月からは料理サークルがいよいよスタートします。ひふみ野菜を使った料理を研究し、その後味わいます。場所は大宮の施設を検討しています。家庭科教室のような実習室で開催します。ひふみ野菜とスーパーの市販の野菜の比較も行います。また、大豆ミートの調理方法も研究します。先ずは、ひふみ農園の会員の方や神社巡りの会員の方にご案内します。料理が苦手な若い男性方もひふみ料理を覚えてみませんか。包丁の使い方も教えますよ。研ぎ方も。お子さんに大豆ミートを使った中華料理やラーメン、ハンバーグ、コロッケなどを食べさせたいとお考えの方、是非ご参加ください。その他、赤城の会員さんの中には、綾部の若杉おばあちゃんの料理を習った方もいますので、その秘密を教えてもらいましょう。リーダーは赤城のSさんです。サブリーダーは浦和のKさんです。Kさんは桜沢一如さんグループの料理教室に通ってます。どうぞご期待ください。

 

・今週の一言

野菜のうまみは、きびしい環境で増大する

<自然の摂理から環境を考えるより転載>

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 〜野菜のうまみは、きびしい環境で増大する〜

野菜のうまみと、ビタミンなどの栄養素はどう関係しているのでしょうか?


前回の【気象シリーズ】「日本の局地気候と農業 〜奈良県・宇陀でおいしい野菜が採れるのには理由がある〜」では、野菜のうまみの一要素として「甘み」(糖分)を取り上げました。その追求の中で野菜の「甘み」(糖分)は気候の寒さや寒暖の差という、植物にとっては「逆境」ともいえる環境のもとで、より多く生成されることがわかりました。


【奈良県の大和野菜】
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※奈良県・斑鳩小学校さんからお借りしました


でも、野菜のうまみは「甘み」(糖分)だけではありません。


今回は気候と野菜のうまみを探る第2弾として、糖分と同様に野菜のうまみを形成しているビタミンCやカロテン(カロチン)といった栄養素を取り上げてみます。

 

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抗酸化物質の効用は植物も人間も同じ


植物だけでなく、われわれ人間の体内でも抗酸化物質は重要な役割を果たしています。


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理化学研究所さんからお借りしました


最近は「放射性物質から身を守る」という視点からも抗酸化物質が注目されていますが、活性酸素が体内のたんぱく質や脂質・DNAなどを酸化させ、老化を促進したり、身体の機能に多大な影響を与えてしまうため、抗酸化物質がこの活性酸素を除去、あるいは作用を弱める働きをしているのです。


しかし植物と違って、人間や多くのほ乳動物はビタミンを自分でつくることができません。ですから、ビタミンをつくる能力を持っている植物、微生物を摂取することで、生きているのです。


参照:
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日本ビタミン学会

 

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ビタミンなどの栄養素も逆境下で増える


外圧環境からのストレスで活性酸素が生成され、それと連動して抗酸化物質が生成されているとすれば、野菜の中の糖分が逆境下で増えたのと同じように、ビタミンCなどの抗酸化物質も厳しい環境下で増えてもおかしくありません。


実際、栽培技術を工夫して外圧環境に変化を加えることで、栄養価の高い作物を作る事例があります。以下、その代表例を3つ紹介します。


<越冬(雪下)にんじん>

一般的ににんじんは7月〜8月に種まきをして11月〜3月に収穫しますが、青森など積雪の多い地域で、秋に収穫するにんじんをわざと畑に残し、雪の下で越冬させて春に収穫するという農法があります。雪の中でにんじんは凍ることもなく、ちょうど良い条件で貯蔵されるため、おいしいにんじんが育ちます。東北農業試験場の調査では、越冬後の方が糖とビタミンEの含有量が増える、という結果が出ています。


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助安農場さんからお借りしました


<寒じめホウレンソウ>

外の環境と切り離されたハウス栽培でも野菜のおいしさをアップさせる農法があります。冬、ハウスの中で育てたホウレンソウを収穫前にあえて外気に晒します。10日〜14日以上寒さに晒しながら育てることで、糖と一緒にビタミン、ミネラルの含有量も増え、しかも有害成分である硝酸およびシュウ酸の含有量は逆に減少するため、おいしいホウレンソウを作ることができます。


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北海道農業研究センターさんからお借りしました


<塩(フルーツ)トマト>

一般的に野菜の生育において塩分は害になりますが、あえて水分が少なく塩分の多い厳しい環境で栽培することで、糖のみならずビタミンやミネラルが凝縮した栄養価の高いトマトが育ちます。もともと高知県の農家の方が、災害で海水をかぶってしまったハウスで、トマトがとてもおいしく育ったのを発見したことから生まれた栽培法です。今では全国各地で様々な工夫がされて栽培されており、最近では震災後に塩害農地の復興方法として話題になりました。


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司こだわりの逸品さんからお借りしました


このように、糖分だけでなく、ビタミンなどの栄養素についても厳しい環境下で数値が増え、結果として野菜のうまみが増していることがわかります。


また同様に、野菜のうまみ成分の代表格と言われるグルタミン酸(アミノ酸の一つ)も、長期生育(≒長期間自然外圧に晒す)による熟成過程や、寒い環境のもとで増大することがわかっています。とりわけハクサイやトマトに顕著です。


参照:
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「野菜のビタミンとミネラル」(2003年・女子栄養大学出版部・辻村卓ほか著)
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「蘇るおいしい野菜」(2000年・宝島社・飯田辰彦著)
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「『うま味』の成分」日本うま味調味料協会
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「氷温熟成」広島県商工会連合会
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「冷え性」脂質と血栓の関係
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「グルタミンとグルタミン酸」脂質と血栓の関係

 

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まとめ


以上、類グループの類農園がある、高地野菜で有名な奈良県・宇陀では「なぜおいしい野菜が採れるのか?」という疑問から出発して、日本の局地気候と農業というテーマで、2回にわけて野菜のうまみと気候の関係を調べてきました。


そこからは、
★逆境が野菜の甘みや栄養素を増大させる
★「寒暖の差が大きい」という逆境下にある高地野菜では、甘みや栄養素が増す
★死ぬか生きるかの微妙なバランスの上で野菜のうまみは生成される
という自然の摂理が見えてきました。


自然は絶妙なバランスの上に成り立っていますから、野菜のおいしさが増すからといって、「逆境」に晒し続ければいいわけではなく、厳しい環境が続くとむしろ野菜は枯れてしまうわけで、まさに“両刃の剣”です。


だからこそ、自然相手の農業は「観察」が決定的に重要であり、日々環境と植物の呼応(やりとり)を暖かく見守っているお百姓さんたちの力には、敬意と感謝の念が湧いてきます。


そんなお百姓さんたちに感謝しつつ、体に良い、おいしい野菜をたくさん食べていきたいですね☆

ではまた☆☆☆

<転載終わり>

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★逆境が野菜の甘みや栄養素を増大させる
★「寒暖の差が大きい」という逆境下にある高地野菜では、甘みや栄養素が増す
★死ぬか生きるかの微妙なバランスの上で野菜のうまみは生成される
という自然の摂理が見えてきました。 

 

 ひふみ農園の野菜は美味しいとよく言われますが、上記の環境で育ってきたから美味しいともいえるようです。昨日中矢代表が言われたように、ひふみ農園では水は控えています。また、赤城山ろくは、日本でも有数の日照時間の長い地域ですので、雨が少ないのです。ですので野菜は必死で根っこを土に伸ばしてきます。普通の栽培方法ですと、すぐに大きくなるのですが、ひふみ農法や奇跡のりんごの木村式自然栽培ですと、先ず根っこを土に張りますので、普通の野菜よりはじめは小さいです。しかし根っこは普通の野菜よりも大きく長いのが特徴です。ウチの野菜は皆根っこが大きいです。そして根っこも甘くて美味しいのです。

 また、ひふみ農園赤城は高原ですので、寒暖の差が大きい地域です。それで甘みや栄養素が増すのかも知れません。

 更に地球(テラ)サイエンスのライフグリーンを3000倍〜5000倍に薄めて与えていますので、とても美味しくなるのです。

 ただ、この記事にもあるように、厳しい環境ですので、枯れてしまったりする場合もたまにあります。そうならないよう、いつもよく見てあげることが大切だと思います。10日前に定植したキャベツやブロッコリーの苗は、風で枯れてしまったようです。水分はあるのに、あまりの強風が連日吹いたため、1%くらいが枯れてしまいました。途中で茎が折れたり、葉っぱが飛ばされたものもありました。

 また、記事に写真が出ていますが、寒締めほうれん草と普通のほうれん草はまったく形も味も違います。ウチのほうれん草はハウスで栽培せずに、露地で栽培していますので、今収穫しているのは皆寒締めほうれん草になっています。関東ではちじみほうれん草といって、市販では普通の2倍の値段で販売されています。普通のほうれん草は茎が長いのですが、寒締めほうれん草は地面に這うように平べったくなっています。それで、野菜セットを定期的に購入されているお客さんからは、形がヘンだとか、奇怪だとか言われています(笑)。ただし、甘みはとてもあるので、旨いと評判です。ひふみ野菜は形はヘンですが、味はいいと評判です。

 今はまだ生産が追いつかないため、日本弥栄の会会員さんだけに販売しています。今後福島や丹波篠山、千葉でも生産しますので、一般の皆さんにも販売できるかと思います。

 

・自然の摂理から環境を考える


神社巡りとひふみ農園福島実習会

 

  4月7日第7回の神社巡りサークルの活動で、神田明神に参拝しました。商売の神様として初詣に訪れる企業も多い有名な神社です。今回は38名の方々が集まり、今までで最多となりました。これもリーダーのSさんの地道な努力のお陰と思います。何度も下見を兼ねて参拝されています。当日は快晴で、気温は21度まで上がり、正に最高の天気でした。桜が満開で、花見も兼ねることができ、ラッキーでした。

 

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 神田明神の本殿の更に奥に、ご神職が神事を執り行う部屋がありました。今回はSさんが交渉してくださり、何とその部屋で三種の神事を行うことが許されました。先ず最初は正式参拝をさせていただきました。ご神職の方が大祓詞(おほはらえのことば)を奏上され、その後ひふみ農園赤城のAさんが玉串を奉納されました。 

 その後、ご神職の方々の前で、「ひふみ祝詞」を全員で奏上しました。数千年あるいは数万年前からあると言われるひふみ祝詞は、長い間封印されてきましたが、岡本天明さんの表した「日月神示」により復活しました。ですからご神職の方といえども、ひふみ祝詞をご存知の方はほとんどいません。3名のご神職はどのような想いで、私たちのひふみ祝詞を聞かれていたのでしょうか。3月に大阪の枚岡神社で、中東宮司さんの前でひふみ祝詞を奏上した以来の出来事でした。神社で正式にひふみ祝詞が奏上されたことなど、今までほとんどなかっただけに、拙い私たちのひふみ祝詞ではありますが、もしかしたら大きな出来事なのかも知れません。この機会を与えてくださった神田神社のご神職の方に深く感謝いたします。また、交渉していただいたSさんにも感謝です。その後、恒例のアワ歌と、わの舞をさせていただきました。これで、三種の神事の完了です。

 その後、境内で38名が思い思いに探索しました。それから神田神社を出て、御茶ノ水駅まで歩き、総武線で飯田橋に行きました。そこから徒歩5分で東京大神宮に到着しました。ところがこの神社は縁結びで雑誌などで有名になってしまったため、本殿での参拝に並ぶ人の行列ができていました。ほとんど若い女性かカップルでした。参拝の行列に並んでいたら1、2時間はかかってしまうので、残念ですが参拝は諦めました。そして、東京大神宮を出て、徒歩10分で靖国神社に到着しました。ところが、今度は花見客で大混雑していました。靖国神社の広い参道全てに人が溢れていました。出店もあり、神社参拝というより、花見のほうが大きいように感じました。何とか本殿に近寄りましたが、参拝はできませんでした。遠くから気持ちだけですが、参拝させていただきました。

 その後はSさんと千葉のKさんが予約してくれた居酒屋で、懇親会を行いました。枚岡神社の中東宮司さんに教えていただいた「弥栄」で乾杯しました。その後は、思い思いの話しに花が咲きました。17時からの宴会は同じ店で、3次会まで続き、気が付いたら0時近くになっていて、びっくりでした(笑)。

 また、昨日は第1回目の「ひふみ農園福島」の実習会が行われました。何とか福島を支援しようという有志の方々が、前日の14日(土)から田村市に来てくださいました。東京、神奈川、千葉、埼玉、群馬から総勢15名が馳せ参じてくださいました。地震と原発で未曾有の被害を受けた福島を応援できればという想いで来てくれました。最近では風評被害の方が大きくなっていますので、私たちが福島に入り、地元の人たちと共に、野菜や米を栽培することで、少しでも正しい情報を発信できればと思い、始まりました。田村市船引のひふみ農園の農地は、0.32μSvという放射線量でした。全く問題にならない線量です。

  14日は滝桜で有名な三春町に泊まりました。「三春の里」というとてものどかな宿泊施設でした。本館とコテージに、男性8名、女性7名で3部屋に分かれて泊まりました。早速お風呂に入り、さっぱりしました。その後はいよいよお待ちかねの夕飯です。私たち15名は五穀野菜を主食としていて、一日二食ですから、夕食は普通のコースではなく、レストランで自分の好きなものを注文しました。皆さん天ざるやそば定食を注文していました。そして今回も、「弥栄」で乾杯しました。各自生ビールやソフトドリンクを2、3杯は飲んだと思います。その後夜は男性の部屋に集まり、一番遅いグループは3時まで話しに花が咲いていたそうです(笑)。予め郡山のドンキで、焼酎ボトル3本、缶ビール30本、ウーロン茶4本、ワイン1本、さきいかなどのツマミを多数買っておきましたので、結局かなり余ってしまいました。今回は5台の車に分乗したので、高速代とガソリン代を割り勘して、交通費と宿泊費、飲み代も全部込みで、一人12,000円くらいで済みました。毎回田村まで来るのは無理としても、時間と予算があれば、なるべく多くの方々にひふみ農園田村に来ていただけるといいと思います。

 15日(日)はいよいよ本番当日です。私たちは10時に三春の里をチェックアウトして、船引のひふみ農園田村を目指しました。途中ガソリンを入れても30分で着きました。早速農作業の服装に着替えて、いざ本番です。皆さん長靴と農作業用のズボンに履き替えています。農作業の出で立ちを見ると、皆さんのやる気が伝わってきました。ひふみ農園赤城で1年以上農作業をやっているベテランばかりなので、どんどん畝ができて行きます。前日の雨で、土が重かったですが、そこは技術でカバーです。特に、赤城の常駐のAさんとSさんが大活躍してくれました。ベテランの皆さんといえども、関東と東北の土質の違いに、少々手間取っていましたので、AさんとSさんの鍬の使い方は勉強になったと思います。関東チームの底力はたいしたもんです。皆で仲良くやっているので、楽しいのが一番ですね。中に入れずにいる新人の千葉や町田の方には、お母さんのような久喜のTさんが、「はい、バンバンやって!」と声を掛けています(笑)。そして、各自小さな声で「ひふみ祝詞」を唱えながらやっています。10本の畝に小松菜やほうれん草、カブ、大根、人参の種を蒔きました。農地の持ち主のWさんからいただいたジャガイモを切って、草木灰を付けて植え付けました。1週間で発芽しますので、次回が楽しみです。一人一区画もいいですが、共通農園を共同で作業するのも、面白いと思いました。

 1時間15分で10畝完成しましたので、一休みです。農園から徒歩1分のところで、住民センターがあるので、そこを無料で使わせていただきました。30畳の畳の部屋が使えたのでとてもゆっくりできました。Wさんから生体エネルギーの水をいただきましたが、とても爽やかな水でした。また、たくあんと白菜、キュウリの漬物は美味しかったです!ヘンな甘みがなくて、自然の味がよかったです。

 その後、中矢代表をお迎えしまして、一緒に農作業を再開しました。更に、畝を立て、種蒔きをしました。新人も慣れてきたのか、動きがスムーズになりました。笑いが絶えない農作業は本当に楽しいです。白けている人もおらず、全員参加が何よりです。心の底から楽しいと思いました。栃木から来られた方は小学一年生の息子さんと一緒に、ジャガイモを植えつけていました。さいたま市のGさんは高校生の息子さんと一緒に種蒔きをやっていました。6月2,3日の田植えでは、大勢のお子さんも来てもらい、皆で手で植えたいと思います。

 *ここのところ、会社の決算とひふみ農園の実習会の前準備などでいろいろ忙しくしていて、ブログの更新がままなりません。今週もあまり更新できませんが、よろしくお願いします。

 

野村證券について

<学問道場より転載>

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副島隆彦です。  私は、4日前に情報をもらって、野村證券への金融庁の営業停止に処分のことを聞いて、かつ倒産、破綻が間近いと聞いた。

そのあと「週刊実話」という週刊誌の最新の記事が別の人から送られたきた。それを以下に転載します。

 私が、昨年の年末の12月23日に、野村證券は潰れるだろう、と時事通信の記事を理由にしてこの「重たい掲示板」(略称、重掲、おもけい)に書いたらネットで大騒ぎになって、私の言論の信ぴょう性が問われた。私は、他のいくつもの経済雑誌とかの記事が、「ガリバー野村はもう危ない」と載せていたので、根拠のない報道なら、そっちの方が叩(たた)かれるべきだろうと思ったが、なぜか私、副島隆彦に矛先が向かってきた。

 その理由が、なかなか振るっていて、「それは今は、副島先生の方が影響力があるからですよ」とのことだった。そういうものかね。私は、自分が“咬(か)ませ犬”のように利用されただけだと、分かったから不愉快だった。

私は、やがて破綻して解体されてゆく野村證券の可哀そうな社員たちに何の恨みもない。つぶれてゆく会社の従業員たちとその家族の悲惨さを思うと不憫(ふびん)である。だがどうにもならない。

 それは金融業界というのが、この10年、とんでもなく、国民に迷惑をかけて投資資金を大損させ、その損害者、被害者の数は、おそらく5百万人に及ぶだろうということを知っているからだ。一番、罪深いのは、やはり野村證券である。

 おそらく200万人ぐらいの顧客に、一人頭、数千万円ずつの損を与えただろう。それならやはり、つぶれるしかない。社会的な使命を終えた、というやつである。多くの人のお金(資産)に現実の打撃を与えて、恨みと憎しみを買ったら、もう存在できない。それが世の定めだ。

 私が、この野郎、と怒るのは、野村の幹部たちよりも、金融庁とその親分の財務省官僚どもに対してである。お前たちが、その片割れであり、真の共犯者なのだ。アメリカの手先になりつくして、日本の資産家や投資家たちをひどい目に遭(あ)わせたのだ。 

 昔ながらに、地道(じみち)に客に株式を買わせて、買ってもらって、その手数料で生きていればよかったのだ。株式なら、じっと持ってればその会社の努力があるから、いつかは値上がりする。ところが、そうではなくて、わけのわからない投資信託(ファンド)のたぐいを山ほど勧めて買わせて、それが、危険極まりないデリバティブたちだったから、それで客に大損をさせた。 国家ぐるみの詐欺だ。財務省と金融庁のOB幹部たちをこそ、根こそぎ逮捕して、裁判に掛けなければいけないのだ。

「野村に行政処分が近い」の記事は、このあとすぐ載せるが、私、副島隆彦が、この10日間ずっと集中しているのは、大阪の橋下徹(はしもととおる)のことである。 なかなか、たいしたやつだ。どこまででも暴れさせてみせてくれ。その 巧妙な二枚舌、三枚腰の、とんでもない謀略政治手法を、私は冷酷に解剖する。

 ただし、今の日本に広がり充満する、就職できない若者たちの激しい怒りと怨念が、「こんな国になんか一度、全部、壊してくれ」という熱気が、橋下徹への熱狂的な支持となって、現れていることは、私にも肌身で分かる。それは痛いほど分かる。だから国民の広い層の橋下人気の、その現象の分析を、政治学研究として徹底的にやらなければいけない。橋下を背後からあやつるアメリカの大きな力をこそ冷酷に見抜かなければならない。 

 ここの「今日のぼやき」に、中田安彦研究員が、今の日本で一番の、最高に素晴らしい 橋下徹研究を載せている。この、

 学問道場 今日のぼやき 「1296」番 橋下首相を誕生させようと目論む、関西財界ネットワークの正体とは   2012年4月3日 
中田安彦筆

をしっかり読んでください。そうすればあなたは今の日本の焦眉(しょうび)の政治課題 を正確に理解したことになります。

副島隆彦拝


(転載貼り付け始め)


「 嫌われ者 野村ホールディングス「消滅」秒読み 」

週刊実話   2012年4月14日号

 金融界の重大関心事だった増資インサイダー疑惑が、ついに「事件」として炸裂した。市場の番人の異名を取る証券取引等監視委員会が3月21日、大型の公募増資に絡んで内部情報に基づくインサイダー取引を行ったとして、中央三井アセット信託銀行に課徴金を課すよう金融庁に勧告したのだ。

 課徴金そのものは、不正利益の中から中央三井が得たファンド報酬額に沿って算定されることから、わずか5万円の納付命令にとどまっているが、投資のプロが公募増資のインサイダーで摘発されたこと自体が「前代未聞の大事件。監視委は一昨年の夏以降、執念の内偵の末にやっと摘発にこぎ着けた。当然、次のステップが視野にある」と市場関係者は打ち明ける。

 インサイダー取引が 表面化したのは中央三井アセットの株式運用担当者。国際石油開発帝石が2010年7月に公募増資を行った際、主幹事を務めた野村證券の営業担当から事前に情報を入手し、国際石油開発帝石株を空売り(保有していない株式を証券会社などから借りて売り、下落してから買い戻して返す投資手法)、運用する海外投資家向けファンドに約1400万円の利益をもたらしたという。

 現行法ではインサイダー情報を入手して利益を得た者は処罰の対象となる半面、組織を含めた情報提供者は罪に問われない。しかし、関係者は「情報を漏らしたのが野村の女性営業員」だったことに驚きを隠せない様子で語る。

 「証券会社は、企業の増資やM&Aなどを担当する投資銀行部門と、投資家に株式などの売買を勧める営業部門の間 に情報の壁を置くほど情報管理を徹底させている。それにもかかわ らず、野村の女性営業員が本来ならば知り得ない増資情報を入手し、これを漏洩した事実が明らかになったのは言語道断です。

 情報管理がルーズだった何よりの証拠で、ことによると他の営業員も関与していた可能性だってある。当然、監視委はインサイダーの闇に切り込むでしょうし、これでパンドラの箱が開いたら野村の信頼は失墜します」

 今回のインサイダー摘発に際し、当の野村は「まことに遺憾。当局の調査に全面的に協力する」とのコメントを発表したが、2010年9月に同社が主幹事を務めた東京電力の公募増資を巡っても、大掛かりなインサイダー取引疑惑が囁かれている。

「東電だけではありません。あの当時は日本板硝 子、相鉄HDなどでも増資インサイダー疑惑が公然とくすぶり、海外の投資家から『日本はインサイダー天国だ』と非難された。これに危機感を募らせた監視委が解明に向けて調査を開始したのですが、海外のヘッジファンドを含め関係者の口は予想外に堅い。

 そのため膨大な売買の中からコツコツと疑わしい関係を洗い出し、やっと摘発の第1号にこぎ着けた。従って第2弾、第3弾はもちろん、証券会社に対しても業務改善命令だけでなく、刑事罰の対象にも加えるよう金融庁に働きかけています」(証券記者)

 ただでさえ野村ホールディングス(HD)と傘下の野村證券は、オリンパス、AIJ投資顧問など、OBの救い難いマネースキャンダルで世間から白い目で見られている。そこへインサイダーの追い打ちで厳罰を与えられれば信用失墜を招き、業績不振の泥沼にはまる。

「その場合、米格付け会社のムーディーズは躊躇することなく野村をジャンク債に格下げする。野村HDの古賀信行会長、渡部賢一グループCEOなどが恐れるシナリオです」と、前置きして野村ウオッチャーが喝破する。

 「去年の11月、ムーディーズは野村が海外事業の収益悪化から7〜9月決算で最終赤字(460億円)に陥ったのを見届けると、格付けを引き下げの方向で見直すと発表した。その直後に英フィナンシャル・タイムズ が『傘下の野村不動産 と野村総合研究所を売却するのではないか』と“フライング報道”したこともあって、野村がキャッシュ不足で悲鳴を上げているとの憶測が広まった。

 まさにそれを追認するかのように、ムーディーズが3月16日、野村HDの格付けを投資適格の最低水準まで引き下げた。増資インサイダー摘発の前だったおかげか、ジャンク債の烙印を押されなかったのは不幸中の幸いといえますが、もしもそうなったら国際的にも信用は地に堕ち、野垂れ死にが現実味を増してきます」

 かつては証券界のガリバーとして君臨した野村HDが、いまや存亡の危機に直面しているのだ。「野村の屋台骨が怪しくなってきたのはリーマンの欧州とアジア部門を買収するなど、身にあまる投資にのめり込んだこと が大きい。今さら元に戻れず、といってこのままでは立ち行か なくなる。

 だからこそ金融庁はメガバンクの傘下に入るよう水面下でプッシュしている。実際、野村首脳がメガバンク首脳と密かに接触した姿が目撃されています。その後、どこまで交渉が進んだかは明らかになっていませんが、増資インサイダー摘発を機に金融庁が野村に決断を迫っている、とのアングラ情報が飛び交っています」(金融情報筋)

 とはいえ、野村にも意地がある。だからこそ金融庁が描くシナリオに反発し、単独での生き残りを模索しているとの見立ても一部にある。これまではHDと傘下の野村證券はトップが兼務してきたが、4月からはHDと実働部隊である証券のトップを別にしたのが好例だ。しかし、野村ウオッチャーは冷やや かに言う。

 「金融庁と監視委は表裏一体で野村包囲網を敷いている。メガバンクを駆け込み寺にさせる方針を決めている以上、最後のあがきを認めているだけでしょう」

見えてきた野村の命運は、果てしなく暗い。

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦拝   <転載終わり> −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−    久しぶりに副島先生が野村證券について書かれています。野村證券は厳しい状況のようですね。日本の富裕層200万人に対して、一人につき数千万円(5,000万〜6,000万円)のファンドを販売し、損を出させたそうです。野村としてもアメリカの言いなりの財務省から圧力を掛けられやったことなのでしょうが、当然責任はありますので、倒産も仕方ないと思います。我々庶民はファンドを5,000万円も買えないので、他人事ですが、当人としてはたまったもんではないですね。    4月17日に副島先生より携帯にお電話をいただきました。4月末ころにひふみ農園福島に、学問道場の門下生の60名の皆さんと一緒に、見学に来られるとのことでした。あいにく私は翌日にひふみ農園丹波篠山の実習会なので、副島先生にお会いすることはできませんが、ウチの農園のメンバーは集まるようです。  そのお電話の中で、5月に赤城にも一度来られるとも言ってくださいました。詳しくはお話しはできませんが、先生も野菜などを少し栽培されておられるそうです。ですので、その日はスーパー活緑を差し上げようかと考えています。相当野菜が元気になるので、先生もきっとびっくりされると思います。 5月に副島先生が赤城農園に来られる日程が決まりましたら、オーナーさんにはご連絡したいと思います。ご期待ください。    いよいよ明日は、ひふみ農園赤城の実習会です。関東のオーナーの皆さんが集まり、作業をされます。明日はウチで種から栽培したエンドウがありますので、皆さんに植えていただきます。昨日、目黒のSさんと神流のOさんが、エンドウを畑からポットに300個ほど移してくださいました。大変な作業で、感謝です。また、もう遅いですが、ジャガイモもありますので、まだ植えていないオーナーさんは植え付けるとよいと思います。尤も、今年は遅かったので、まだ大丈夫だと思います。    月に一度開催される実習会は、オーナーさんの他には、ひふみ友の会会員さんも参加できます。長靴や運動靴、軍手、タオルがあればOKです。後は全て農園にありますので。トイレも洗面もすぐ近くにありますので、問題ありません。  明日は皆で楽しくやりましょう!      

 

・学問道場

揺るがぬプーチンが目指す世界秩序とは?

<金貸しは国家相手に金を貸すより転載>

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2012年、新興国はどう動く?(10)〜大統領選圧勝!揺るがぬプーチンが目指す世界秩序とは?〜

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(大統領に再選したプーチン)


『ロシア大統領選の行方⇒プーチン降ろしを扇動しているのは誰か?』に続き、ロシア第2弾です。


前回の中東第二弾では、世界は、イラン戦争を始めたい戦争屋ロックフェラー、中東民主化運動を仕掛け市場拡大を狙う金融屋ロスチャイルド、金貸し支配から脱却し世界覇権を狙う新興勢力ロシア・中国という三つ巴の均衡状態となっている現状が明らかになってきました。


3月4日の大統領選で、プーチンは見事4年ぶりに大統領に返り咲きを果たしました。
金貸し支配を受けていないロシア、次にプーチンはどう動くのか?


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■予想通りのプーチン圧勝
加熱する反プーチンデモの影響、マスコミからは得票率が過半数を割り決選投票へもつれこむとも言われましたが、蓋を開ければ見事再選を果たしました。


【結果】
1位 プーチン             63.6%
2位 ジュガーノフ(共産党)      17.2%
3位 プロホロフ(ロシア3位の大富豪)  8.0%
4位 ジリノフスキー(自民党)      6.2%
5位 ミローノフ(公正ロシア)      3.9%   


マスコミの報道に反して、オリガルヒ排除と強いロシアを掲げるプーチン氏の支持基盤は磐石であることが改めて示されました。


同時に、米国主導の反プーチンキャンペーンという逆境を乗り越えたプーチン。当選スピーチでの涙にはとても感慨深いものがありました。


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(当選スピーチ)


プーチン再選により、最短6年次期大統領再選で最長12年の長期政権が誕生しました。プーチンの事実上の部下であるメドベージェフ政権も含めると、合計24年もの長期政権が誕生したことになります。


この長期政権で、ロシアはどんな一手を打って来るのか非常に気になります。
プーチン氏が大統領選に向けて発行してきた7つの政策論文をもとに、ロシアの外交戦略を明らかにしたいと思います。





■プーチンの掲げるユーラシア連合構想とは?

プーチン氏は「我々は強力な超国家的統合モデルを提案し、それは現代世界の極の1つとなるとともに、ヨーロッパとダイナミックなアジア太平洋地域を結び付けることが出来る効果的なつなぎ役となるだろう」と記している。つまり、ロシアが主導する関税同盟を旧ソ連地域で発展させ、大西洋から太平洋まで広がる大経済圏となる「ユーラシア同盟」を形成するというものだ。ユーラシア同盟は、EU(欧州連合)をモデルとし、統一通貨や中央銀行が導入され、参加国の生産ポテンシャルをはじめ、輸送ポテンシャル、インフラポテンシャルを結集することで、大きな利益を生むものと強調されている。(参考

 

ベラルーシ、カザフスタン、ロシア間で深い経済的、政治的統合を行う構想のこと。キルギス、タジキスタンなども興味を示しており、その他にもバルト三国・モルドバ・グルジアを除く旧ソビエト連邦の共和国であった国々、および旧ソ連との関係が深いモンゴル国が候補国とされる。(参考

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(ユーラシア連合構想)


アメリカのドル、EUのユーロに対する第三の経済圏の構築 を目指しています。現段階では具体的な話が進んではおらずあくまでも“構想”という位置づけです。しかし、今まで暗黒地帯だったロシアに東西を繋ぐ新シルクロードが開かれれば、EUや中国にとっても決して悪い話ではありません。


現状の参加国は旧ソ連諸国に留まっている状態ですが、今後どこまで参加国を拡大できるかはロシア次第と言えるでしょう。





■もう一方の大国である中国とはどう付き合うのか?

 

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(プーチンと習近平)

「中国経済の成長は脅威ではなく、実務協力の巨大なポテンシャルを包含する呼び水であり、『中華の風』を追い風としてロシア経済の『帆』で受けるチャンスだ」とプーチン氏はみなしている。 (参考


ロシアは、中国に対して敵対するつもりがないことを明確に示しています。むしろ、中国とEUを結ぶ『ユーラシア連合構想』を提案することで、中国との関係強化の姿勢を示しています。また、この中ロの関係強化は、双方にとっても外交上有効なカード として、欧米からの様々な譲歩を引き出す上で利用できます。


■欧州ロスチャイルドには経済的連携を容認
欧州ロスチャイルドや、欧州貴族に対しては、国内で勢力を拡大させることは許さないが、国内企業との接触に対しては容認する姿勢を見せています(参考


プーチンは、

「ロシアは大欧州の不可分かつ本質的な一部である。ロシアが、大西洋から太平洋に至る、単一の経済的人的空間の創出を提唱しているのもそのためだ」(参考


と述べています。

 


欧州に対しては、中国同様、ユーラシア連合構想を提示し、経済的な協力関係を前進させていく姿勢を示しています。


■米国に対する厳しい姿勢
一方、米国に対しては厳しい姿勢を崩していません。

ロシアのプーチン首相が、「アメリカとNATO北大西洋条約機構のミサイル防衛システムのヨーロッパ配備の目的は、ロシアのミサイル防衛システムと核兵器の無効化であり、イランと北朝鮮が脅威であるという主張は、口実以外の何ものでもない」と表明しました。(参考) ロシア中部のセリゲル(Seliger)湖畔で行われた与党支持・青年運動組織「ナーシ(Nashi)」のサマーキャンプを訪れたプーチン氏は、青年らを前に行った講演のなかで、「あの国(米国)は借金暮らしをしている。だが、収入に見合った生活をせずに、責任の重さを他国に移している。いわば『パラサイト(寄生生物)』のような生き方だ」と、米国を批判した。(参考


米国の仮想敵を作り出す戦争経済や、ドル暴落に対する無責任さに対する批判。さらに、再三ロシアの資源獲得を画策する米国資源メジャーに対しては、強権発動で白紙撤回するなど米国に対しては一貫して厳しい姿勢をとり続けています。



■中国と欧州を取り込みながら米国の締め出しを図っている

「ロシアはBRICSのパートナー国との協力に優先的意義を付与しており、これからも付与していく。このユニークな機構は、一極支配から、より公正な世界秩序への移行をきわめて明瞭に象徴している」(参考

 

以上のように見てくると、ユーラシア連合構想を引き合いに、主に中国・EUと経済的な連携をとりながら、アメリカの締め出しを画策しており、ドル一極支配体制へからの脱却を推進 していることが読み取れます。


この提案は、ユーロ危機を抱えるEU、米国債100兆を抱える中国にとっては、アメリカよりロシアのほうが将来的な経済の安定性、地政学上も有利なことは間違いなく、決して悪い話ではありません。


こうなれば、取り残されたアメリカが世界共認を無視して武力行使を踏み切るのを、阻止することが目下の課題となっていきます。


ロシアの考える新秩序とは、これまでのアメリカによる一極支配からの脱却を第一段階として考えているのでしょう。






■日本への期待のまなざし

 

では最後に日本に対してはどのような態度をとっているのでしょうか?

【東日本大震災】露プーチン首相、欧州経由で日本にガス供給増を提案 - MSN産経ニュース

北方領土を「日本領」と記載…プーチン首相の公式サイトで

 

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(北方領土)

大統領就任直後から北方領土の解決に向けた提案がなされ、さらにガスパイプライン構想や、LNGの輸出増量計画、さらには日本とロシアを結ぶ鉄道構想など、日本に対して積極的な関係構築姿勢を示しています。


現状、これに対する日本政府の正式な見解は示されていません。


しかし、大局的に見ればアメリカは衰退する。一方、ロシアはエネルギーを武器にその影響力を拡大しており戦略を誤らなければ、世界秩序の要になることはほぼ間違いない状況です。


対米従属路線から離脱して、日本の将来を創っていくための大きな転機が訪れています。もちろん、対米従属を続けて来た日本が180°の方向転換するには時間がかかることを、プーチンも十分承知の上の提案なのでしょう。


その状況が分かっているからこそ、政策論文には日本について言及せず、北方領土についても早急な解答は求めていません。


ロシアからの上記の提案は、まさに『アメリカからの離脱の意思』を問われているのです。

<転載終わり> −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 ロシアに対して考える時、日本国民としては正式な日本領である北方四島の返還がなされないと、前に進めないと考えてしまうのは致し方ないと思います。私も当然四島が返還されて当たり前と長年考えてきましたし、今もそう思っています。    しかしながら、親日のプーチンさんが大統領にいる間に、この問題を解決して、新しい日露関係を進めて行くのがよいのではないかと最近は思います。プーチンさんが提唱されているように、先ずは二島を返還してもらい、その後残りの二島を返還してもらう方法が現実的ではないかと考えています。    私の気持ちの中では、ロシア(当時のソ連)は日ソ中立条約を破って、北方領土に進撃してきたずるい国というイメージがあるのですが、よく考えてみると、広島と長崎に2発もの原爆を落とした国よりは、ずっとマシだということに気付きました。原爆を2発も落とした国とこれだけ仲良くやっているのですから、ロシアと友好的に付き合えない道理はないと思いました。 

 では、実際にロシアと日本が第一段階として二島返還に向けて話しを進めたとすれば、必ず邪魔が入ります。絶対に四島返還でなければいけない!という理論です。ヤクザがやってる街宣車が二島返還は非国民だと、がなり散らすと思います。更に、ロシアとパイプを持つ政治家は、鈴木宗男さんのように謀略にかかってしまいます。或いは、中川一郎さんのように謀殺されてしまいます。誰がやってるかは、こちらの読者ならもうお分かりですね。日本とロシアに仲良くされては困る国ですね。    日本とロシアが手を組み、そして中国も仲間になったら、世界一です(笑)。しかもとても近いのです。新潟から1時間40分でウラジオストクですし、上海には2時間30分で着きます。反中に拘るのも少し控えて、三国で世界のために貢献するような協力体制を作ったらよいと思います。欧米も今までは少しは良い面もあったのですが、今は金属疲労を起こして不安と不満だけになっています。すぐに欧米がダメで、アジアの時代ということになるわけはありませんが、少しづつ時代は変わっていっています。先ずは、ロシアをもっと知ることからかも知れませんね。中国に日本企業はたくさん出ていますので、日本との行き来は多いですが、ロシアは観光旅行に行くくらいではないでしょうか。もちろん貿易も多くはなってきてはいますが。観光旅行といっても、ロシアに行った人はあまり聞きません。今一番行きたい国はロシアです。機会があったら、是非行ってみたいと思います。   *ようやく会社の決算のメドがある程度立ちました。結構大変でした。今日から、また活動開始です。  昨日からひふみ農園赤城に、22歳のS君が仲間に加わりました。日本の農業従事者の70%が65歳以上ですから、ひふみ農園は異常に若い集団になります。昨年から常駐している29歳のY君でも相当若いのに、S君は22歳です(笑)。日本の農業は明るいですね!ひふみ農園はドンドン平均年齢が下がっています。今は32.2歳です。私一人で頑張って平均年齢を上げていますが間に合いません(笑)。最近はひふみ農園や神社巡りには、若い方がずいぶん多くなって来ました。いよいよ若者に火がついたかも知れません。  土作りのために、今ひふみ農園丹波篠山に新幹線で向かっています。昨日までの雨がウソのような快晴です。今日でだいたい土作りは終わると思います。30日には12名のパスポート会員のオーナーさんが来られます。その他見学やひふみ友の会の会員さんが実習会に来られます。もう定員になってしまいましたので、見学は終了となりました。ひふみ友の会の会員さんは、有償で実習会に参加できます。「玉響」5月号にチラシが入りますので、チラシに記入して東光社さんにファックスしてください。すぐに満員になりますので、お早めにお願いします。  今日もハリキッテ行きましょう! −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−           ・金貸しは国家相手に金を貸す

「小沢無罪の判決を受けて」副島隆彦氏

<学問道場より転載>

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小沢無罪 の 判決を受けて    
副島隆彦です。 昨日(26日)は私も、小沢一郎に対する東京地裁の無罪判決をテレビで見ていた。NHK以外は、ほとんど現場からの実況の報道をしなかった。日本のテレビ、新聞は、いよいよ腐りきっている。

それでも、まだ社会部(サツ回りを中心とする実社会の事件を追いかける)には、まともな判断力のある記者たちが残っているだろう。それに期待するしかない。

 小沢一郎への政治裁判、政治弾圧、裁判所・検察庁まで使った違法裁判への、かろうじての無罪の判断があって本当に良かった。 これで、まともな神経をしている小沢派の政治家(国会議員)たちを中心にして、それを支える私たち日本国民の努力が、少しは報われた。私も言論人の端(はし)くれとして、これまで3年間、ずっと、小沢無罪を主張してたくさんのことを書いてきて嬉しく思う。

(転載貼り付け始め)

「 小沢被告に無罪判決 陸山会事件」

産経新聞 2012年4月26日 10:14  

 資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる事件で、政治資金規正法違反(虚偽記載)罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の判決公判が26日、東京地裁で開かれ、大善文男(だいぜんふみお)裁判長は無罪を言い渡した。求刑は禁錮3年。平成21年5月に導入された強制起訴制度による判決は2例目で、いずれも無罪となった。

 無罪判決が相次いだことで、検察審査会や強制起訴をめぐる議論に影響を与えそうだ。小沢被告は、元秘書らと共謀し、陸山会が平成16年10月に支払った土地取得費計約3億5200万円を、16年分ではなく17年分の政治資金収支報告書に支出として記載した、などとして強制起訴されていた。

 小沢被告は「検察が違法な捜査を行い、検察審査会を誘導した」と無罪を主張。(1)検審の起訴議決に基づく起訴の適法性(2)虚偽記載の有無(3)元秘書との共謀の有無−が争点となった。

 小沢被告に「収支報告書の内容を報告し、了承を得た」とする元秘書らの供述調書がほぼ唯一の直接証拠だったが、東京地裁は2月、取り調べに「利益誘導や圧力があった」として大部分を退けた。


 「 全面戦争で検察完敗…小沢氏に軍配 強制起訴は「適法」 」

産経新聞 2012年4月26日

 小沢一郎民主党元代表は初公判から一貫して、起訴議決を出した検察審査会ではなく、捜査を担った検察への批判を繰り広げた。「検察VS小沢氏」の構図となった法廷。裁判所は審理の末、今回の起訴議決に基づく強制起訴を「適法で有効」とし、強制起訴の効力に関して初めてとなる司法判断を提示。一方で、捜査を「謀略」と指弾した小沢氏側に軍配を上げて無罪とし、検察当局には衝撃が広がった。

 「今回の事件は民主党の政権交代が現実味を帯びた状況下で、小沢つぶしを画策した検察の謀略だ」 昨年10月6日の初公判の意見陳述。小沢氏は冒頭からこう切り出し、検察との対決姿勢を鮮明にした。

 小沢氏は政治資金収支報告書の処理には関与していないことを強調し、東京地検特捜部について「国民から何の負託も受けていない一捜査機関が、議会制民主政治を踏みにじった。憲政史の汚点として後世に残る」と強く非難した。

 法廷での検察批判は続き、先月19日の最終意見陳述でも「不当捜査で得た調書を提供して検察審査会の議決を誘導した。私はいかなる点でも罪に問われる理由はない」と主張。弁護側も最終弁論で「立件に失敗した検察が、検審を欺いてまで小沢氏を起訴しようとした」と、裁判長に公訴棄却を求めた

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。 問題はこのあとだ。さあ、これからどうするかだ。 奇妙な静けさが日本全体を包んでいる。小沢一郎への憎しみを込めて、蠢(うごめ)いてきた官僚どもと、テレビ・新聞を支配している人間たちと、さらにその上にいる首謀者たち( 法務省・警察庁・裁判所・検察庁までも人事面からあやつって来た者たち)は、きっと一様(いちよう)に白けて、言葉を失っているはずである。あれほど強引な、筋の通らないことをテレビで喚(わめ)き続けて、それで自分たちの違法言動のかずかずを国民から見抜かれているのだから。

 私たち小沢一郎の政治改革を強く支持してきた国民は、総大将の小沢一郎のこれからの動きを注視して、政治勢力としての結集を作って、再度の巻き返しを行なってゆくべきだ。あの三年前の2009年8月末の「民主党マニフェスト革命」の大勝利にまで、日本国を引き戻さなければいけない。 

 しかし今の日本国内に広がっているのは奇妙な静けさだ。国民は皆黙ってうつむいている。私たちは、200万人、300万人の渦を作って日比谷公園に結集して、日本の改革を予定通り進めてゆくだけの気力と熱気を奪われている。この奇妙な政治的な、膠着(こうちゃく)状態、対峙拮抗線での静けさと空虚感をこそ警戒しなければいけない。

 見苦しく登場した野田佳彦首相は、このあともまさしく自分の政治生命である消費税増税の国会審議に向けて突進しようとしている。せめて、「(小沢無罪に対して)厳正な司法(部)の判断を尊重する」というぐらいの首相声明ぐらいは発表できなかったのか。それぐらいの事もできない、小兵(こひょう)の男を、アメリカにあやつられたままに、私たちは自分たちの首相として上に置いている。

 敗戦以来、67年にもなるのに情けない被占領国の属国の国民だ。 戦争に負けると、それでおしまいなのではなく、さらに支配・占領が何十年も続くのだ、と、私たちは自分自身の人生にまで影響を与える外側の大きな枠組みというものを否応(いやおう)なく知らされる。 

 野田佳彦は、この4月21日に、ホテル・オークラで開かれた「米欧日三極(さんきょく)委員会、トライラテラル・コミッション」という 日本を政治、経済の両面であやつるための非公式会議で、首相として演説していた。前の菅直人だけでなく、彼までもジェラルド・カーティスがあやつって育てて、日本の首相にするという、アメリカの裏指導者たちの根回しで、10年前から(いや20年前から)計画的に実行されてきたことだったのだな、とよく分かる。

 消費税の増税も出来ず、TPPへの日本の参加表明も出来ない(30日の日米首脳会議で、そう日本側は打ち出すらしい。オバマは、即座に野田を見捨てるだろう)ということになると野田政権の先はもうない。 だが、消費税増税の法律は通せなくても それを「既定路線にする」ことまではやらされて、アホの野田たちは使い捨てにされる。日本国民にこれだけ嫌われたままのお払い箱である。もう少し自分の頭の使いようはないのか。

 私たちは、法務省・検察庁”赤レンガ組”(東大法卒のアメリカが育てた法律官僚たち)と私大出だが宗教団体が動かす検察官・裁判官たち を 道具として使った、アメリカによる 小沢一郎への政治弾圧で、私たち日本国民の貴重な3年間(民主党政権になって、2年10ヶ月だ)を空費させられた。

その間に、新興5大国(ブリックス)を中心にする新興国がどんどん国力を付けてきている。 欧と米の先進国の金融システム崩れのだらしなさ(金融バクチをやり過ぎての自壊現象)に引きづられて、かつアメリカにあまりに国民の資金を強制的に差し出させられ奪われるものだから、私たちの日本も疲弊しきっている。 

 2010年の9月14日の民主党代表選挙で、計画的な不正選挙が行われて、小沢一郎 200票 に対して、菅直人 206票 という クーデターで菅直人という愚劣な男が居座った。 あのときの勢力伯仲で分かったことだが、小沢一郎と鳩山由紀夫を支える民主党の国会議員は、200人弱にまで切り崩されている。70人ぐらいの衆参の議員が反改革の方に回ってしまった。

「次の選挙で落ちたくなかったら、言うことを聞け」消費税増税派の方に、つぎつぎと転向していっている。 だから、今の民主党を内部から立て直すことは至難の技だ。 

 私たちは、あんなに愚劣な菅直人や仙谷由人や前原誠司(それから、すべての松下政経塾出の政治家たち)や野田佳彦を 見てしまった。国民の多くが、自分たちの期待を裏切った者たちに二度と投票することはない。 それで、つぎの政局(せいきょく)が表れた。

その予想は、今日から全国の本屋に並ぶ私の新刊書の「欧米日 やらせの景気回復」(徳間書店刊)に書いたので読んでください。

私たちはしぶとく次の闘いに挑まなければいけない。こんなに国民と共に歩むことを知っている指導者がいるのだから、彼らを支えて困難の中を生きてゆくしかない。若者たちに職を与えなければいけない。夢を与えなければいけない。国民の失業率を減らすことこそは政治が一番大事にすべきことだ。そのためには、本物の正しいケインズ主義の成長経済の政策を実行しなければいけない。

 私は、次の局面で、橋下徹=竹中平蔵 の 恐ろしい 本物の 日本にも遂に出現したファシズムの政治勢力が台頭することを一番警戒している。今、このように書くことはまだ時期早尚であり、なかなか理解を得られないだろうが、私としてはやはりこのように書いておくしかない。

 私は、2009年8月のあの民主党マニフェスト選挙に勝利した時の、あのときの国民の正しい熱気と期待に戻るべきだと、それこそが、私たちの今の指針だ、と強く思う。

 私が、今でも念じるように 覚えているのは、若い民主党の政治家たちが、自分のネットに一様に書いた、以下の政治改革、公務員制度の改革の 大きな方針だった。

  「今、多くの国民は、官益を断ち民主党の改革を信頼してくれてい る。 現 在4800の公益法人に28000人の官僚が天下っている。そしてここに総額5兆9000億円の税金が毎年投入されている。この数字は年々自己増殖ばかりであり、中央省庁所管の独立行政法人(独法、どっぽう)の101法人は、完了による天下り先の温床だ。ここに毎年12兆5000億円の税金が投入されている」


上記と同じ内容の文章を、細野豪志(ほそのごうし)だけでなく、若手の民主党の政治家たちは書いて表明していた。 そして今は見難く変質し尽くした野田佳彦も言っていたことなのだ。それを 最近は「野田の過去のシロアリ退治」として、植草一秀氏が証拠を掴んで言っているのである。

 人間は恥知らずに変節できるし、言っていたことをコロリと変えて、どんどん豹変することこそ、政治家の常であると、諦(あきら)めきった民衆はいつも、がっかりして遠くから眺めるように見ている。 

 アメリカに命令されてやらされる、日本国民は誰も望まない増税などよりも、上記のシロアリ退治(官僚天下り退治)の政治を、私たちはもう一度、今の民主党にやってもらわなければいけない。 それには、政権の大臣(デージン)さまになった途端に、見苦しく変節した者たちを厳しく公然と叱責して、3年前の「2009年8月民主党マニフェスト」の「国民の生活が第一」の原点に戻って、日本改革を日本国民の手に取り戻さねばならない。 

 最後に、以下に載せるのは、森ゆうこ議員が、「(ジェラルド・カーティスは呼ばれて)どうして自分たちの記者会見は出来ないのだ」として書いた「日本外国特派員協会へ要請文」である。 外国人記者クラブの記者たちは、白けたような顔をしていただろう。

 自分たちが所属する世界各国からの報道機関(その実態は、アメリカのグローバリスト=地球支配主義者=のメディアが大半である)への記事の書き方を気にしていただろう。自分の上司や経営陣であるグローバリストたちに逆らえるほどの、本物のジャーナリスト魂をしている人間は、ここの白人記者たちにはもう残って居ないだろう。

(転載貼り付け始め)

参議院議員 森ゆうこ

2012/04/25

 外国人特派員協会の記者会見は実現しなかったが、下記の文書と衆参両院議長に提出した要請文を、特派員全員に配布して頂けることになった。


日本外国人特派員協会 会員各位

議会制民主主義の危機 「小沢裁判の違法性について」

 東京第五検察審査会の「起訴議決」による「小沢裁判」が明日4月26日、判決を迎える。一昨日我々は、別紙のとおり、衆参両院議長に対して「検察審査会の実態調査を目的とする法務委員会秘密会の開催について」の要請を行った。2日間で集まった136名の国会議員の署名を添付したところである。

 密室で行われた11人のくじで選ばれた国民による「起訴議決」の違法性については、別紙要請文に述べたとおりであるが、その審査の資料は東京地検特捜部が作成した「捜査報告書」である。昨日発売された週刊誌「週刊朝日」に、その一部が暴露されたが、検察は証拠がなくて小沢氏を起訴出来なかったにも関わらず、犯罪事実が確定されたと記載している。これは、捜査当局による「有印公文書偽造」であり、明らかに犯罪である。

 一人の政治家を有罪にするために、密室で、しかもいわば法律には素人の審査員を「起訴議決」に導くために、ねつ造された報告書が提出されたことが判明した以上、この裁判はただちに取りやめるべきであり、「捜査報告書」のねつ造に関わった関係者は厳正な処分を受けるべきである。またこれは組織的でなければ行い得ないことである。

 そうであるとすれば、日本国憲法に規定された正当な選挙で選ばれた国民の代表であり、国権の最高機関の一員である国会議員、しかも、そのような謀略がなければ総理大臣になったであろう人物を、捜査当局が不当に弾圧できることになり、これは、我が国の民主主義の根幹を揺るがすものである。

 日本のマスメディアは、このような事実を正しく報道しないばかりでなく、メディアスクラムによってその謀略に加担してきた。私は、真実を国民や世界に知らせるために、日本外国人特派員協会会員各位のご協力を切にお願いするものである。

2012年4月25日

前文部科学副大臣参議院議員 森ゆうこ

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。上記の森議員の 文の中の、「 「起訴議決」の違法性については、別紙要請文に述べたとおりであるが、その審査の資料は東京地検特捜部が作成した「捜査報告書」である。・・・・「捜査報告書」のねつ造に関わった関係者は厳正な処分を受けるべきである」 が、重要な箇所である。

 昨日の小沢無罪の判決では、この 検察庁の取り調べ検察官が、上司と上層部に書いて上げた「捜査報告書」という内部文書(当然、公文書である)が、捏造によるものであることを裁判所が認めた。その捏造文書を作成した田代政弘(たしろまさひろ)特捜部検事だけでなく、それを共同で作成したと推測がつく、東京地検特捜部の部長だった 佐久間達哉や、上田主任検事や、大鶴基成(おおつるもとなり)高検検事までを逮捕して刑事裁判に掛けなければいけないということである。

 さらにはその文書があがって来ていたわけだから、その内容を了解していた 伊藤鉄男最高検次長、岩村修二・東京地検検事正(地検のトップ)そして樋渡利秋(ひわたりとしあき)検事総長たち が、知っており、かつ証拠隠滅していないかが、これから犯罪捜査されなければいけない。 

 小沢無罪でボロボロになっている検察庁内部 と 法務省”赤レンガ組”の 犯罪を、ここで隠蔽(いんぺい)され押しつぶされることなく、すべてを表に出して彼ら法律官僚たちを裁判に掛けることである。

 同じく「検察審査会」なる 最高裁に所属する 奇っ怪になってしまった国家機関を違法に動かした裁判官たちも取り調べを受けて、処罰されなければいけない。

副島隆彦拝     <転載終わり> −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−    小沢一郎氏が無罪判決となりましたが、当然の判決だと思います。もし小沢氏を有罪とするのであれば、それ以上に罪の重い自民党の議員たちを先に有罪にしなければなりません。  小沢氏が無罪となったことで、アメリカの言いなりの官僚や検察はどう思っているのでしょうね。今回小沢氏を有罪にするには、あまりに無理があったわけですが、ネットでその動向を監視する市民が大勢いたため、露骨なこともできなかったのでしょう。    イシヤの面白いところは、表向きは民主主義を標榜しているところです。本当は裁判もへったくれもなく、即有罪にしたいところでしょうが、表向きは民主主義なので、露骨なことはできないということのようです。     これでイシヤさんたちは、ずいぶんやりにくくなったに違いありません。      ・学問道場  

最新刊『闇の終焉と地球元年』(ヴォイス)が発売されます。

<ベンジャミン・フルフォード氏ブログより>

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ベンジャミン・フルフォードの国内外 金融・経済・政治の裏事情レポート

【 ★ 新刊発売のお知らせ 】

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4月24日(火) 最新刊『闇の終焉と地球元年』(ヴォイス)が発売されます。   『日月神示』研究の第一人者、中矢伸一さんとの対談です。日本における代表的な預言書とされる『日月神示』に“石屋”と呼ばれる存在が数多く登場することを知った時には驚きました。内容を見ると、その石屋とは、間違いなくフリーメーソン(石工)を指しています。他にも、今の世界情勢やこれからの日本の未来についてなど、僕が持つ情報と中矢先生が研究する『日月神示』とが、不思議とリンクするのです。   地球人類の過去、現在、未来、我々個人が何をどの様にしていくべきなのか・・・、中矢さんとは現実世界の話から不思議な話しに至るまで、時間をかけて大いに話しました。是非、読んでみて下さい。宜しくお願いします。

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<転載終わり>

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 昨日本屋で中矢代表とフルフォードさんの著書を購入しました。隣に副島先生との対談が載っている『日月神示建て直しの「超」暗号』が平積みになっていましたので、どちらも購入しました。これから読みます。

 また、今日はエクボの清水さんと中矢代表の講演会があるのですが、仕事で参加できません。川越のKさん、後で内容を教えてくださいね!

 

 

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