Quantcast
Channel: 日月神示の研究と実践
Viewing all articles
Browse latest Browse all 806

オバマ大統領が所感 核なき世界への決意を表明

$
0
0

<NHKニュースより>

---------------------------------------

 

 

アメリカのオバマ大統領は27日午後、現職の大統領として初めて被爆地・広島を訪問しました。平和公園で原爆慰霊碑に献花したあと、被爆者の人たちを前に「われわれは核兵器のない世界を追い求めなければならない」と述べ、核兵器の廃絶に向けて取り組む決意を表明しました。

続きを読む

オバマ大統領は27日、現職のアメリカ大統領として初めて広島を訪問し、午後5時半ごろ、平和公園に到着しました。
安倍総理大臣の出迎えを受けたオバマ大統領は、まず、原爆資料館で被爆の実相を伝える展示を見学しました。
そして、安倍総理大臣とともに原爆慰霊碑に献花し、黙とうをささげたあと、献花に立ち会った広島と長崎の両市長や被爆者の人たちを前に所感を述べました。
冒頭でオバマ大統領は「71年前、雲ひとつない晴れた朝、空から死が降ってきた。そして世界は一変した。せん光と炎の海がひとつの都市を破壊し、人類がみずからを滅ぼしうる手段を作り出したことが明らかになった」と述べました。
そして、「この地に立つと、私たちは原爆が投下された瞬間を想像せざるをえない。子どもたちが何が起きたのか分からず、恐れおののく姿を感じる。そして静かな叫びが聞こえる。われわれは悲惨な戦争で犠牲になった罪のないすべての人たちを思い起こす」と述べ、戦争のすべての犠牲者に哀悼の意を示しました。
そして「広島で亡くなった人たちは私たちと同じ普通の市民だ。彼らはもう戦争は望まない」と述べて、原爆で犠牲になった人たちの多くが一般市民であったことを強調しました。そのうえで「いつかは被爆者の声を直接、聞くことはできなくなるが、1945年8月6日朝の記憶を決して風化させてはならない」と述べました。
また、「われわれは核兵器を保有する恐怖の論理から脱する勇気を持ち、核兵器のない世界を追い求めなければならない。私が生きている間に実現しないかもしれないが、絶え間ない努力によって破滅を避けることはできる」と述べ、核兵器の廃絶に向けて取り組む決意を示しました。
さらに「われわれは、戦争についての考え方を変え、外交を通じて対立を避けるようにしなければならない。過去の過ちを繰り返してはならない」と述べたうえで、「広島と長崎を核戦争の始まりとして記憶するのではなく、人類の道徳的な目覚めにしなければならない」と述べ、被爆地の経験を伝え、核兵器が2度と使われないようにしなければならないと訴えました。
このあと、オバマ大統領は、握手をしたり抱き合ったりしながら、2人の被爆者と会話を交わしました。
そして、安倍総理大臣とともにゆっくりと歩いて原爆ドームを視察し、平和公園を後にしました。
現職のアメリカ大統領として初めてという歴史的な訪問を終えたオバマ大統領は、午後7時15分ごろ、山口県のアメリカ軍岩国基地を出発し、帰国の途につきました。

オバマ大統領が原爆資料館で記帳

アメリカのオバマ大統領は原爆資料館を視察し、芳名録に「私たちは戦争の苦しみを経験しました。ともに、平和を広め核兵器のない世界を追求する勇気を持ちましょう」と記帳しました。

また、安倍総理大臣は「原爆によって犠牲となったすべての方々に哀悼の誠を捧げます。恒久平和を祈り核兵器のない世界の実現に全力を尽くします」と記帳しました。

<転載終わり>

-----------------------------------

  昨日の夕方、米国のオバマ大統領が、現職の大統領として初めて広島を訪問しました。平和公園で原爆慰霊碑に安倍首相と共に献花をしました。その後、核兵器の廃絶の決意を表明しました。

 戦後71年目にして、初めて米国大統領が広島を訪れたことは、被爆者の方々をはじめ日本国民全員が待ち望んだことでした。もっと早く広島に来てほしかったというのが正直な気持ちですが、米国では戦争を早期に終わらせるためには、原爆投下は必要であったというのが、これまでの大多数の米国人の意見だったため、歴代の大統領たちも広島に来ることはできませんでした。

 時が流れ、戦争を体験した米国人も少なくなり、若い世代では原爆投下は間違っていたと考える人たちが40%に達したことから、今回のオバマ大統領の訪問に繋がったのだと思います。

 オバマ大統領の広島訪問に関して、米国内では反対意見が多くありましたが、それを押しての訪問となりました。歴代の白人の大統領では実現できなかったのではないかとも感じました。 

  一般の欧米人のマインドとしては、やられたら、やり返すというのが通常ですから、米国人の心理としては、いつか日本が核武装をして、米国を攻撃するのではないかと考えていても不思議ではないと思います。心理的に日本を相当怖れているわけです。いくら戦争だとはいえ、非戦闘員である広島と長崎の一般市民を無差別に殺戮したことは、戦時国際法に抵触する行為です。これは世界の人々も知っています。

 原爆を投下し、多くの市民を殺害した張本人が広島へ行ったら、多くの広島の人々から非難の言葉を浴びせられると考えるのが普通です。身の危険もあるかも知れません。おそらく外国ならそうなるでしょう。そんな怖ろしい役をやる大統領は誰もいないのです。その大役を見事実現できたのは、昨年4月に行なわれた安倍首相の米国議会での歴史的な演説であったと思います。かつて敵同士として、徹底的に戦った日本とアメリカが、戦後70年間友人として歩んできたことを評価した内容でした。そして今後は真の友人として、世界のために働こうという歴史的な宣言でした。その安倍首相の言葉で、多くの米国人は、日本から原爆投下の罪を許されたと感じたのではないでしょうか。

 米国人としては、いつ日本が核で攻めて来るか、怖くてしかたがなかったのでしょう。大変なことをしてしまったという罪の意識もあったと思います。安倍首相の演説がそれを払拭してくれたのではないでしょうか。その後ケリー国務長官をまず広島に訪問させて、様子を見たところ、非難されるどころか、多くの日本人が歓迎したのです。これで米国人はホッとしたと思います。日本人が許してくれるということは、本当だったのだと感じたのではないかと思います。そして、ついに米国大統領の訪問となったわけです。本当に喜んだのは、多くの米国人だったのではないでしょうか。原爆投下という歴史的事実を消すことはできませんが、日本から許されたという想いは、米国人を心底安堵させたに違いありません。このニュースを見た世界中の人々も、日本人の懐の深さを感じたのではないかと思います。

 今回のサミットを大成功させ、歴史に残るオバマ大統領の広島訪問を実現させた安倍首相は、歴代総理大臣の中で最も優れた総理大臣だと思います。世界の覇者である米国から信認された安倍首相は、今後はさらに米国に意見することができると思います。また、サミットの前には、ロシアを訪問し、プーチン大統領にも根回しをしています。米国大統領ともロシア大統領とも、絆を深めた安倍首相にとって、いよいよ本領を発揮できる土壌ができたように思います。1995年から日本に次期文明の中心が移ったと『ガイアの法則』にありますが、これからは目に見える形で進んでいくと思います。1200年にスタートしたイギリス文明も終焉を迎えた今、日本へバトンが渡ったことを、今回の伊勢神宮への参拝が示しているように思えました。

 

 

 

 

・NHKニュース


Viewing all articles
Browse latest Browse all 806

Trending Articles